日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

消しゴムが欲しくなるエピソード

2012-08-28 13:48:03 | 私の雑感あれこれ
土曜日の同級会でのまことに無神経なワタシの笑い話。
きっと、会うたびに笑い話のタネにされるのだろう。


同級会の席、数人で雑談の場、です。
ハタチの頃。
同級生の美術部の男子学生の部屋に行った時の話。

成人祝として貰った地域の将来有望な作家の焼き物を見て、
「これ、素敵なお皿ね。ワタシの地域の祝い品は、つまらないものだったワ、いいなーコレ」と言ったらしい。
で、そのころの自分は焼き物に興味もなかったので、欲しければあげるといったら、
ワタシは持ち帰ったらしい。

そんなことあったよね、
と彼は言うのだけれど、
ワタシは、「焼き物の話をしたこと」も、勿論「貰ったこと」も覚えていない。
で、今「その焼き物は」と聞かれても、
そもそも覚えていないのだから、どこにあるか、の話どころではない、のである。

苦学生がゴロゴロ珍しくない時代だったので、
狭い彼の部屋のベットは、黄色いビールケースを幾つも並べて、その上に畳を1枚置いたものだった、のは覚えている。

まことに狭い部屋でも、ベットにしたかったのだろうなー。
「ベットなんて、天井を低くするだけなのに」
なんていう悪たれぐらいはついただろうと思う。

ワタシはまったくヤナオンナだったのである。

「申し訳ありません」としか言いようがない話題。
あーあ、彼はこれからもワタシを思うと、「あの浅はかオンナめ」と思うんだな、とも。
ゴメン。

実は、この手の失敬話、高校の同級会でも聞いたような気がするので、穴があったら入りたい気分、というか、消しゴムで消したい過去の部類の話です。

―そっけないことは罪なりや―

昨今、同級会は「焼けぼっくいに火がついて」に発展するんだって、とウチの食卓で話題にしたことがある。

この度の同級会。
誰か火がつく人いるかしら(苦笑)

もう、当時の恋話は時効なのか、枯れているのか、
きわどいパターンをサラリと喋ったり、自分の好きな女性が○と一緒だったとか、
真剣だった青春時代の話は、誠に盛り上がる。



まったく、楽しいOB会でした。






コメント
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