そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

福島原発凍土壁大雨で溶けるし、もんじゅは火災発生で大騒ぎ

2016-09-07 | 原発と再生可能エネルギー
昨日(6日)高速増殖原型炉もんじゅの、環境管理棟環境分析室内の放射性物質の濃度を分析する施設にある段ボール製のごみ箱からの出火したが、職員2名で初期消火で鎮火させた。と発表したが、過去のは事故のビデオの都合の悪い部分を隠したり、虚偽の発表などをしている。今回の無地の部屋からの火災原因は特定されていない。
今年の台風の動きは異常である。数が多いし停滞気味で雨が多い。東北北海道に直接上陸するなど、熱帯性低気圧しか経験していない、北海道などは農作物など大きな被害が出ている。
ところで、一連のこの台風に伴う大雨で、東京電力・福島第一原子力発電所では、汚染水対策の柱として地盤を凍結させる「凍土壁」対策をしているが、雨で温度が上昇して一部が溶解していることが判った。東電は二か所で零度を切ったと発表したのである。どうして溶解したと言わないのだろう。東電は再凍結の工事をするとしている。
そもそも、バカほど電力が必要な凍土壁など漫画のような話である。一年以上取り組んでは見たが、均等な凍結が難しいをそれの持続すら成功していない。東電は想定外の雨ということであるが、もう少しで凍土壁など関係なく雨水が汚染水とともに越えて海に流れ出す危険性もある。
凍土壁に温度上昇は地下水が増加して先月半ばから上昇していたとのことである。関係者はすでに、汚染水は直接海に流す以外方法はないのではないかと言い始めている。
凍土壁などという前代未聞の地下水の流出防止策は、当初から疑問視する向きが多かった。要するの汚染水対策はほぼ無効であったといえるのである。事故処理すらできないような原発という施設の存在が、人間社会にとって矛盾なのである。少しはましになったかもしれないが、電力会社や政府の発表など不都合を覆い隠すも目的で出される。なのに再稼働する原発である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サウジアラビアという世界最... | トップ | まるで見えない民進党の代表... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

原発と再生可能エネルギー」カテゴリの最新記事