日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

通勤鞄の中の本 『資本主義の終焉と歴史の危機』水野和夫著

2015-01-08 12:33:03 | 
またまた、出会ってよかった、という本。
『資本主義の終焉と歴史の危機』

今、読み中。
長かった16世紀の社会構造、資本主義的発展が産まれて行く解説から、長い21世紀はいかようなる未来につながるのか、という考察。

一学徒、の気分。
「ルネッサンスとは何だったのだろう」や「コンスタンチノープルの陥落」の読後感が消えやらない中の私には、こんな風な富の蓄積が時代をリードしていったと言われると、教室の隅っこで、ウンウンと頷いている、気分になる。

で、これから21世紀に覇者となる国は。。。

昨今、あれがおかしい、これがダメだ、とケンケンガクガク語る中にいるよりも、歴史の流れをといてくれる語り部の前にいることが、心地よい。

学者って、すごいのか、水野氏がすごいのか。
去年のベストセラーだったようですね。
とんと疎いので、今頃ですが、よい本に出会いました。
沢山の人が読者になっているってことも、嬉しいかぎりです。
※ 内容を表記をスルーして、よそ様の感想を貼りつけました。失礼。
コメント (4)
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