「私って、学研の「学習」と「科学」好きだったよねー」と、長女は子供のころを思い出すと、よく言う。
今日の朝日新聞の記事に、「学習雑誌」が取り上げられていたので、それに纏わる話です。
①配達編
当時は「学研のおばさん」という言い方をしました。学習雑誌を毎月、購読家庭に配る仕事です。
ある時、こんな事を言われました。
「今月から、この仕事に就いたのだけれど、前に配っていた人が、お宅へ配るのが楽しみだったって」
「何で?」
「『学研でーす』というと、奥から子供たちが、われ先にと競うように走って玄関まで出てくるから」と。
そういわれてみれば、それは、我が家の毎月恒例の光景です。
「学研のおばさん」の印象に残って、申し送りまでされていようとは…。
学研が大好きな子供たちでした。
クラスの友達の所に届いているのに、我が家に届かないと、「お母さん電話で聞いて」と、督促の電話をかけると、
「はーい。雑誌と付録が別々に送られてくるので、いま部屋に広げて組み合わせているところです。すぐ持っていくからね」と、そんな返事。
子供はまだかまだかと、首を長くして待ち、チャイムで小躍りするように玄関に向かうのです。
②付録編
学研の科学の付録が大好きだったらしい。
長女、長男が競って組み立て、雑誌も全部読みあっていたらしい。
「楽しかったー」と、長女はよく言う。「付録の材料がさらに欲しいときは『追加注文ができる』と書いてあったから、私、欲しいときは追加注文までしていた」と。
興味があることがいっぱいで、やってみて、興味を一番共有できるのは、○ちゃん(弟)だった、私が面白いと思うところ、必ず○ちゃん(弟)も、同じように興味もってくれたから。
厚紙でプロペラを作ってモーターに接続して扇風機を作っていたけれど、あのモーターも付録だったのかしら。
あれはT市に住んでいたときだから、小学1、2年生の頃。
③投稿編
「はめ絵」というのだろうか、何度か応募して掲載もされたことがある。
その景品に、水着姿の女性のカードが送られてきた。小学1年生の息子にです。何かのあまりもののような感じでした。
楽しみにしていた景品がこれではおかしいと、「学研」支社に電話。
「どんな些細なものでも良いですから、6歳の子供用の他のものにしてください」伝えて、プラスチックの小さな水筒が送られてきた。
④自腹編
そんな「学研」大好き家庭だったのですが、末子が入学すると、1年4年6年の3人に、「学習」と「科学」の2冊ずつ、計6冊というのは、ちょっと費用も嵩むし、お姉ちゃんは、「どちらか1冊」にと提案。
すると彼女は、どうしてもや止めたくないといいはり、6年生になってからは、自分のお小遣いを出すということで、継続していました。
なんと、学研からお褒めの言葉をもらっても良いくらいの「学研ファン」だったのです。
⑤おまけ編
長男が小学校6年を終えるとき、「中学生用の学研を購読したい」と、学研と別れがたいらしく、「学研の科学に変わる中学生用のものはありませんか」と、これまた学研に電話したこともあります。
紹介されたのは、もう大人用の科学雑誌でしたけれど。
まだ、パソコンも携帯電話もない時代の話です。
あー、学習塾には一切関わらないで育つた子供たちですが、「学研」のこの「学習」と「科学」、まわし読みするから2冊だったり、4冊だったり、6冊だったりをたっぷり読んで、大きくなったのだなーと、つくづく思い返します。
今日の朝日新聞の記事に、「学習雑誌」が取り上げられていたので、それに纏わる話です。
①配達編
当時は「学研のおばさん」という言い方をしました。学習雑誌を毎月、購読家庭に配る仕事です。
ある時、こんな事を言われました。
「今月から、この仕事に就いたのだけれど、前に配っていた人が、お宅へ配るのが楽しみだったって」
「何で?」
「『学研でーす』というと、奥から子供たちが、われ先にと競うように走って玄関まで出てくるから」と。
そういわれてみれば、それは、我が家の毎月恒例の光景です。
「学研のおばさん」の印象に残って、申し送りまでされていようとは…。
学研が大好きな子供たちでした。
クラスの友達の所に届いているのに、我が家に届かないと、「お母さん電話で聞いて」と、督促の電話をかけると、
「はーい。雑誌と付録が別々に送られてくるので、いま部屋に広げて組み合わせているところです。すぐ持っていくからね」と、そんな返事。
子供はまだかまだかと、首を長くして待ち、チャイムで小躍りするように玄関に向かうのです。
②付録編
学研の科学の付録が大好きだったらしい。
長女、長男が競って組み立て、雑誌も全部読みあっていたらしい。
「楽しかったー」と、長女はよく言う。「付録の材料がさらに欲しいときは『追加注文ができる』と書いてあったから、私、欲しいときは追加注文までしていた」と。
興味があることがいっぱいで、やってみて、興味を一番共有できるのは、○ちゃん(弟)だった、私が面白いと思うところ、必ず○ちゃん(弟)も、同じように興味もってくれたから。
厚紙でプロペラを作ってモーターに接続して扇風機を作っていたけれど、あのモーターも付録だったのかしら。
あれはT市に住んでいたときだから、小学1、2年生の頃。
③投稿編
「はめ絵」というのだろうか、何度か応募して掲載もされたことがある。
その景品に、水着姿の女性のカードが送られてきた。小学1年生の息子にです。何かのあまりもののような感じでした。
楽しみにしていた景品がこれではおかしいと、「学研」支社に電話。
「どんな些細なものでも良いですから、6歳の子供用の他のものにしてください」伝えて、プラスチックの小さな水筒が送られてきた。
④自腹編
そんな「学研」大好き家庭だったのですが、末子が入学すると、1年4年6年の3人に、「学習」と「科学」の2冊ずつ、計6冊というのは、ちょっと費用も嵩むし、お姉ちゃんは、「どちらか1冊」にと提案。
すると彼女は、どうしてもや止めたくないといいはり、6年生になってからは、自分のお小遣いを出すということで、継続していました。
なんと、学研からお褒めの言葉をもらっても良いくらいの「学研ファン」だったのです。
⑤おまけ編
長男が小学校6年を終えるとき、「中学生用の学研を購読したい」と、学研と別れがたいらしく、「学研の科学に変わる中学生用のものはありませんか」と、これまた学研に電話したこともあります。
紹介されたのは、もう大人用の科学雑誌でしたけれど。
まだ、パソコンも携帯電話もない時代の話です。
あー、学習塾には一切関わらないで育つた子供たちですが、「学研」のこの「学習」と「科学」、まわし読みするから2冊だったり、4冊だったり、6冊だったりをたっぷり読んで、大きくなったのだなーと、つくづく思い返します。