その人は、10年近く里親をやっていました。
以前の記事です
二度書いていました。
その若者が高校卒業して、専門学校へ入りました。紆余曲折があったけれど、よくガンバったね、とメールした矢先、
そう、その年のゴールデンウィークに友達と、トランポリン遊びをして、頚椎骨折の事故を起こし、首から下が不随、感覚がなくなってしまいました。
顔が痒くても、自分でかくこともできず、首から下の神経が麻痺している分余慶に、顔の皮膚のかゆみや、枕のズレ具合にイライラするのか、とも聞いたときもありました。
里親としての役割は終わったけれど、身寄りの無い若者を見捨てるわけには行かず、1年余りは病院で寝泊り、その後も最初の1、2年は毎日通院介護、そのご漸く交替介護にして、通院しない日ができたと、聞いていた女性です。
そう、彼女、年齢は67、8歳かな。
そんな彼女が、通院しない日に、介護ヘルパーの仕事を始めた、と聞いたのは先月はじめ。
で、昨日は、やっぱり体力的にも無理だし、職場に迷惑かけたけれどやめたわ。
と、聞いて、少し安心。片道1時間の通院介護週3日か4日だけでも、充分体力消耗、夜遅くに帰宅して、ご飯を食べながら、トイレに入りながらでも、ウトウトしてしまう、なんて聞いているから、その疲れ具合は相当のはずなのです。
何故、とりとめも無くこんな話をかいているか、というと
彼女、子犬を飼い始めたと。
娘さんから、飼い主がいない犬が処分されるのが忍びないと、相談を持ちかけられ、一旦犬を預かったとのこと。
何しろ躾けもできていないから、オシッコの始末が大変、テンヤワンヤで体力も持たないから、10日程して、これは預かり続けられないと返そうという方へ気持ちが傾いた。
娘さんも「お母さん、可愛いという気持ちをもって飼うのならいいけれど、(捨て犬を見殺しにはできないという)責任感で犬を飼うっていうのは、やめてね。それでは犬が可哀想だから。」と。
そうだね、それじゃ、やはり時間が有り余っているわけでもないし、返そう、ということに気持ちは傾いた。
彼女は、言いました。
「そしたらね。夫が、『10日間も可愛がったのに、行ってしまうのか』って、寂しそうに言うの」
そう、里子青年が事故に遭ってから、妻が青年の病院泊り込みの付添い、毎日の介護通院と、寂しい時間が多かったハズなのです。
彼女の家にやってきたワンちゃんは、お父さんにとってのかけがいの無い存在になっていたのです。
で、彼女、飼うことになったワンちゃんのオシッコの後始末やらにテンヤワンヤ。
で、4月からの仕事は退職、という話でした。
「捨てられた犬、だけあって、あんまり可愛くないの」といっていました。
フフフ、アバタもエクボ、そのうち可愛くなります。
我が家にいた、モモも、捨て犬を貰い受けたという素性でしたが、気立てがよく、可愛かったですよ。
娘さんの台詞
お父さんの台詞
こんなやり取りが行きかって、
彼女の作ってきた家庭、ちょっと空想して、いい気分提供、になりませんでしたか?
以前の記事です
二度書いていました。
その若者が高校卒業して、専門学校へ入りました。紆余曲折があったけれど、よくガンバったね、とメールした矢先、
そう、その年のゴールデンウィークに友達と、トランポリン遊びをして、頚椎骨折の事故を起こし、首から下が不随、感覚がなくなってしまいました。
顔が痒くても、自分でかくこともできず、首から下の神経が麻痺している分余慶に、顔の皮膚のかゆみや、枕のズレ具合にイライラするのか、とも聞いたときもありました。
里親としての役割は終わったけれど、身寄りの無い若者を見捨てるわけには行かず、1年余りは病院で寝泊り、その後も最初の1、2年は毎日通院介護、そのご漸く交替介護にして、通院しない日ができたと、聞いていた女性です。
そう、彼女、年齢は67、8歳かな。
そんな彼女が、通院しない日に、介護ヘルパーの仕事を始めた、と聞いたのは先月はじめ。
で、昨日は、やっぱり体力的にも無理だし、職場に迷惑かけたけれどやめたわ。
と、聞いて、少し安心。片道1時間の通院介護週3日か4日だけでも、充分体力消耗、夜遅くに帰宅して、ご飯を食べながら、トイレに入りながらでも、ウトウトしてしまう、なんて聞いているから、その疲れ具合は相当のはずなのです。
何故、とりとめも無くこんな話をかいているか、というと
彼女、子犬を飼い始めたと。
娘さんから、飼い主がいない犬が処分されるのが忍びないと、相談を持ちかけられ、一旦犬を預かったとのこと。
何しろ躾けもできていないから、オシッコの始末が大変、テンヤワンヤで体力も持たないから、10日程して、これは預かり続けられないと返そうという方へ気持ちが傾いた。
娘さんも「お母さん、可愛いという気持ちをもって飼うのならいいけれど、(捨て犬を見殺しにはできないという)責任感で犬を飼うっていうのは、やめてね。それでは犬が可哀想だから。」と。
そうだね、それじゃ、やはり時間が有り余っているわけでもないし、返そう、ということに気持ちは傾いた。
彼女は、言いました。
「そしたらね。夫が、『10日間も可愛がったのに、行ってしまうのか』って、寂しそうに言うの」
そう、里子青年が事故に遭ってから、妻が青年の病院泊り込みの付添い、毎日の介護通院と、寂しい時間が多かったハズなのです。
彼女の家にやってきたワンちゃんは、お父さんにとってのかけがいの無い存在になっていたのです。
で、彼女、飼うことになったワンちゃんのオシッコの後始末やらにテンヤワンヤ。
で、4月からの仕事は退職、という話でした。
「捨てられた犬、だけあって、あんまり可愛くないの」といっていました。
フフフ、アバタもエクボ、そのうち可愛くなります。
我が家にいた、モモも、捨て犬を貰い受けたという素性でしたが、気立てがよく、可愛かったですよ。
娘さんの台詞
お父さんの台詞
こんなやり取りが行きかって、
彼女の作ってきた家庭、ちょっと空想して、いい気分提供、になりませんでしたか?