日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

古い写真の整理。

2018-07-09 20:32:37 | 私の雑感あれこれ
母は101歳。
95歳で脳梗塞で倒れた。
その以前のことなのだけれど、90歳にはなっていたかも。
母は写真の整理をしていた。
私が里帰りした時、うちの子供たちの小さかった頃に送った写真(母にとっては孫の写真)を、出してきた。
自分が死んだら、ゴミとして処分されるだけだから、あなたに返しておきたい、と。
そして、自分の若いころの写真なのだけれど、欲しかったら、持っていてほしい、と。
母の若いころの写真は黒い台紙のアルバムに貼ってあって、何度が見ている。結婚式の写真は戦争前のもの。
いわゆるスナップ写真ではなく、整列した家族写真や写真館で写したものです。
赤ちゃん時代の兄の写真もあったはず。私に見せてくれたものにはそれらはなかった(兄用に取り分けてあったのだろう)。

なぜ兄の赤ちゃん時代の写真があるのに、私のはないのか、と駄々をこねた記憶がある。
「戦地への慰問袋に入れるために写した」というのが返答だった。
まだ家にはカメラはなかったのです。
写真を撮ることは晴れのイベントだったのでしょう。

母は、もとの黒い台紙のアルバムではなく、新規購入したアルバムに貼り換えて、必要なら、と私に見せてくれた。
そのアルバムも今、私の手元にある。
勿論、うちの子供の幼かった頃のアルバムも。

本棚整理していて、結構、そのアルバムたち(昭和50年代のものも)は年季が入っていて、表紙が外れたりしている。
まだ、処分する気持ちにはなっていないものの、母がそうしたように、私もいずれ整理するときが来るのだと、それは分かっている。

 ― 月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり ―



4畳半の子供部屋は漫画図書館バージョンにしようと思っているので、その重くて装丁にガタがきているアルバムをもう一つの子供部屋に移動させるべきか。それとも、本棚の下段の棚の高さにちょうどだから、そこを定位置にしようか、思案中。

不思議なもので、母の写真にしても、自分たちのものも、遠い時代のものこそ処分しがたく思えます。

開いてみることは滅多になくても、まだ、あそこのアルバムにあるはず、そう思っていたいところがあります。

いつかな?

もういい、と思うのは。




ああ、それにしても整理するには知恵がいるものです。

本棚の高さが漫画本の高さより、随分多かったりすると、空間がもったいなく思えて、横に積むと取り出しにくいし、、、、
あぁ~、どうしよう、とまことに単純な悩みです。





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今日のうっふ。

2018-07-09 15:31:34 | 私の雑感あれこれ
昨日整理していて出てきた、長らく放置状態の出資証書の解約手続きをした。

証書の日付は平成13年の代物。
金額は低額で見過ごしてもいいくらいなのだけれど、先様(某共済組合)の名簿から削除しておいたほうが、双方にとって良いだろうと思って、まず、記載されているところへ電話。

電話番号が変わっていて通じない。本部が転居したのでしょう。
ネット検索できる環境にあるので、調べて現在の電話番号へ架電。

証書が手元にあるので、番号を伝えて、当方の意思を伝えると、手続き用紙を送付るとのこと。
で、送付先の確認。仕事場住所ではなく、自宅にお願いします、と伝えると、
「宛名は、どなた宛ですか」と。

証書の名義人「○○○○」ですと、夫の名前を告げる。

あっ!

先方は、相続が発生したので、配偶者から電話が来たのだと思っているように、一瞬「あっ」でした。

きっと、そんなケースが多々あるのでしょうね。苦笑

相続人として手続する場合は、それを証明するための書類一式が必要になるけれど、本人が手続きをするわけですから、スムーズにできます。

ひとつ片付きそうで、よかった。

帰宅したら、またまた、サブプライムローンで大損して以降、取引していない私宛の証券会社からの郵便物が。

この残高少ない通帳をどうしようかと、昨日も思案していたところ。
でも、解約しない限り、脈ありとみて、こんな郵便物が来てしまう(先方にコストが発生する)のです。
面倒だけれど、これも、重い腰を挙げて、手続きに行ってこようと思います。
きっと、窓口に出向くと、また勧誘されると思うけれど、絶対固辞します。ハイ

解約済みの通帳など、名前の部分がわからないようにして、今朝のゴミ収集車行きになりました。
2輪のキャスター付きスーツケースも、ごみ袋の縦横2か所を切り開いて、カバンを包むように何とかおさまったので、今朝のゴミ収集車行き。まだ10回ほどしか使っていないけれど、4輪付きのほうが便利だからもう使わない。

整理・処分を知恵を使うゲームのように捉えるのもありかな。いつまでつづくことやら。苦笑







コメント (5)
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ふと、かつての自分と、、、

2018-07-09 06:16:52 | 私の雑感あれこれ
引き出しの整理をした。
比較的大事だと判断した書類などを、とりあえず入れておく引き出し。
とりあえずが、何年もたつと満杯になる。苦笑
でも、アレ、どこだったかな?
と思う時、ここを探せばOKという大事なところ。

証明書用の写真が出てきた。
3種類。
一番若く映っているのは、40代だろうか。確か運転免許証用かな。
最近は、運転免許証書き換え時には写真の持参は不要となったから、あとのはパスポートの時、マイナンバーカード作成の時、かな。
50代半ば?
最後のは60に?

いずれにしても、おばあちゃん、と声をかけられると、きっと機嫌を損なっただろうな、と思う。
まだ、現役感だっぶり、だもの。

今は、自分が高齢になっているところを受け入れている。
電車じゃ、座りたいし、できれば階段は避けたいし、重い荷物は嫌だし、数え上げればスルスルと出てくる。

40代のころの私のころの中を占めていたこと、50代のころのソレ、を思い、そのころの自分を懐かしく思う。
よく頑張ったね、とも。

今、あと何十年も元気、というのがありえないことがわかっているから、雑然と押し込まれている引き出し(に象徴されているアレコレ)を整理しておきたいものです。

コレは○○関係、これは△△関係、これは□ 関係、これは、、、と分類していると、それなりに頭が疲労する。整理が下手な自分にウンザリだから。

二人家族で、収納スペースもたくさんあるのに、捨てられない気質の結果、だと思うと自己嫌悪。
整理整頓って、知的ゲームの要素があるようで、不器用さに呆れてしまいます。

だって、出てきた証明写真、捨てないでまた引き出しにしまったのですから。
満杯が、半分ほどの嵩になりましたけれど。










コメント (2)
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