安倍晋三は国会を閉じて、桜の会を巡る一連の犯罪行為の隠ぺい工作を終わらすことができた。国民を見下した、主権者を愚弄した、民主主義への挑戦、倫理観の欠如した自己中心の醜い政治体制を見せつけて、この男なりの終焉を図り成功したかに見える。
官僚は安倍に従うしか道はないのか。その象徴的な出来事の一つとして起きたのが、この夏の参議院選挙で安倍晋三の札幌駅前の演説にヤジを飛ばして、9人の聴衆を北海道警察が排除したのである。直前の北海道知事選挙で、菅官坊長官寵愛の若い男を当選させた背景がある。北海道警察がヤジを嫌って、演説場所を秘匿にしてまでいたのに、大声で増税反対などと叫んだ国民を、小心者の安倍に忖度して排除に及んだのである。安倍止めろや消費増税反対などのプラカードなど目に見える物を持っていた人たちは、演説会場に近寄ることもできなかった。本ブログではいち早く伝えてが、官僚たちが恐れ管理沢山いる。おののいて、安倍晋三に気を使っていることが解る。
排除されたり近寄ることもできなかった人達は何人いたかわからないが、排除された人の一人が、当時対応した警察官7人を特別公務員暴行陵虐・職権乱用容疑で告訴した。
自分は国会でも平気で首相の場言いながら、野党にヤジを入れるのに、自分はヤジには極めて弱い。ヤジの対応は官僚文書にないからである。突発性の発言に極めて弱い。論争が嫌いで予算委員会は今年はほとんど開かれていない。
国会軽視もいいところである。安倍晋三には野党への視線、配慮がなく、与党のしかもごくごく近いもの、お友達だけを侍らすのもそのためである。政権が長らえるのはそのためである。小選挙区になって、党の公認の基準以外の議員がいなくなったこともある。
安倍晋三が論争を嫌うのは、機転を利かす知恵がないからである。安倍晋三が論争が出来ないのは、基礎知識が不足しているからである。安倍晋三は無知でノーテンキの芸人が大好きであるのもそのためである。言論弾圧は当然の帰結といえる。
安倍晋三は今こそはっきりとした犯罪者となった。日本の国権の長として、こんな人物を置かれていることを我々は恥じなければならない。