日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

昨日の東京都知事の記者会見。

2016-10-01 10:38:14 | 社会問題
就任後2回目の会見とのこと。

14時過ぎから1時間。民法がLIVEで放映していたので、9割方をテレビで見ることができた。テレビの効用ですね。

わかりやすい説明を順を追ってなさっていかれるところに、拍手。

さぞかし(時間的ズレ、担当区域差が入り混じった)処々からの弁解満載の説明もあったろうけれど、それを、パネル数枚ら整理に至るまでには、全体像の理解、状況把握がないとできないことだったでしょう。

新知事になったというのは、政権交代したようなものです。自分がやってきたことではないから、これまでの不始末も弁解なしで見ることができる立場にあります。もちろん、都の運営の当事者、代表者になったわけだから、暴くのは初めの一歩です。長年の政治家経験もおありの小池さん、これをどうかじ取りしていかれるか、興味深いです。

初の女性都知事。財政規模でいうとスェーデンの国家予算に相当するらしいです。
舛添えさんの辞任劇以降、一番最初に名乗りを挙げた候補です。覚悟、やる気は期待できます。

出る杭は打たれる。彼女への風当たり、バッシングはあふれていました。
すごいなぁ、と思います。
打たれる杭になることをヒヤヒヤしてしまう自分を知っていますから。
同世代の女性が、ヨーロッパの一国にも相当する都を率いて、目白押しの大プロジェクトに向かっていく。
勇気をもらえます。彼女に比したら米粒ほどですが。

副知事4人を含む、協議会(名称?)を立ち上げて、昨日の午前中も初会合を持ったとも話していました。
閣議のようなものです。国の閣議は、(小池さん苦笑しながら)役人が作ってきた法案・書面にハンコを押す時間と揶揄する人もいましたが、この立ち上げたチームは、各所で抱えている問題点を共有して、解決策を練るための集まりとしたい、と。
これが大事。ひとりで抱え込むのでなく、チームのほうがパワーも増すし、お互いに責任感も生まれます。

すごくすっきり。
東京丸が、難所を乗り越え、だれが見ても誇れるような航路で邁進していってほしいものです。
予算の増大は極力避けなければならない、なぜならば、それは、都民みなさんのお金なのだから。

ほーんと、すっきり。

ワタシ、都民でないから部外者なんですが、こんなにも怪物のような難問山積なのに、さらりと言ってのけられる小池女史に拍手です。






コメント (3)
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