日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今朝の朝刊。文部科学省の話題。

2018-07-05 07:01:02 | 社会問題
逮捕されたのは文科省のエース級の人だという。
58歳。事務次官候補の一人だとか。

3900万円の国家予算をつけることの見返りに、今年の春の自分の息子の医学部合格の約束があった、と。
どこでそんな発想になったのだろう。周りから、甘い話を話題にされて、ついつい乗ってしまったのだろうか。
ばれなければよし、と思っていたのでしょう。どこから発覚したのかな?

末端の私たちは、細々と計算し、申告して税金を納めています。ルールだから。
なのに、トップ公務員がルール破りしていたなんて、自分のお金での賄賂ではなく、国のお金を使っての賄賂取引がなされていたとは、残念。

彼の息子の今後はどうなるのか。家庭の中では大波乱でしょうね。
詳しく知らないけれど、私立医学部は学費も高額で、よほどの資産がないと不可能と思っていた。
だから、医学部受験と言ったら、国公立が射程範囲。だから受験勉強は超ハイレベルで競っているのだと。

その合格した大学の今後の学費については知らないけれど、入ってからの費用も融通が利く、なんて思っていたのだとしたら、公務員の皆さん、国のお金って、なんだと思っているのですか、いいたくなる。


追記

想像です。
今回の入試の点数の加点には、大学理事長と学長の指示があった、ということもニュースは報じています。
私立学校というのは、入学者を決定するときに、公費で運営されている学校と違って、特別枠というのがあるのではないでしょうか。
例えば、学校に功績があった人の縁故者とか、有名人の入学が大学の人気アップにつながるとか、多くの寄付金を期待できる、とかが判断基準になる例はあるのでは?

想像です。
だとすると、合格者は特別枠者も含めた合格発表になるのでしょう。
国家予算、税金に関係ない場合は、問題にはならないけれど、いつもの、特別枠に国家予算とつながるケースが混じっていた、のに、それをはじくことに鈍感になってしまったことが、大学側のミス、墓穴になるのでしょうか。

想像です。
教育行政にかかわっていると、私立大学の経営がらみの当然の結果として特別枠もあることがおのずと耳に入ってきていて、自腹でなくても合格できます、と言われている状況を、あえて断らなくてもいいのでは、という気持ちが勝ってしまったということ?

ルーズな判断をもしてしまう人が行政の上席にいらっしゃるって、残念です。




コメント
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