見晴らしのよい田圃の畔で、雉がなく。
都会暮らしの人には珍しいと思う、あの「桃太郎」と一緒に鬼退治に行く、アレです。
ケンケーンと。
兄が云う。
あの草叢には雌がいるんだよ。
おとりになっているんだ。
雌を守るために、自分のところに注意を惹きつけて、雌を守っているんだよ。
うーん、雄って、体を張って雌を守っているんだね。
危険を押して、目立つところで、あたりを見回しているなんて健気だね。
やー、それぐらいする雄でないと、雌が寄ってきてくれないから。
雌に、自分を誇示しているという面もあるし・・・。
うーん、一瞬、鳥の話をしているのか、ヒトの話をしているのか、
錯覚しそうになって、可笑しい。
兄とはずいぶん年が離れているから、兄弟で遊んだという記憶はない。
お互い家庭を持って、子を育て、私には孫はいないけれど、今孫を喜んで抱いている兄。
夫として、父として、いろいろ無理したりもしたんだろうな、と重ねて想ったり。
鳥も人もそんなもんか、五十歩百歩。
都会暮らしの人には珍しいと思う、あの「桃太郎」と一緒に鬼退治に行く、アレです。
ケンケーンと。
兄が云う。
あの草叢には雌がいるんだよ。
おとりになっているんだ。
雌を守るために、自分のところに注意を惹きつけて、雌を守っているんだよ。
うーん、雄って、体を張って雌を守っているんだね。
危険を押して、目立つところで、あたりを見回しているなんて健気だね。
やー、それぐらいする雄でないと、雌が寄ってきてくれないから。
雌に、自分を誇示しているという面もあるし・・・。
うーん、一瞬、鳥の話をしているのか、ヒトの話をしているのか、
錯覚しそうになって、可笑しい。
兄とはずいぶん年が離れているから、兄弟で遊んだという記憶はない。
お互い家庭を持って、子を育て、私には孫はいないけれど、今孫を喜んで抱いている兄。
夫として、父として、いろいろ無理したりもしたんだろうな、と重ねて想ったり。
鳥も人もそんなもんか、五十歩百歩。