日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

オウム事件 土谷被告の上告審

2011-02-15 22:36:35 | 社会問題
土谷被告46歳。ということは事件の頃は30歳か。
サリンを作ったのは自分だと証言。
土谷被告がサリンを作ったから、サリン被害者が出た。
だから、その責任があることは確かで、死刑に相当する、との最高裁の判断。

原子爆弾の研究者、開発者は、広島、長崎で沢山の人を殺すことになった原爆を作った責任を取って、死刑になったのだろうか。
作ったことと、それを使ったことは同じではない。

だから、ボクだったら死刑にはしないな、
と、我が家の判事さん(・・・元ですが)。

事件から遠くなって、次々と起こる話題の合間に新聞記事では伝えているけど、
麻原氏を信じて毒薬の製造にまい進し、今反省している彼を、それでも死刑にしなくてはならないのだろうか。
贖罪の生は認められないのだろうか。
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8 コメント

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おお、死刑! (serena)
2011-02-16 11:46:04
簡単に「死刑」と言うけれど。処刑を担当する人がいなければならない。その担当者は一人の命を奪うのです。例え裁判がどうの判決がどうのと言ってもその事実に変りはない、と言うことを考えると・・・。死刑の無いカナダに住んでいることを有難く感じています。
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そうですか。 (街中の案山子)
2011-02-16 12:55:44
日本でも死刑廃止論者はいます(どちらかというと夫も)。しかし、マスコミは、凶悪事件の被害者遺族の気持ちとして、「極刑に」「死刑に」と家族は言っています、と報道します。
もちろん今回の件でも。
カナダの場合は、凶悪事件はそのケースで有期刑が百年超とか長くなるのですか。
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猫じゃあるまいし・・ (serena)
2011-02-16 21:38:46
Cat has nine lives. ということご存知ですね。でも刑の長さが人生の何倍なんてなると、猫じゃあるまいし、と思っちゃいますよ。
凶悪事件と言っても殺人とは限りません。名前は忘れましたが、他人のお金をごまかしてその人達の人生を狂わせてしまった人物がそんな刑を受けました。絶対にパロールは無い、パロールの申請も出来ないと言うことです。パロールの日本語思い出しません。
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Unknown (街中の案山子)
2011-02-17 07:40:01
「Cat has nine lives. 」不知です。
パロールってもの判らない。恩赦のことかなと思って和英辞書を検索してみましたが、pardonでした。
刑務所が溢れて、その維持費がかさむということもあるのでしょうか。
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Parole (serena )
2011-02-17 22:05:47
今ネット辞典を見ましたら、仮釈放となっています。英語ーエスペラントの辞典では釈放です。元フランス語。
社会に出ても他に危害を加えないと審査員団に判断されたら可能性がありますが、殺人などの場合は被害者の家族にも言い分があり、その審査に立ち会って異議を唱えたり・・とあるようです。
猫は九つの命を持っている、と言うのは英語の社会ではよく使われる句です。好奇心が猫を殺した、などと猫は話題になる動物のようです。
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いろいろありがとう。 (街中の案山子)
2011-02-18 03:20:29
佐野洋子さんの長く人気の有る童話に「100万回生きたねこ」というのが確かあったと思いますが、その英語社会でよく使われる言い回しが、根底にあったのだ!と、判りました。
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Unknown (とと)
2011-02-19 15:18:22
地下鉄サリン事件から16年?
わずか16年前のことなのに、正直言って記憶からずいぶん薄れてきています。

サリンを製造したのが30歳のころですか。
30歳にもなって、なぜそんなことをしてしまったのかがわたしにはわかりません。30歳と言えば、もう相当な大人ですが、当たり前の分別も失ってしまう程、マインドコントロールされていたということなのでしょうか。

そういえば、もっと大人もいましたね。
ちゃんと社会人として生活していたのに、オウムに入った人もいましたね、そういえば。

この事件のあと、瀬戸内寂静さんが「既存の宗教がもっと反省しなければいけない。こういう若者を受け止めきれなかったことを反省しなければいけない」というようなことを言われていました。
オウムに入信した人たちは、きっと、生や死や世の中の矛盾に悩む真面目な人たちなのでしょうから。
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30もなって・・・ (街中の案山子)
2011-02-20 07:43:02
30歳、オウムでサリンを。結果としてはそうかかもしれないけど、30歳まで社会や親子関係で無問題だったというわけではない、そう想像してしまいます。年月なんてあっというまです。青年後期で疎外感を抱えてしまって、下手糞な選択をしてしまうケース。微罪のケースでしたが、オウム入信で事件にかかわった娘を持つことになった両親に接したことがあり、交わす言葉もありませんでしたが、いかばかりか、と思ったことを覚えています。
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