日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

だから田舎町はだいっ嫌い!

2012-08-23 12:30:34 | 母のことなど
私もその町の育ちだから、どこか古いしきたりの尻尾を掴んでいるところがあるので、結婚して以来、「先ず」夫の実家、次に自分の親、という順番で暮らしてきた。
夫の父、私の父、そして夫の母が亡くなり、今は私の母だけ。
最後まで、夫の母からは、下座に座りなさいと移動させられる立場の嫁をやってきた。
夫の母が存命だったら、多分ムリだろうけれど、そうではない。私が頑張れることに夫はブレーキをかけない。だから、何とかなる、そんな思いで溢れていた。

で、先日のとおり、電話でやり取りして、一件落着ではあるものの、
今は、タイトルの通りの気分。

泣けてきた。

病院のケースワーカーさんに電話した。
聞きたかったことは、その地域での施設の入所希望の様子。
個別の施設に聞いても、自分のところオンリーの情報しか聞けないから・・・。
「遠いところの身内が一番厄介なのだよ」と外野からの忠告があったりするものだから、身を小さくして(電話では、小さくもあったものではないけれど)。

で、空気として伝わってきたことは、
「みなさん大部屋を希望されますよ」とのこと。
ええっ!
個室に入りたい、という人は少ないから、そのうち希望があれば移ったら・・・、といたって、普通に答えられるのです。
個室は費用がかさむから、ご家族の方は、費用負担の少ないほうを選択なさるのです。
「母の場合認知症ではないですし、そこが本人の居室になるのだから、個室をと思っているのですが・・・」
電話の相手は担当者だから、母を知っている人です。
「そこは、本人の希望で出されたらいい、でも本人は判断できないでしょうから、結局は皆さんご家族が決められます・・・」と。

母は、倒れて入院する前日まで、お金の管理も、通院日、常備薬の管理も全部自分でしてきた。年金から生活費として長男夫婦にコレだけ出すのだ、という、いわゆる自分のお財布も充分把握している。

なのに~、年寄りは同居の家族の(私の育った田舎町では殆ど、出費の少ないほうを選択する)判断優先、なのだ。
嫌い!

そこで生まれ育った兄夫婦も、その流れに応じた判断をして、なにも変ではないのだろう。むしろ「(勿論大金持ちではないけれど、母のお金で充分まかなえる)母の快適な生活を考えた」ワタシのほうが、ヤンチャをいっている、に思えるのだろう。

そんな社会、嫌い!

夫は、のんびりした田舎が好きと、常々言ってきた。
ワタシは嫌だ、と長年拒否し続けてきた。

その答えが、今日のコレ、こんなところが受入れられないのです。

年寄りは、若いもののいうとおりにするもんだ、という。
年寄りは、ツベコベ文句を言うな、という。

母が認知症になって、皆さんに迷惑をかけているのなら、無駄な出費を避けるのもOKです。
現実は、毎日知恵を絞って、迷惑をかけないようにやってきているのに。
背中に、ヘルペスが出来て、薬を塗らなくてはいけないとき、近所の友人に手伝ってもらったこと。その人が先に亡くなってからは、こうすれば背中にも塗布できたと、知恵を語ってくれたり。
この手のエピソードは山盛りです。

ああ、田舎町は嫌い。

こんど、個室に入居したら、気兼ねなく電話も出来る。
毎日絵手紙描くから、壁に貼ることも出来るよ。
勝手に、そんな生活を想像していたものだから、

田舎町の「本人は判断できなくなっているでしょうから、ご家族が決められるのが(普通)・・・」というやり方。

まさしく、私は都会にいる嫌な身内なのでしょう。

長男夫婦にしても、自分たちは一生懸命しているのに、なんで遠くから文句言われるのか、とカチンと来たでしょう。

あ~、「田舎のしきたりというか、思考パターン」が合わなくて、ワタシはずっーと逃げたかったのだな、と思った次第です。

因みに、夫の実家は、お母さんの意見優先でしたから、まったく私の里とは違います。










コメント (7)
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今朝の一首

2012-08-23 07:00:54 | 今日の一句・今日の一首
― ひいふうみい朝顔涼し仰ぎ見る 浴衣にしたし暖簾にもよし ―

ネットを伝って2階まで届いています。青い花が50余り咲いています。見事です。
ほんとうは・・・、絵にしたいのだけれど・・・。

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今バテ気味の身体

2012-08-23 05:05:03 | 私の雑感あれこれ
出勤は一日置き。但し通勤往復2時間近くはかかる生活。
子供3人鍵っ子にして、毎日出勤の生活、夜9時過ぎに最寄駅まで夫を迎えに行き、それから夫の晩酌が始まる、という生活と比較すると、「格段に、格段に楽な日々!」なのに、この歳ではこれでも油切れがおきる。苦笑

昨日は帰宅後の夕食作りも手抜き(というか、頭が回らなくなり)、粗食だったなー(またまた苦笑)。
お刺身を切り、わかめの味噌汁、残り物のカボチャとキュウリのサラダに、エエイ!納豆でも食べて…という具合。
夫は文句言いたかったのだろうけど、グッと堪えて、自分で海苔を出し、買い置きの冷凍唐揚を暖めて追加していた。
アルコールが入っていないから、くどい説教がない。本当に助かる。

その癖に、食後なんだか甘いものが欲しくなり、アイスを買いに行った(月に一度ぐらいあるだろうか)。
疲れているときは、自分を甘やかすタイプです。トホホ

で、今(翌朝)、めを覚ましたときから、手指がムクんだ感じがする。
アイスクリームを食べ過ぎたせいなのです。
数年前からジュースなどで水分補給すると、翌日ムクむので、ここ何年かは飲むものはお茶にしています。
ま、小さな天罰程度でしょう。

来月から、またひとりをパートで雇用。
で、もう直ぐ私の出勤をもう少し減らせます。

自分が、こんな油切れのような疲れ方をすると言うことは、いかに鍛錬をしていても、夫にも年齢による変化はあるはずです。
「食べ物に配慮する」と言うことに、もっとウエイトを置くべきときです。
判っていても、自分がイッパイイッパイだと、それどころでなかったのだから。

私には、頑張っているといいことがやってくると考える節があって、そんなチョイスをする癖があるのかも知れません。主婦業は落第生だったろう、と言われそうですが。

今日はまた雨が降るらしい。
庭の境界際に盛られている、埋め戻しの土を均らなくてはなりません。さぁ~。








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