民主党代表を選出する選挙が静かに行われている。報道も少なくまるで人目をはばかるような選挙と言える。蓮舫代表代行と前原誠司元民主党代表と玉木雄一郎国対副委員長の三名が立候補している。
三人そろってある番組に出ていた。司会者が玉木氏に決選投票になったらどうするかと問われ、その内容すら知らなかったことに唖然とした。代表になろうというのではなく、名前を売ろうというだけの立候補だというのが解った。
民進党代表選挙で最も話題になっているのが、本命候補の蓮舫の国籍である。日本と国交のない台湾の国政機問題は、事務手続き上もかなり複雑なようである。外国籍の者が首相になれるのかという、低レベルの話題が中心というのも情けない。
では、参議院籍の国会議員が公党の代表、というのも本来はおかしい。参議院議員は閣僚は勿論のこと、政党政治をも行うべきではない。良識の府参議院は、今では衆議院議員と何一つ変わることなく、閣僚にもなるし政党の責任者にまでなっているが、そのことを蓮舫に問べきなのである。
安倍晋三が政権を取ってから、この国はすっかりおかしくなってしまった。国民の70%超の人が反対する原発は再稼働するし、法律学者の95%が憲法違反とする安保関連法(戦争法)を強行採決するし、国民の過半数が疑念を抱きアメリカの次期大統領ですら脱退するというTPPに前のめりになるし、公約に反する消費増税分を国防費に充ててしまうような、これまでなかった乱暴狼藉をいくら働いても、平気の平左でいるのは、ひとえに民主党の体たらくによることが大きい。
民主党をそっくり引き継いだ民進党に、国民は期待薄なのは民主党政権時代に戻りたくないという、後ろ向きの自民党支持なのである。
平気で嘘をつく安倍晋三であるが、金をばら撒く外交と見せかけの数字だけが躍る経済政策が、この男の支持をさらに上げているのも、民進党だけには政権を渡したくないという考えが国民の底流にある。
今回の民進党代表選挙でも、三者の意見の相違は見えてこない。小気味よく言葉を躍らせる蓮舫であるが、過去の民主党政権時代の失敗を恐る恐る喋る前原と、それに涙する玉木と言ったおよそ国政を担う気概など感じられない、立会演説である。最も根本的なところで自民党と対峙する政策を打ち出すことができない、何とも冴えない民主党代表選挙と言える。
7月の参議院選挙では、北海道と東北では民進党は共産党との選挙協力もあって、大勝しているのである。そうした前向きの言葉や政治姿勢が見えないのも、国民の多くが失望を未だ拭われていないことを物語っている。健全な政党政治のためには、力強く政権を脅かす野党がいなければならない。民進党が新しい代表の元で一致団結して生まれ変わることを祈りたい。
三人そろってある番組に出ていた。司会者が玉木氏に決選投票になったらどうするかと問われ、その内容すら知らなかったことに唖然とした。代表になろうというのではなく、名前を売ろうというだけの立候補だというのが解った。
民進党代表選挙で最も話題になっているのが、本命候補の蓮舫の国籍である。日本と国交のない台湾の国政機問題は、事務手続き上もかなり複雑なようである。外国籍の者が首相になれるのかという、低レベルの話題が中心というのも情けない。
では、参議院籍の国会議員が公党の代表、というのも本来はおかしい。参議院議員は閣僚は勿論のこと、政党政治をも行うべきではない。良識の府参議院は、今では衆議院議員と何一つ変わることなく、閣僚にもなるし政党の責任者にまでなっているが、そのことを蓮舫に問べきなのである。
安倍晋三が政権を取ってから、この国はすっかりおかしくなってしまった。国民の70%超の人が反対する原発は再稼働するし、法律学者の95%が憲法違反とする安保関連法(戦争法)を強行採決するし、国民の過半数が疑念を抱きアメリカの次期大統領ですら脱退するというTPPに前のめりになるし、公約に反する消費増税分を国防費に充ててしまうような、これまでなかった乱暴狼藉をいくら働いても、平気の平左でいるのは、ひとえに民主党の体たらくによることが大きい。
民主党をそっくり引き継いだ民進党に、国民は期待薄なのは民主党政権時代に戻りたくないという、後ろ向きの自民党支持なのである。
平気で嘘をつく安倍晋三であるが、金をばら撒く外交と見せかけの数字だけが躍る経済政策が、この男の支持をさらに上げているのも、民進党だけには政権を渡したくないという考えが国民の底流にある。
今回の民進党代表選挙でも、三者の意見の相違は見えてこない。小気味よく言葉を躍らせる蓮舫であるが、過去の民主党政権時代の失敗を恐る恐る喋る前原と、それに涙する玉木と言ったおよそ国政を担う気概など感じられない、立会演説である。最も根本的なところで自民党と対峙する政策を打ち出すことができない、何とも冴えない民主党代表選挙と言える。
7月の参議院選挙では、北海道と東北では民進党は共産党との選挙協力もあって、大勝しているのである。そうした前向きの言葉や政治姿勢が見えないのも、国民の多くが失望を未だ拭われていないことを物語っている。健全な政党政治のためには、力強く政権を脅かす野党がいなければならない。民進党が新しい代表の元で一致団結して生まれ変わることを祈りたい。
対応を誤ると墓穴を掘る典型的事例。
まずはまともな野党になるところから頑張ってほしいですよ。今の自民一強じゃいいわけないですから。
デタラメ滅茶苦茶やり放題のアベシンゾージミンコーメの無能無策政治を事実上支える形の、これまた無能無責任民主民進はいっそのこと崩壊霧散すべきだ。そして隠れジミンコーメ議員はその本拠に戻るがよい。そうなればさすがに多くの愚鈍有権者らも日本政治のイカサマぺてん構造に気付くかもしれない。