ひと世代上の女性作家さん。
彼女の本の何冊かは読んでいる。
彼女の本のタイトルでもある「櫂」の扉にだったか書かれていたフレーズが、いつも頭の中を去来していた。
どんなことがあっても、自分の櫂は自分で握っていなくてはならない、というような文意だった。
人生は、時化があったり、凪があったりだろうけれど、自分を見失なわないためにも、その航路を左右する櫂を話してはならない、ということ。自分を声に出して主張するしないの問題ではなく、せっかく与えられた生なのだから、しっかり生きていこう、と。
そのフレーズに出会ってから、なんども心の中に引っ張り出して、今日まで生きてきている。
感謝の思いがあります。ありがとうございました。
そして、老衰による訃報を聞きました。
合掌
彼女の本の何冊かは読んでいる。
彼女の本のタイトルでもある「櫂」の扉にだったか書かれていたフレーズが、いつも頭の中を去来していた。
どんなことがあっても、自分の櫂は自分で握っていなくてはならない、というような文意だった。
人生は、時化があったり、凪があったりだろうけれど、自分を見失なわないためにも、その航路を左右する櫂を話してはならない、ということ。自分を声に出して主張するしないの問題ではなく、せっかく与えられた生なのだから、しっかり生きていこう、と。
そのフレーズに出会ってから、なんども心の中に引っ張り出して、今日まで生きてきている。
感謝の思いがあります。ありがとうございました。
そして、老衰による訃報を聞きました。
合掌