そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

粗野で下品で身勝手なトランプがアメリカ国民嫌われた

2022-11-10 | アメリカ

アメリカの中間選挙が終わった。トランプの共和党が思ったほど伸びなかったが、この結果をアメリカメディアなどは、共和党が過半数を占めてもトランプは敗北したと報じている。
バイデンは勝利したとは思っていないが、MAGA候補は民主党よりうんと少ないと発言している。
共和党候補をトランプは精力的に支援し続けた。よくやるよと思うが、勝と俺のせいだとし、負けると候補者が悪かったというのであるから、たまったものでない。トランプはアメリカに嫌われたのである。
トランプは、ホワイトハウスから去ったものの、アメリカ政界で依然として大きな存在である。トランプは選挙結果が判明した後、15日に重大な発表をすると公言したが、2年先の大統領選に出馬を表明するのでないかと思われる。選挙前の共和党の「赤い波」による勝利が予測しての発言である。波は起きなかった。
トランプは、支持者のMAGA候補(偉大なアメリカを再び:Make Again Great America )をすべて応援に駆け付けた。民主党はバイデンとオバマが地域に応じて手分けして、支援に回っていた。中絶問題は物価インフレを越えたか、あるいはロシアの前々回のトランプ当選の、大統領選挙介入発表が災いしたのかもしれない。いずれにしても身勝手なトランプにアメリカ国民は辟易したものと思われる。
しかし両院とも共和党が僅かながら過半数を握っている。トランプのことであるから、勝った勝ったと2年後の大統領選挙出馬を表明するに違いない。

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