日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

おやっ!嬉しいベイサルシュート

2015-12-17 16:16:38 | 庭 12月
朝、庭めぐりを始めたら、目に留まったのが、旧庭からバラ庭への入口に植わっているバラ「芳純」の株元がムックリ。
かぶさっていたものをどけてやると、
なんと!
赤い、ベイサルシュート(地面から顔を出す新芽)ではありませんか。
12月も半ばなのに!
ありがとう、です。

この秋は調子が悪くて、黒点病にかかり、葉っぱのほとんどが秋口に落葉。
余りにもひどくて、薬剤をかけてやりました。
その後に出てきた葉っぱは、今度は他に比べて元気に艶やか状態でした。
その葉っぱをむしったのは11日。

やっぱり葉っぱから栄養素が株元に送られていたのですね。
その栄養分は、シュートを育てるほどのエネルギーになっていたのでしょう。

シュートが出て、枝を新しく元気なものに交替していく必要があるのです。
そのためには、根っこが元気でなくてはならない。
そのためには、葉っぱと土壌が、元気でなくてはならない。
循環ですね。

花よ咲け、咲け、と焦ってはいけない。
それを求めるためには、樹を元気に。
そのためには、土を健康に。

薬剤をできるだけかけたくないためにも、土に配慮してやりたいと思っています。

一日、いい気分でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選択的夫婦別姓の最高裁判決が出る。

2015-12-17 07:12:10 | 社会問題
大法廷の15人の裁判官のうち、現状を違憲だという判断をした裁判官が5人。
女性裁判官3人全員と、男性裁判官2人だという。

裁判官は同世代の60代の方々。
随分前から、別姓問題は話題に上っている。
最高裁の場で判断される時が来て、職業婦人として法曹界で仕事を貫いてこられた女性たちは、全員、選択的別姓OKという判断をしてくださったことに、敬意と親近感を感じています。
ま、現実は10対5ですから、現状維持となるわけですが、旧姓を通称として使うことが社会的に認知されてきているから、支障も減じられている、という意見。

これで、「通称を使っています」が珍しくなくなるなら、それもよし。
※ゴメン。国家資格で仕事をしている人などは、証明書の書き換えなど手続きが煩雑なのかもしれませんね。

私は、通称使用歴30年、です。
古参株ですね。苦笑
仕事場内は通称です。電話対応では、当然通称を名乗ります。だから先方は、私を通称名で認識しています。
でも、官庁提出書類や銀行書類に署名するときは、一瞬戸惑います。
電話に出た人が窓口に来ているのに、身分証明する書類の名前と違う。
別姓使用しているとの言い訳をして、書面には戸籍名を書きます。
不審顔されたことはありませんが、イヤだったかもしれません。

でも、今回の判決の際の説明で、通称使用がより日の目を見ることになるわけですから、前進です。

男女平等を謳っている憲法ですが、社会は「お嫁に行く」「嫁を貰う」の感覚を引きずっているのです。

10年も前でしょうか、こんな話を聞きました。
息子の結婚相手が学者なので、これまでの論文投稿名を変えると同一人だと認めてもらえなくなるので、女性は姓を変えたくない。だから息子のほうが姓を変えたのです、と。

女性が男性の扶養家族オンリーの時代から、機会平等の社会にまい進しているわけですから、社会の住人である私たちの意識改革も必要な時代になってきているのでしょう。

最高裁でご活躍の女性裁判官に、そして自立した女性への理解の深い二人の男性裁判官に、遠いところから拍手、です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする