日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

少しずつ断捨離

2012-11-13 13:42:51 | 私の雑感あれこれ
納戸の本棚に、福音館の「こどものとも」が残してあったハズ、と探していたら、同じく福音館の「母の友」も並んでいた。
長子が初めて幼稚園に通うようになって購読するようになった雑誌です。たしか、月に一度、幼稚園の父母会で、この本の内容をテーマに勉強会の類があったような記憶もある。
通知物に、父母 様とあり、「ああ~、父母ってワタシのことか!」と、思った記憶もある(うふふ)。ワタシ30歳。
パソコンなど無い時代、ネットで情報が得られる今とは全く環境が違う。勿論ブログで情報交換というのもありえない。
自分にとって、この小雑誌「母の友」が、かけがえのない育児書だった、のだろう。だから、その後何度かの引越しの際も、捨てることなく30年後の納戸にも鎮座していたというわけです。
振り返ってみれば、勉強会的なものがあった幼稚園に娘が通ったのは1年間。その後の転勤先では自主購読が3年間で、計4年間の読者だった。その次の転勤時は上の2人が小学生。こどもの出費優先となり、育児雑誌はパラパラと本屋で立ち読みとなる。で、自分の投稿が載ったときは購入したり、というちゃっかり具合だった。笑
懐かしい。若かった!

いつか次の世代が子育てするときに…、と思って残していたのだろうか、ワタシ。情報入手が容易になった時代に、黄ばんだ雑誌の出番はありえない。
「ありがとう。ワタシはあなたになんども学ばせてもらったのよ」そう声をかけて、ビニール紐をかけた。




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台所は収穫の秋でいっぱい

2012-11-13 08:19:06 | 私の雑感あれこれ
システムキッチンで、すっきり台所といきたいのだけれど、収穫物が次々と届き、消化しきれない、贅沢(なのだろう)を味わっている。

サツマイモは、キンツバつくり3度。干し芋も蒸かしては干している。サトイモは小芋と親芋があり、煮っ転がしで2度。今度は冷凍保存を試みよう。

台所ににんじんもやってきた。みずみずしいのはサラダにと思っても、そう沢山消化できるものではない。昨日はキャロットスープを作る。
今年からは、もう何度も、ジャガイモ、サツマイモなどをポタージュにして、冷凍保存しているものだから、昨日はつい安易になりすぎた。
熱い人参スープをミキサーに入れ、「いい加減な蓋」状態でスイッチを入れた。
アチツ!あたりにも飛び散るし、洋服の下にまでしみて、アワヤ火傷か!という始末。
クワバラクワバラ。
手抜きはしていいところと、ブーのところがあるということ。⇒ワタシ
出来上がり、荒熱をとって2回分に小分けして冷凍保存。~最近は冷凍するときは作った日付を入れることにしています。

以前に、小麦や陸稲(!でしょ)を植えていたところをサツマイモ畑にしたそうで、まだまだ採れるらしい。
家人は、食べるものをできるだけ自分で作ってみたい、と陸稲にまで挑戦したのです。
小麦も稲も蕎麦も、その様子のものは出来ましたが、いかんせんプロで無いから、その先の食べる状態にまではもっていけませんでした。
その跡地だからか、今年の我が家のサツマイモは本当に美味です。

余禄
ガーデンがらみ
スィトピーはなかなか発芽しません。温度不足かしらと室内へ。
ようやく36粒蒔いて現在12芽。
過保護もよくないと、育ったものから外へ出す。
新たな発芽はないかと、老眼鏡をかけて数えるワレ可笑し。
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母から電話があった。

2012-11-09 16:14:36 | 母のことなど
弟宅の受話器の使い勝手が要領を得ないのか、よく聞こえないと、戸惑いながら。
弟曰く「自分で、(ワタシの)電話番号10桁をプッシュして架けたんだ!」と。
もちろんワタシの電話番号は、母の暗記済み番号なのです。

墓参りに連れて行ってもらった、そして町が一望できる城山にも車で連れて行ってもらった。うれしかった~、と。

この8月末の母の退院のドタバタ以来、母もワタシも弟も実家の「敷居をまたげない存在」になっているため(!!!)、家には立ち寄らず、父(母には夫)のところ(墓参り)に行ってきたということです。墓の中の夫に思いのたけをかたったのだろうなー。
70年以上暮らしてきた家のことを思わない日は一日もない、と9月はじめに口にしていたけれど、それは多分今も同じ。
嫁してからずっと夫婦の部屋の床の間に架けていた掛け軸(古代中国の哲人「屈玄」の肖像らしい)も引越しのときにもってこられたからそれで充分だ、と自分に言い聞かせながら暮らしているのだろう。

「Uさん(弟の妻)がぜんぶ計画を立てて連れて行ってくれた」
母はそう言う。

山寺の傾斜地にあるお墓のそばまでは行けず、弟らが墓に花を活け、ろうそくをともしている間中、車の中から眺めて、お経を詠んでたいたそうな。

よかった、うれしかった~。

それでいい。

「ウチに来てもらうからには、きてよかった、と思える暮らしをして欲しい」
退院のドサクサ状態のときに、すらっと、なんの気取りもなく口にした、Uさんの人柄にワタシはまったく脱帽です。

敷居は特にまたがなくてもいいのだけれど、そのうちに氷解することも、あるかも知れないし…。
そんなに先は長くはない。100歳まではあと4年余り!
一日でも多く、「よかった~」という気持ちがよぎってくれたら、なによりです。
ホラ、また、ワタシは遠方のムスメ、なのですけどね。
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次々とサフラン開花

2012-11-08 08:04:49 | 庭 11月
わが庭のサフランも遅まきながら、藤紫の花弁をを開き始めた。
ずっと、爪楊枝のような細さの葉を伸ばすばかりでそっけなかったのに、
突然すくっと紫のふくらみが顔を出したかと思うと、翌朝には不釣合いな長い真っ赤な蘂を覗かせて花弁を開く。

夕飯前に時間があったので、スケッチブックを開いて一鉢のサフランとにらめっこ。
しばらくぶりからなのか、もともとなのか、なかなかサフランの色がでない。
つくづく謙虚になる。トホホ
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ガーデニング、備忘録

2012-11-07 12:38:38 | 庭 11月
ゴメン、ゴメンとむき出しになった白い根っこに心中呟きながら、2列植えのムスカリを1列に並べ直した。
これで、春先には通路に沿って、両側にふた筋の青い花を見ることができる。
正確にいえば、2月頃咲きと3月頃咲きだから、微妙にずれるかも。
数年後には株も増えて「ふた筋の青い河」の光景が実現できたら、とトラタヌである。

ひとつ、ふたつ、みっつ、と数えて、計9つのスイトピーの芽。
ほんの数ミリの「青い気配」まで数えているワタシ。
先日、園芸店では10センチ程に育った苗が80円だった。
80×9だから、苗で買うよりお値打ちになったかしら、と勘定している。アッハハ
2袋で36粒の種しか入っていなかった。
まだまだ今後の発芽率に期待している。
ガンバレ!

かすみ草が沢山の双葉を出している。まことに米粒程の小ささだけれど。
そして、ジキタリスもふたつ、みっつ、と。
でも、これについては、ジキタリスなのか雑草なのか判別はまだできない。
以上です。
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新境地って、いつでも誰でも味わえるのだ、と

2012-11-02 12:06:50 | 庭 11月
まことにささやかなことです。
さきに寄せ植え用のケース入り苗を2ケース購入したとき、日々草も4株×2ポット入っていました。
色はビロードのような風合いの濃い紫。洒落た色だなと、実はお気に入りでした。
でも、日々草としては時期が少し遅れ気味だったのか、定植した位置では日照不足なのか、いまいちぱっとしません。

いつも通る街中の喫茶店の前に植木鉢から溢れるように白い花を付けている日々草があります。上手く育てたらこんなになるのに、と思うと、「残念でしたー」にしたくない、という気分がムクムク。

で、とりあえず一株だけ、鉢植えにして、日当たりのいい室内に入れてみました。
雨ふりや水やりのたびの葉っぱの泥はねもきれいに拭きとってやりました。

うふふ。
我ながら可笑しいのです。
今までは無精者で、水やりを忘れるタイプだったのに。

日差しにつややかな葉っぱ。
良く見ると、まだこれから開く蕾もふたつみっつと出ています。
花数も少ない日々草は、まことに地味目。なのにじっと見入ってしまうから不思議。これまでの自分にはなかった要素が、60を過ぎてもでてくるものだとすると、まだまだ他にも出会っていない世界があるということ。
こんなささやかなことが嬉しい。
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