著者舛添要一氏は参議院議員になる前、テレビのTVタックルでよくお見かけした、国際政治が専門の元大学の先生です。
今回が6年の任期の改選期ということもあり、選挙前の今年5月に出版された本。
安倍首相もそうだけれど、名の通った政治家の皆さん、よく考えられた、(殆どの場合、自分を売り出すための)題名を付けて、時期を得て出版なさるから、その類なのかもしれないけれど、あまりその手の本を読んだことがないので、比較はできない。
この本、読みやすい。
現在の永田町と霞ヶ関の解説本として、分かりやすい。
東大の教養学部で教えていらっしゃった先生というキャリアだろうか、自分に好都合な話に偏るのではなく、素人の読者に、こう説明したら理解できるだろうか、という視点で書かれてある。
威張っていない。
自分が属している自民党の「仕組み」、国会議員の「仕組み」、官僚と大臣の「仕組み」が、なるほどと頷ける。
力を蓄えるためには、毎日の研鑽が必要であり、その場として、毎朝の各部門ごとの部会が開催されている、とのこと。
私は、たまたまこの本を目にしたわけだけれど、国民にこんなに明朗に解説できる人が、政治に関わっていると思うと、少し元気になる。
「地盤・鞄・看板」で、政治をやられたら叶わない。
政治家が力を付けることによってこそ、霞ヶ関に頼るのではなく、霞ヶ関を利用できる、行政府をもてるのだろう。
一票を投じる資格しかないけれど、やがてはよくなる、そう思いたい。
PS.本の発行時期が時期だけに、現政権ヨイショの文章になっているところも確かにあります。
今回が6年の任期の改選期ということもあり、選挙前の今年5月に出版された本。
安倍首相もそうだけれど、名の通った政治家の皆さん、よく考えられた、(殆どの場合、自分を売り出すための)題名を付けて、時期を得て出版なさるから、その類なのかもしれないけれど、あまりその手の本を読んだことがないので、比較はできない。
この本、読みやすい。
現在の永田町と霞ヶ関の解説本として、分かりやすい。
東大の教養学部で教えていらっしゃった先生というキャリアだろうか、自分に好都合な話に偏るのではなく、素人の読者に、こう説明したら理解できるだろうか、という視点で書かれてある。
威張っていない。
自分が属している自民党の「仕組み」、国会議員の「仕組み」、官僚と大臣の「仕組み」が、なるほどと頷ける。
力を蓄えるためには、毎日の研鑽が必要であり、その場として、毎朝の各部門ごとの部会が開催されている、とのこと。
私は、たまたまこの本を目にしたわけだけれど、国民にこんなに明朗に解説できる人が、政治に関わっていると思うと、少し元気になる。
「地盤・鞄・看板」で、政治をやられたら叶わない。
政治家が力を付けることによってこそ、霞ヶ関に頼るのではなく、霞ヶ関を利用できる、行政府をもてるのだろう。
一票を投じる資格しかないけれど、やがてはよくなる、そう思いたい。
PS.本の発行時期が時期だけに、現政権ヨイショの文章になっているところも確かにあります。