今日は、ウチの学区ではピカピカの一年生誕生の日です。
若いお父さん、お母さんと連れ立って、ピカピカさんは真新しい靴や洋服が気になるのか、神妙です。
リーゼントというのか、前髪を庇のように張り出して固めた髪で、両手をズボンのポケットに入れて歩いているお父さん。ヤンキーの香りがすこーし残っているようで(笑)。
それぞれの家庭に、それぞれの緊張がみなぎっているのでしょう。
通学生がいなくなって、随分になるので、新年度という区切りがぼやけてしまう。
でも、それぞれの子供についての、その頃の記憶があるから、きっと、今朝見たピカピカさんたちも、おんなじなんだろうな、と眺めています。
なんど思い起こしただろう、ワタシ(笑)。
一人目の時
息子は幼稚園に行っているからいいものの、ヨチヨチ歩きの末娘を連れての入学式。
大勢の人に圧倒されて、遠慮なく泣きわめく末娘。
で、我が家のピカピカさんには、よくお話を聞いてね、と、声をかけて、
父兄であるワタシはその場から退席して、体育館の外。
だから、娘は、よく話を聞いて、ワタシに伝えてくれました。
今年の新入生は○○○人で…、から始まり、子供の記憶力は凄いものです。
そして、娘は、校長先生から聞いた「耳の話」は、語ってくれた娘の表情とともに覚えています。
耳には3つの耳があります…と。
鉄砲耳と、ざる耳と、サイフ耳。
鉄砲耳は、話が耳を突き抜けていってしまうのです。
ざる耳は、通り抜けるものと、残るものがある、
サイフ耳は、きっちりと話を逃さずしまい込む
おかあさんは、泣き出した妹をあやすために、わたしの傍にいられない。だから、わたしはおかあさんに言われたとおり、話をよく聞いて、伝えなくてはならない。
彼女の頭は、そんな風に機能して、一生懸命だったのでしょう。
どこへ行くにも、幼い弟妹がいる長子。
思ってみると、いつも彼女は、自分のわがままを言わず、周りがよいように、というタイプに育っていったように思います。
二人目の時
入学式の前日に引越してきました。
住民票を提出して、まだ地理も定かではない土地での入学式でした。
当然、長子は転校生です。
相変わらず、幼児の手を引いての入学式。
転校生お姉ちゃんには付添いはいません。
驚いたことには、転校生が3年生だけで20~30名もおり、弟妹のいる子供たちは、誰も付き添いなし、そんな転勤族地帯でした。
帰り道は、母子で道に迷ってしまって…。
そうそう、引っ越しの前夜、自宅は荷造りした荷物の山という状態で、
ワタシ、子供会の会計報告の役割をしていました!
行事盛り沢山の地域で、青年団や自治会のお歴々も参加して、
「なんで、明日引越しの私が…」と、プリプリしてたなー。
ま、ワタシ、こんな時、頑張ってしまうタイプです(笑)。
ああ、引っ越しを嘆き悲しんだ息子が、お友達と「夢の中で会おうね」と、手紙のやり取りをしたのもこのころです。
3人目
このときの4月から、私の仕事が始まりました。
末娘をご近所の友人に預かってもらう、約束をしたのに~、彼女が転勤で引越!
あー、あ。
急きょ、幼稚園の送迎仲間にお迎えと、その後を頼んだものです。
入学1週目に、中耳炎になって!
おー、春休みになってくれていたらよかったのにー。
だから、良かったのかもしれない。
子供の学校生活は、学校にお任せ、で過ごせたから。
ああ、すべて、私の30代のころの話。
この季節がくると、走馬灯のように、まわります。
若いお父さん、お母さんと連れ立って、ピカピカさんは真新しい靴や洋服が気になるのか、神妙です。
リーゼントというのか、前髪を庇のように張り出して固めた髪で、両手をズボンのポケットに入れて歩いているお父さん。ヤンキーの香りがすこーし残っているようで(笑)。
それぞれの家庭に、それぞれの緊張がみなぎっているのでしょう。
通学生がいなくなって、随分になるので、新年度という区切りがぼやけてしまう。
でも、それぞれの子供についての、その頃の記憶があるから、きっと、今朝見たピカピカさんたちも、おんなじなんだろうな、と眺めています。
なんど思い起こしただろう、ワタシ(笑)。
一人目の時
息子は幼稚園に行っているからいいものの、ヨチヨチ歩きの末娘を連れての入学式。
大勢の人に圧倒されて、遠慮なく泣きわめく末娘。
で、我が家のピカピカさんには、よくお話を聞いてね、と、声をかけて、
父兄であるワタシはその場から退席して、体育館の外。
だから、娘は、よく話を聞いて、ワタシに伝えてくれました。
今年の新入生は○○○人で…、から始まり、子供の記憶力は凄いものです。
そして、娘は、校長先生から聞いた「耳の話」は、語ってくれた娘の表情とともに覚えています。
耳には3つの耳があります…と。
鉄砲耳と、ざる耳と、サイフ耳。
鉄砲耳は、話が耳を突き抜けていってしまうのです。
ざる耳は、通り抜けるものと、残るものがある、
サイフ耳は、きっちりと話を逃さずしまい込む
おかあさんは、泣き出した妹をあやすために、わたしの傍にいられない。だから、わたしはおかあさんに言われたとおり、話をよく聞いて、伝えなくてはならない。
彼女の頭は、そんな風に機能して、一生懸命だったのでしょう。
どこへ行くにも、幼い弟妹がいる長子。
思ってみると、いつも彼女は、自分のわがままを言わず、周りがよいように、というタイプに育っていったように思います。
二人目の時
入学式の前日に引越してきました。
住民票を提出して、まだ地理も定かではない土地での入学式でした。
当然、長子は転校生です。
相変わらず、幼児の手を引いての入学式。
転校生お姉ちゃんには付添いはいません。
驚いたことには、転校生が3年生だけで20~30名もおり、弟妹のいる子供たちは、誰も付き添いなし、そんな転勤族地帯でした。
帰り道は、母子で道に迷ってしまって…。
そうそう、引っ越しの前夜、自宅は荷造りした荷物の山という状態で、
ワタシ、子供会の会計報告の役割をしていました!
行事盛り沢山の地域で、青年団や自治会のお歴々も参加して、
「なんで、明日引越しの私が…」と、プリプリしてたなー。
ま、ワタシ、こんな時、頑張ってしまうタイプです(笑)。
ああ、引っ越しを嘆き悲しんだ息子が、お友達と「夢の中で会おうね」と、手紙のやり取りをしたのもこのころです。
3人目
このときの4月から、私の仕事が始まりました。
末娘をご近所の友人に預かってもらう、約束をしたのに~、彼女が転勤で引越!
あー、あ。
急きょ、幼稚園の送迎仲間にお迎えと、その後を頼んだものです。
入学1週目に、中耳炎になって!
おー、春休みになってくれていたらよかったのにー。
だから、良かったのかもしれない。
子供の学校生活は、学校にお任せ、で過ごせたから。
ああ、すべて、私の30代のころの話。
この季節がくると、走馬灯のように、まわります。