誰もが知っている話です。
ちなみに、私がこの話を初めて知ったのは、幼稚園の時。
昭和30年、田舎の幼稚園でしたが、先生が模造紙にマジックで描いたお話がふたつ長押に張ってありました。
もうひとつは「ねずみの嫁入り」。
考えてみれば、どちらも甲乙つけがたい、わかりやすい話です。
結局は、「北風と太陽」なんだから…、という言い方を聞くと、私の脳裏には、あの丸テーブルを囲んでお弁当箱を開いていた頃が浮かび、食べながら見上げた、絵柄を思い出します。
娘曰く、「お母さん、私って、人からいろんなこと、相談されるんだ…、」そうです。
「特に、恋愛の相談が多いの。男性からも、女性からも」
で、最近の例
「何年も付き合っている(ここ数年は遠距離らしい)彼氏となかなか思うように連絡が取れなくって」の相談
携帯電話を持っていなくて、持ってほしいのだけれど、面倒でいやだと言い張り、困っているとのこと。
回答:しばらくこちらからの電話を我慢したらいい。
彼氏から架かってきても、出ないで、5回は無視すること。
案の定、電話がかかってきたそうです。
彼女、彼からの電話に嬉しくて、どうしようと、娘に尋ねたそうです。
出ては駄目。
彼女、我慢しました。
すると、また、電話。
また、電話。
と、今まで、彼からの電話はめったになかったのに、あっという間に5回の電話がかかってきたそうです。
こんなことなんるとは、彼女は驚いて、大喜び。
で、5回目の電話に、どう答えよう、と相談。
「忙しくって、電話に出られなくてゴメン」と、そっけなく返事するようにサジェスト。
で、彼氏の反応は。
彼女が電話に出ない、連絡が取れないことに、イライラして、あらぬ心配もしたようです。
で、携帯電話を持つための、面倒な諸手続きもすると言い出したとの話。
相談した彼女、ことの成り行きが、あまりに、娘の指摘どおりで、びっくりで、尚且つ大喜び、だったとのこと。
でしょ。
お母さん。
「北風と太陽」なんだよね。
お母さんが、心配したり、思うようにならないと思ったり、こうあってほしいと願っていることにしたって、きっと「北風と太陽」なんだよ。
そういう言葉を、置き土産として、8月中旬一週間帰省していた娘は、本拠地東京へ帰っていった。
このお母さん(私)にとって「北風と太陽」というと、あの幼稚園が出会いだったけれど、娘にとっては、いつどこで出会ったのだろう。
そういえば、あの子は小学校の図書館の本の殆どを読んだ子どもだった。
余談:女性からの相談は大抵うまく解決できるのだけれど、男性の場合は、なかなか思ったようには、うまくはいかない。
何で?
男性って、恋愛相談を普通、人にはしないでしょ。なのに「私に相談する」っていう、そういうタイプということで、その人自身が、あんまり…ね。
ということでした。
ちなみに、私がこの話を初めて知ったのは、幼稚園の時。
昭和30年、田舎の幼稚園でしたが、先生が模造紙にマジックで描いたお話がふたつ長押に張ってありました。
もうひとつは「ねずみの嫁入り」。
考えてみれば、どちらも甲乙つけがたい、わかりやすい話です。
結局は、「北風と太陽」なんだから…、という言い方を聞くと、私の脳裏には、あの丸テーブルを囲んでお弁当箱を開いていた頃が浮かび、食べながら見上げた、絵柄を思い出します。
娘曰く、「お母さん、私って、人からいろんなこと、相談されるんだ…、」そうです。
「特に、恋愛の相談が多いの。男性からも、女性からも」
で、最近の例
「何年も付き合っている(ここ数年は遠距離らしい)彼氏となかなか思うように連絡が取れなくって」の相談
携帯電話を持っていなくて、持ってほしいのだけれど、面倒でいやだと言い張り、困っているとのこと。
回答:しばらくこちらからの電話を我慢したらいい。
彼氏から架かってきても、出ないで、5回は無視すること。
案の定、電話がかかってきたそうです。
彼女、彼からの電話に嬉しくて、どうしようと、娘に尋ねたそうです。
出ては駄目。
彼女、我慢しました。
すると、また、電話。
また、電話。
と、今まで、彼からの電話はめったになかったのに、あっという間に5回の電話がかかってきたそうです。
こんなことなんるとは、彼女は驚いて、大喜び。
で、5回目の電話に、どう答えよう、と相談。
「忙しくって、電話に出られなくてゴメン」と、そっけなく返事するようにサジェスト。
で、彼氏の反応は。
彼女が電話に出ない、連絡が取れないことに、イライラして、あらぬ心配もしたようです。
で、携帯電話を持つための、面倒な諸手続きもすると言い出したとの話。
相談した彼女、ことの成り行きが、あまりに、娘の指摘どおりで、びっくりで、尚且つ大喜び、だったとのこと。
でしょ。
お母さん。
「北風と太陽」なんだよね。
お母さんが、心配したり、思うようにならないと思ったり、こうあってほしいと願っていることにしたって、きっと「北風と太陽」なんだよ。
そういう言葉を、置き土産として、8月中旬一週間帰省していた娘は、本拠地東京へ帰っていった。
このお母さん(私)にとって「北風と太陽」というと、あの幼稚園が出会いだったけれど、娘にとっては、いつどこで出会ったのだろう。
そういえば、あの子は小学校の図書館の本の殆どを読んだ子どもだった。
余談:女性からの相談は大抵うまく解決できるのだけれど、男性の場合は、なかなか思ったようには、うまくはいかない。
何で?
男性って、恋愛相談を普通、人にはしないでしょ。なのに「私に相談する」っていう、そういうタイプということで、その人自身が、あんまり…ね。
ということでした。