日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

2泊3日の車旅。写真追加

2018-07-17 06:51:39 | 旅行・休養
車での長旅はさけていたのですが、自動運転機能搭載の車に換えたことで、珍しく長距離ドライブの旅となりました。

朝、8時15分ごろ自宅を出発。カーナビの目的地を宿泊地ホテル○○に合わせる。
途中、渋滞があり、1時間程度の遅れ発生。

目的地近くまで来たので、ホテル直行しないで、那智の滝によることにカーナビを変更。
那智の滝には30年以上前に子供連れで来たことがあるのだけれど、などと話題にしながら近づいたのだけれど、駐車場がどれも満車。滝付近を通り過ぎて、どんどん山中へと入っていく。果たしてUターンできる場所があるのだろうか、と不安になりながら、ヒヤヒヤと前進するのみ。しばらく行くと展望台のようなところがあり、ほっ。
車外に出て、眺望を眺めてリラックスして、戻ることにする。同様の車とおもわれる滝見物者の車が道路わきのわずかなスペースに停めてあったりもするけれど、そんな気持ちはなくて、那智の滝の見物はあきらめよう、と判断。ところが細い道路に観光バスが来たりして、個々でも大渋滞。車がぶつかったりすると大事だからと、渋滞の車列の中にいると、前方に、滝、那智の滝が見えるではありませんか!
近場まで行ったわけでないから、全貌というわけにはいきませんが、水量豊かに落下する滝の上半分が目の前なのです。車は動かず、状態なので、思わぬことで、那智の大滝の見物は果たしました。
その後ホテル○○に。ホテルの駐車場に止めて、船着き場までホテルのマイクロバスでピストン輸送。船でホテルの玄関前に向かう仕組みです。30年以上前は、5人家族には出費がかさむと判断して、このホテルをチョイスできませんでした。泊まったのは公共の宿。その宿のイメージはゼロなのですが、いつかはこのホテルの洞窟風呂に、という目的達成も今回の旅のメニューの一つでした。
かつてと違って、今はリーズナブルなホテルになっています。もちろん洞窟風呂は同じ。2種類の太平洋の荒波を眺めながらの露天風呂を楽しむことはできました。

翌日は、「稲村の火の館」を尋ねるというのも旅のメニューに入っています。
でも、そこへ行く前に、近場に「くじら博物館」もある、ということでそちらに向かいました。

くじらの町太地の「くじらの博物館」は海洋水族館と隣接していて、博物館だけのつもりが、まもなくイルカショーが始まるということで、バンドウイルカとカマイルカのショー見物をしました。








見終わると、向こうの生簀でクジラの潮吹き。


今度はクジラのショー見物。旅はいろんな方向に展開していきました。笑 それにしても4トンもの重さの哺乳類が水面から飛び上がるのですから、その筋肉やすごい!!! 偉いものです。

その後、潮岬(本州最南端)にも立ち寄ろう、ということで、向かいます。
潮岬灯台。


灯台からの眺望。


灯台は現在無人ですが、これを頼りに海原をゆく船を想いながら、らせん階段を上りました。
地図を見ると、隣接して(橋でつながった)紀伊大島があります。そこにも行ってみようとカーナビを修正。

そこにはトルコ記念館日米修交記念館があるということです。
まったく知識になかった施設。なんでこんなところに?の好奇心で入館。
かつて、1890年(明治23年)に、トルコ使節団の船が岩礁にぶつかり難破。島の村人たちが救助に当たったという史実を記念しての建物でした。「海難1890」という映画にもなっているそうです。


少し距離を置いて、日米修交記念館。えっ下田あたりならわかるけれど、何で紀伊大島に?の気分。
私たちが行くと、一人しかいない係員さんが、展示室内に照明をつけて(エアコンが故障していて申し訳ない、と謝りながら)、資料を説明してくださったり。その日の最初の入館者だったのかも。こんな経験は以前もありました。
帰ろうとすると、階上からの眺めもどうぞ、と。灯台で見てきましたと言ったら、また景色が違います、と言われたので(彼女のお勧めポイントなのでしょう)、また、まわり階段を昇りました。

たっぷりの寄り道をした後、本日の目的地「稲村の火の館」にカーナビを修正して、向かうことになります。和歌山県の西側を高速道路で南から北に向かうのです。高速では、前の車に追従運転、サイドは白線に反応してくれるので、アクセルにもブレーキにも足を掛ける必要はないそうです。ちなみに私は助手席のひと。苦笑

ところが、途中、渋滞が始まりました。渋滞でも前の車の速度に対応して、ぶつかることはありません。

・・・。

そのうち、到着予定時間がドンドン遅くなっていきます。15時20分ぐらいなら大丈夫、だったのが、この渋滞の中、さらにどうなるか、が気がかりになりました。ホテルを出発時は走行距離110キロだから、時間は想定内だったのに。入館は16時までとなっています。
ハラハラが始まりました。交通事故が一番大変。それにらべたら、仮にタイムアウトになっても仕方がない、と自分の気持ちを修正したり、、、。カーナビを覗き、スマホのグーグル地図でもチェックを入れ、到着時間にヤキモキ。
今の調子でノロノロ進めば大丈夫なのですが、まったく止まらないとも限りません。
クーグルナビの「稲村の火の館」案内には、テレホンマークも出ています。クリックしてみました。
「はいはい、稲村の火の、、、」と応答あり。現在向かっているけれど、渋滞中と伝える。高速を降りたら再電話ください、と。
イライラは続きながらも、15分前ぐらいに高速を出ることができ、無事16時前に入館。ほっ。

稲村の火の館は津波から村人を守った浜口悟陵氏の功績を伝える記念館です。私が○○委員になる以前に県外研修の目的地になったことがあったらしいのですが、浜口悟陵氏に興味があったので行きたかったのです。

実は宿泊地は、この記念館より南に位置しているので、また高速道路を数十キロ戻ることになりました。

みなべの国民宿舎が宿でした。海岸に突き出た先に立っているのでロケーションはバッチリ。部屋は夫婦旅では久しぶりの和室。
お料理を奮発したという話で、幻の魚とも言われているクエの鍋は充分食べごたえがありました。そう、お刺身は一人分ずつの船盛り。朝食も丁寧に整えられていて、若いころに利用していた国民宿舎とは様変わりと思いました。

これに、茶わん蒸しと天ぷら(イセエビの天ぷらは初体験)が後から出てきました。



クエの大ぶりな切り身がいくつも入っています。


プラス、お寿司とイセエビの汁物。


翌朝は、和歌山城へ向かいます。昨日戻った道をまた北へ、です。宿をいろいろ探したそうですが、ロケーションと料理で決めたらこうなったそうです。

ま、自動運転での高速走行の経験値を上げるにはよかったとしましょう。
和歌山城は50年ほど前に来たことありの城です。戦災後に再建されてから60周年とのことで、私がかつて見たのは再建して10年ころだったのです。

日陰は涼しいのですが、暑いこと暑いこと。

ボランティアガイドさんの説明に聞き入りながら、城内を回りました。

和歌山城を見上げたところ。手前の建物も由緒あるのかとカメラワークに入れたのに、トイレでした。暑くて取り直す気力なし。汗



帰路のルートは、最速コースにすると大阪エリアまで行くことになるのですが、天理から亀山を回るコースに決め、たしか伊賀上野城にも立ち寄ろう、という案を選択しました。

伊賀上野城。




ここのお城は日本1,2を誇る高石垣があるとのことで、汗をかきかき、一回り。




和歌山城も伊賀上野城にしても、築城当時から残っている石垣には圧倒されました。










コメント (2)
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