日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

たかが5%。

2020-01-12 10:27:55 | 私の雑感あれこれ
政府が推奨している、キャッシユレス化対策。
5%のポイントが還元される、あの制度。

小規模店舗限定なので、なかなか利用する機会がない。
昨日のコーヒー専門店でのモーニングで利用した。勘が鈍らないように、ここではなるべく「○ペイ」で支払するようにしている。
二人で1500円ぐらいだから、5%は75円分。たかが75円分なのだけれど、銀行の預金金利で、75円が記帳されるためには、どれだけの残金が必要になるのか。もう、すっかり預貯金に金利がつくから、という考え方をやめてしまっている。

銀行は、顧客から預かったお金で利息を支払うわけだけれど、預かったお金を運用して利息に充てるほどの差益が出なくなっている、のが現実。

だから、たかが5%と思わないで、ラッキーと素直に受け取りたい。

そして、いまどきの流れから取り残されないように、頑張っている節もあるんです。苦笑

円ではなく、ポイントという名称の通貨っぽいものが、流通している時代なんですね~。
地域通貨が云々されていたときもあったけれど、このポイントってのも、加入している人(手続きを済ませた人)限定、という意味での、地域(?)通貨と言えるのかもしれません。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞のコラムから。

2020-01-12 09:55:17 | 
日経の「読書日記」というコラムに行き当たった。
私は、読まないことが多い、どちらかというと不誠実な読み手です。苦笑

書き手 歴史学者 與那覇 潤 さん。

陳さんの描く中国史にヒーローはいない、という書き出しから始まって、陳舜臣著『小説十八史略』を取り上げている。 60代になってから、中国を舞台にした物語を立て続けに読んでいたこともあるけれど、陳舜臣さんの本は、一冊も手にしたことがない。
コラムの最後の数行(青文字で引用)を読んで、こんな人が取り上げているのだから、という思いがあふれて、私の中の振り子は『小説十八史略』読もう、と振れた。紙の本になるので、注文してから届くのに数日かかる。
魅力的な人って、あちこちにいらっしゃるのですね~。


抜粋
 いまも日本には「選挙で勝った人」「市場で当てた人」に群がっては、彼らは正しさゆえに成功したと説くのが言論の仕事だと、勘違いしている識者がいる。そうした営みの卑小さを理解するには、日本人が経験した蹉跌と絶望はまだ少なすぎる ―――「歴史が短すぎるのかもしれない」―――


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする