日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

復興に向けて

2012-03-24 07:39:15 | 社会問題
復興に向けて、連日ガレキ処理のニュースが報じられている。
民間企業も燃料として受入れていたり、自治体としての受け入れの話題も出てきている。
そして、わが愛知県。
先日来、大村知事のガレキ受入れについてのニュースが流れていた。
「処分場予定地は目途がついたから、焼却施設の建設費用を国が負担してくれるのであれば、わが県としてはガレキを受入れるという申入れをした。被災地のガレキを償却する施設だから、国がお金を出すのは当然でしょう」というのです。
アレッと思いました。
「国の費用で焼却施設を作る」コレって、公共工事の誘致と同じ路線ではないでしょうか。きっと、土建業者など仕事が出来る業者の拍手の声が聞こえてきそうでした。
これから焼却施設を作るのなら、なにも東北から愛知県まで運んできて償却しなくても、地元で建設すれば、地元にお金が落ちるし、仕事も生まれます。それを、「ガレキ処理に名乗りを上げる」形で、お金を誘導しようと言う・・・、旧来の公共事業誘致体質そのものです。
そして、昨日同じ愛知の民主党古川議員(現政府メンバー)から、新たな施設の建設資金については了解していない、との訂正が成されました。
そりゃーそう、災難で出費がかさんでいるのに、弱り目に祟り目みたいなことを要求するのはみっともない、と思っていたから納得できました。

もし、どうしても新償却施設が必要なら、輸送コストのかからない被災地の近くにすべきです。被災地に公共工事を起こして、仕事が増える(既に、特需は起こっていると思いますが)というプラスに持っていくべきです。

名古屋市は、陸前高田市に継続的サポートをしているのに比して、なんとお粗末な提案、と思ったことを綴りました。

もし聞いてもいいのなら、
「ガレキ運搬費用は誰が負担しているのでしょう。」
どこかで既報済みなのかも知れないけれど、民間企業がコスト込みで協力しているなどと言うのであれば、広報してほしいものです。
アレッ、私が情報に疎いだけかしら。
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