そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「拉致問題」の政治的美味しさを堪能する安倍晋三

2018-06-10 | 安倍晋三

トランプと金正恩の歴史的米朝首脳会談を目前に、トランプ詣でに駆けつけた安倍晋三である。私は注文つけに行ったと書いたが、実は、「お金を出すから、拉致問題を格好だけでもいいから出してちょうだい」と、金を差し出していたのである。軍用機・航空機・農産物など数千億円の購入を知ろと、トランプが注文つけていたのである。中間線検挙に向けて、目に見える成果が欲しいトランプの思惑に乗ったのである。
途上国には金をばら撒く。すでに50兆円を超えている。これと全く同じ思想である。政治的に美味しい拉致問題である。モリカケ問題で出口をなくしている安倍晋三にとって、政権延命にもってこいの美味しい拉致問題で点数を稼ぎたい。ここは何として、金正恩に拉致問題を取り上げてもらい、政権浮揚を図りたい。小泉純一郎のように。
最大圧力という言葉を口にしない、とトランプは会談を前に口にしている。目に見える政策転換で核廃棄が行われるまで、経済制裁の手を休めるべきでないという、安倍晋三が世界的に干されて浮くのは理由がある。金正恩が日本を外しても困らないための手を打ち始めている。中国にロシアにイランや東南アジア諸国などと連携を深めている。たった茨城県ほどのGDPの国家が2000倍近い大国の、アメリカを手玉に取っている。世界第3位の経済大国日本の、何とも情けない従属姿勢を見ると、言葉を失う。ましてや、今回の安倍のトランプとの会談を見ていると、日本の国家、企業、国土をアメリカに売ってるとしか思えない。
金正恩はひょっとすると、あと50年ほどは権力を維持する可能性すらある。残り2年のトランプや風前の灯火の安倍晋三などお呼びではない。北朝鮮が、現体制である限り核放棄は口にはするであろうが、実行することはない。貧国の外交武器としてはこれほどのものはない。北朝鮮が国民のための政治を、外国へのおねだりで埋めようとするのではなく取り組めるようにしてやることこそが、本来の外交であろう。

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