日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

まことに小さいエピソード

2008-08-20 07:50:39 | 私の雑感あれこれ
早朝40分のウォーキングの出だしの数分のところで、アスファルトに落ちている100円玉が目に入った。昨日。
それなりにハイテンポで歩いているし、サッと通り過ぎる。
足は忙しく動いていても、頭はヒマなので「あれ、確かに100円玉だった」、「誰も拾わないんだなー」なんて、アレコレ詮索。
でも、それは一時の詮索で、すっかり忘れていた。

で、今朝。
歩いて数分。
また、昨日の100円玉に目が行く。
まったく、1メートルとズレもせず同じコースを歩いている訳です。
やはり、それなりのハイテンポなので、通り過ぎたのですが・・・。

一日以上、100円玉はそこにある。
私以外の誰の目にも留まらなかったのか。
他の人も、私と同じように、目に留まっても、通り過ぎたのか。

ふーん。
豊かになったのでしょうか。
コレが、1万円札だったら、
懐にいれるか、交番に届けるか。
そのままではないでしょう。

1円なら判る。
10円でも判る。
それが、100円でも放置されるようになったのだから、100円の価値が下がったということでしょう。
それとも、
人通りが少ないから、そもそも気づかれなかったのか。
高齢化して、視力の悪い人が多いからそもそも気づかれなかったのか。

明日、また同じコースを歩き、目にしたら、足を止めて拾おうと思います。
白く乾いたアスファルトに、花のレリーフを見せているコインの命が、路上から狭間に転がって役目を終えることは、無意義だと思いますので。

コメント
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