日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

北陸は好天でした。

2015-12-15 17:13:25 | 家族
甥の結婚式も華やかに終わりました。
今月下旬に満99歳になる母も出席できました。

披露宴のお料理は美味なフランス料理でしたが、母は最後のデザートを残した以外は、魚料理も肉料理も完食でした!
食欲が元気の源なのでしょう。

電話で弟から聞いていたのですが、残念なことに、先回の10月に母に会った時から見ると、状態はダウンしていました。

歩行器は無理となり、室内も車いす。
車いすからトイレの便座への移動が四苦八苦という状態。
更に悪くならないように、弟はしきりに叱咤激励しています。
後退は容易ですが、現状維持のなんと大変なこと、と感じるばかりです。

介護をしている人は、どなたも経験済みなことでしょうけれど、身体のレベルダウンとともに、意識レベルもシンプル化してきます。
微妙な思考は卒業したようです。
難しいことは考えたくない、考えられない、のでしょう。

世間でいう「認知症」って、これをいうのかと思いますが、
認知症というよりも、人間力のレベルダウンのように思います。

随分、衰えたね~、と弟夫婦と話題にしますが、
「おばあちゃんは認知症になった」といういい方は、弟夫婦からも出てこない。
「こんな風に、衰えていくものなんだね」そういうやり取りを、なんどかして帰ってきました。

来年は100歳のお祝いをできたらいいね、と弟の奥さん。
勿論、大賛成です。
ありがたいものです。





コメント (4)
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