日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

お城

2020-01-11 08:03:53 | 歴史探訪・城巡り
城めぐりにはまっている。
昨今、テレビでも城ブームで、各地の名城が取り上げられて、それも楽しい。

城マニアもそれぞれ。
城の形、大きさを愛でるのが好きなタイプと、その城のもつ歴史に興味を持つタイプ。

私は後者のほうなので、城跡、土塁が残っているだけであっても、学芸員さんの説明書きを読みながら、じわっと充実感に浸っていたりする。
築城に当たっては、当事者はみな真剣そのものだったハズ。平和なんていうボキャブラリーも感覚も存在もしていなかったであろう時代の、生き延びるために手立ての一環として、敵の攻撃から自陣を守り、勢力拡大の策が練られていただろう館なのです。

お正月にやってきた息子、ポツンと、城ってすごいと思うけれど、そこで血が流されていたと思うとイマイチ(熱中するのもなんだかな~)といういい方をした。それも見識。
歴史はどれほど血にまみれているか、そうしてようやく今に至っている、のだけれど、彼とは歴史ものに接している濃度が違うので、「・・・・だね」(城の形状や城主の栄華を讃えるに限らない、など言うとややこしくなるので)と受ける。かつて、大阪城に連れて行ったときに、住んでいた人はどうなったか、と尋ねた息子に、死んだといったら、どうせ死ぬのだから、戦いはしないほうがいいのにね、と2歳児なりの名言をのたまった。彼はそれから数十年経っても宗旨替えをしていないようだ。笑

話は変わって、友人が昨秋、京都旅行を提案してきた。
いろいろ見どころ満載の京都なので、ポイントを絞って何度でも楽しめる。彼女は私以上に何度も訪問しているし。
「○さん(私)の興味のあるお城も、京都ならいっぱいあると思うから、満足するわ」と。

おいおい、京都って、平安時代から天皇の御座所があったところで、気安くお城を作るなんてありえない、のに。
二条城は徳川の世になってから、御所監視の意図もあって築城されている。徳川幕府はたくさんのご法度を作って、各地の城をつぶしたりはしても、新たに作ることには、幕府のために限られていたのに。それも天下普請で。その天下普請に外様大名は競わされ、加重な負担にあえいでいたのに、、、。
城=観光地。京都=一級の観光地。だから、お城も多々あると思っている彼、彼女がいても、この日本、不思議ではないのだろう。
きっと、私も歴史を学ばなかったら、彼女と同類。学べる気力があることが嬉しい。

昨日の午後の集まりで、インストラクターさんの「みなさんの今年の目標は」という問いかけに、ヨガを続けたいと返答したけれど、もうひとつは、「学びたい」『興味を持ち続けたい」です。

あっ、30年ほどまえの集まりでの話題を思い出しました。
趣味はなんですか、の問いに答えていたとき、ある名誉教授(理科系の)は「デンケン。考えることが趣味です」と言っておられました。
ちょっと、キザっ、て思いもしたけれど、きっと、今の私は、あのころの老教授の年齢なのだろうか。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

できるオンナ 私。 (厚かましくも自己判断です) うっふふ

2020-01-11 07:42:22 | 私の雑感あれこれ
注) 本日の文章は、自分で自分を鼓舞するために書いていまーす。

昨日は私の新年の初出勤。
朝、昨晩に貼ったロキソニンのひざ痛シップ、まだ効き目がありそうなので貼ったままにして、ストッキングをはいた。こんな○体に鞭打って私が出勤か、、、と、気持ちで苦笑しながらも、地下鉄に乗った。
おめでとうございます、の挨拶を交わして、さっそくの新年の仕事をスタート。
そして、あの件、この件、そしてもうひとつ、とサクサクとこなす。
感覚が戻る。

溜まっていた分、処理すべき案件はたまっている。速やかに処理しなくては時間内に納まらない。もちろんミスは厳禁。
こんな時、張り切っちゃうのです、ワタシ。

別件のスケジュールも入っていて、1時半には切り上げて、そちらに向かう必要があります。

PCに向かい、長年やってきた書類の作成。
まだ、大丈夫。
というか、しごとに携わっているって、快感! そう思う部分が自分にあることを実感。

出勤日が減って、給料もぐんと下がるけれど、給料以上の責任感で仕事をしている自分でありたいし、そういう人がいる、ということを周りに示せるチャンスなんだと、そういう考え方にモード変換ができた。

きっと、健康だからのプラス思考なのだと思うけれど、この路線、気に入っている。

あなたは不要です、と言われるより、いないと困る、のほうが、人を元気にする、そのパターンなのです。

家事の整理整頓のうまい下手で判断されるよりも、こっちが向いているタイプなので。トホホ









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする