エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める飲食費の割合のことである。ドイツの社会統計学者エルンスト・エンゲルが160年前の1857年に発表したものである。
人は食べなければ生きていゆけない。食費は欠かすことができないところに目を付けた、極めて解り易い経済指標と言える。上の表はこの30年ほどの生活費の推移とそれに伴う、エンゲル係数を示している。あまり大きな変化がないように見えるが、この4年ほどじわじわ上がっていことが解る。それに比べて消費支出費が下がっていることも解る。下のようあその辺りを強調したものである。つまりアベノミクスの動きがここに見えるといえる。庶民の生活は苦しくなるばかりであることが、エンゲル係数の動向から見て取れる。
ところが、日経新聞によれば、『第2次安倍政権が発足した2012年12月に始まった景気回復は2017年3月までで52カ月となった。1986年12月~1991年2月の51カ月間だったバブル経済期を抜き戦後3番目になる。今年9月まで回復すると、1965年11月~1970年7月の57カ月間に及んだ「いざなぎ景気」も抜く。』ということである。
何処の国の話だという気がするが、円安により企業収入増や株価の高騰がそれらの指数を支えているのであろう。企業収入と富裕層の収入が増えたということののであろう。絶対多数の貧困層の収入さえも上回る富裕層の豊かさと言える。
失業者数の減少と求人倍率の増加にしても、半分は非正規雇用である。非正規雇用者の増加は、社会不安の要因にもなり、将来不安の原因の一つにもなっている。経済とは為政者や学者にとって好都合な分析結果でしかない。
アベノミクスは企業にとって好都合な経済対策であるが、一般国民とは無関係のものと言える。アベノミクスは一般国民とは無関係の経済対策であるが、アベノミクスが積み重ねた負債は払わされることになるのである。支持者がアベノミクスに擁く幻想は、集団的自衛権で得られる抑止論や共謀罪がテロ対策になるとする幻想と同質のものである。
人は食べなければ生きていゆけない。食費は欠かすことができないところに目を付けた、極めて解り易い経済指標と言える。上の表はこの30年ほどの生活費の推移とそれに伴う、エンゲル係数を示している。あまり大きな変化がないように見えるが、この4年ほどじわじわ上がっていことが解る。それに比べて消費支出費が下がっていることも解る。下のようあその辺りを強調したものである。つまりアベノミクスの動きがここに見えるといえる。庶民の生活は苦しくなるばかりであることが、エンゲル係数の動向から見て取れる。
ところが、日経新聞によれば、『第2次安倍政権が発足した2012年12月に始まった景気回復は2017年3月までで52カ月となった。1986年12月~1991年2月の51カ月間だったバブル経済期を抜き戦後3番目になる。今年9月まで回復すると、1965年11月~1970年7月の57カ月間に及んだ「いざなぎ景気」も抜く。』ということである。
何処の国の話だという気がするが、円安により企業収入増や株価の高騰がそれらの指数を支えているのであろう。企業収入と富裕層の収入が増えたということののであろう。絶対多数の貧困層の収入さえも上回る富裕層の豊かさと言える。
失業者数の減少と求人倍率の増加にしても、半分は非正規雇用である。非正規雇用者の増加は、社会不安の要因にもなり、将来不安の原因の一つにもなっている。経済とは為政者や学者にとって好都合な分析結果でしかない。
アベノミクスは企業にとって好都合な経済対策であるが、一般国民とは無関係のものと言える。アベノミクスは一般国民とは無関係の経済対策であるが、アベノミクスが積み重ねた負債は払わされることになるのである。支持者がアベノミクスに擁く幻想は、集団的自衛権で得られる抑止論や共謀罪がテロ対策になるとする幻想と同質のものである。
そもそも、彼らごとく人々の苦しみを知らぬ思わぬ者が政治をやり権力握るなどあってはならないのだ。あのムヒカ氏ほど私欲ない者になれとは言わぬが、自身は恵まれていて、弱者の苦しみを知らぬ思わぬような輩に政治を託すなどしてはならないのだ。だが、日本ではそんな奴らこそ政治を牛耳っているのが事実なのだ。
権力者や一部金持ちらは太り続けるのに、多くの民は疲弊し貧困にあえぎ続けているのが、この日本である。