日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

畔に一羽 雉が啼く

2009-05-07 12:53:17 | 私の雑感あれこれ
見晴らしのよい田圃の畔で、雉がなく。
都会暮らしの人には珍しいと思う、あの「桃太郎」と一緒に鬼退治に行く、アレです。
ケンケーンと。

兄が云う。
あの草叢には雌がいるんだよ。
おとりになっているんだ。
雌を守るために、自分のところに注意を惹きつけて、雌を守っているんだよ。
うーん、雄って、体を張って雌を守っているんだね。
危険を押して、目立つところで、あたりを見回しているなんて健気だね。

やー、それぐらいする雄でないと、雌が寄ってきてくれないから。
雌に、自分を誇示しているという面もあるし・・・。

うーん、一瞬、鳥の話をしているのか、ヒトの話をしているのか、
錯覚しそうになって、可笑しい。

兄とはずいぶん年が離れているから、兄弟で遊んだという記憶はない。
お互い家庭を持って、子を育て、私には孫はいないけれど、今孫を喜んで抱いている兄。

夫として、父として、いろいろ無理したりもしたんだろうな、と重ねて想ったり。

鳥も人もそんなもんか、五十歩百歩。
コメント (2)
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