日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

過去に「白いコート」について書いたことを思い出すことがあります。

2015-12-11 07:19:35 | 私の雑感あれこれ
このブログをスタートした月、10年前の3月の記事でした。
「白いコート」

中国を腐す話題が出るたびに、中国で暮らすひとりにはこんな人もいるのに、と日本で暮らすひとりは思うのです。苦笑

まったく別の折(天安門事件の翌年)ですが、頭でっかちの私は、中国の知識人(医師資格をお持ちの留学生)の方を、裁判所に案内しながら、この国では、国を訴えることもできるし、新聞社は政府の悪口を記事にすることあるんですよ、と解説したものです。

彼は、ほぉ~とうなづいていたけれど、どこまでわかっていたのか不知です。
中国では、まだまだ行政府批判はご法度なのでしょう。


戦後の暮らししか知らない私たちは、言論の自由は当然のもの、と空気同然に書きなぐっています。


先日、テレビで終戦直後を取り上げた番組がありました。

終戦の数か月前に、「日本は戦争を早く止めるべきで、このままでは負けるだけだ」というような発言をしたことで検挙され、その裁判の判決が終戦後にあり、彼は有罪判決を受けた、という。世の中は彼の発言通りになったのに、裁判は有罪という不可思議。

実際の新聞記事が紹介されていました。

70年前は、私達の国は(も)、こんなトンチンカンがまかり通っていたのです。


私たちは、今現在はブログの文章に国のチェックが入る、なんて思うことなく綴っています。かつては、そうでもなかったし、今もそうできない国があり、それらの国も、私たちの国が変わったように、いつかは変わるだろう、という、緩い枠で見ていたいと思うのです。



今は、今年亡くなった阿川弘之さん(阿川佐和子さんの父上)の「山本五十六」を読んでいます。戦争に突入していった当時の軍部の空気を知ることができるかと思って。
これも「戦艦武蔵」同様、記録文学の分野に入るのでしょうか。戦中を知っている方々からの置手紙のように思えます。

なんだか、支離滅裂な綴り方になってしまいましたね。

要は、隣国を嫌だと決めつけてしまいたくないこと。
いつの時代も、外交は困難を極めるものなのだ、ということ。
戦争は外交の失敗の結果であるから、賢い道筋を模索しなくてはならない、ということ。

まとめてみようと思っても、ピンボケにしかなりません。
ゴメン。







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和民の従業員自殺で和解というニュースが目に入って、、、。

2015-12-10 15:55:45 | 私の雑感あれこれ
実は他人ごとではないんだよね、と思う感情が去来します。

もう5年前になります。
娘は事業を立ち上げて日が浅いこともあり、副収入を期待して、ワタミでアルバイトをしている、と聞きました。
日中は自宅兼事務所を空けたくないということ、時給がいいという選択肢でも、深夜バイトです。
家庭教師ぐらいのアルバイト経験しかないのに、
なんでそこまでして?
と、なんどか電話口で話したことがあります。
仕事が終わって帰宅が朝の4時とかでしたから、今回の和解事件の彼女の終了時間と同じですね。
勿論、アルバイトですから、トータル勤務時間には限度はあります。
そんな中、妊娠してつわりが辛くて、店長さんに休業を求めたら、1週間のみOKしてもらえたけれど、そんなに長く休んでもらったら困る、ときつく言われたそうです。
深夜労働です。

初めての飲食店でのアルバイト。そういうものかと、1週間休んで、出勤予定が8月16日の深夜からでした。

真夏。炎天です。
その日の午後、自転車で産婦人科の検診に行き、夕飯の買い物にスーパーに立ち寄って、帰り道、交通事故に遭いました。

車のスピードは出ていなかったそうですが、なんと間が悪くて、頭部損傷。
退院後記憶が戻っても、8月下旬の記憶はありません。

お腹に赤ちゃんを抱えながら、つわりの具合悪さと、損傷からくるめまい。

快復できた幸いに感謝しかありません。
設備の整った病院で後悔のない対応をしてくださったお医者さんにも、感謝です。

つわり症状がもう少しよくなるまで、休暇をもらえたら、娘の行動パターンは違っていただろうし、この事故は起こらなかった、、、、。

そう思う部分が、ちょっと湧き起ってきます。

そう、昨日はニュースが目に入ると、特にそう思う一日でした。

娘さんをなくされたお母さんは、ずっと、悔やまれる心が消えないでしょうね。

命はかけがえがないですから。





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国民皆年金・国民皆保険というこの国

2015-12-09 09:26:06 | 社会問題
タイトルはビックだけれど、書こうとしているのは、ささやかな感想です。

すごいことですよね。

制度として、1億2千万人の生活の下支えができている、ということは。
※実際は不足財源の補填で赤字が膨れ上がっていっている状況なのでしょうけれど。

ソ連のペレストロイカの立役者ゴルバジョフ首相が、世界で成功している社会主義国は日本のみ、とおっしゃったそうだけれど、それが世界の実態なのでしょうか。

年金について
無収入(低収入)の主婦は、第3号保険者という枠を設定して、「年金を払わなくても払った扱い」にする仕組みまで考案されているなんて。
国民年金を人数分支払ってきたものとしては、「えっ!同じ主婦なのに」と不均衡に腹も立ったけれど、国の方針として「国民皆年金」というシステムの実現のためには、その仕組みを導入せざるを得なかったのですね。

⇒だったら、老齢年金(基礎年金)部分(国民年金の人たちは、この年金のみ受給します)は、すべての国民からの徴収を止めてしまって、一定額の支給保証をすればいいのに、と思っています。そもそも金額的には、生活保護の支給額と同レベルなのですから。

⇒国民年金の徴収事務その他の莫大なコスト減になるはずなのに。そうなると仕事を失う人が出てしまうために存在し続けているのかしら、と思ってしまいます。


国民皆保険について
こちらも、赤字が膨らむばかりで、暫時手直し中ですね。
高齢者の医療費無料から、1割負担、所得に応じて2割負担、とか、ジェネリック医薬品利用を進めたり。
介護保険についても、所得に応じて負担額が2割となるケースが定められたのも今年から。団塊世代が介護対象者になっていく頃には、介護を受ける人口がますます多くなることもあり、その対策なのでしょう。
遅れ遅れの対策だと、愚痴をいう人もいます。徴収のシステムができて、対象者が少なかった時は、お役所仕事で湯水のように赤字施設の運営費に回っていたりもしたのでしょう。
要はこれからです。
支給年金額もこれまで程の手厚さではなくなるのでしょう。
高齢者像はカウントできるのですから、しわ寄せが偏らないような仕組みを再構築していってもらいたいものです。

庶民は政策については外野です。
無駄なコスト増は避けてほしい
に尽きます。

そういえば、消費税10パーセントへの増税がらみで、据え置きをどうするか、が話題になっていますね。
レジスターの交換などを強いられる食品関係者は大変でしょうね。
シンプルであってほしいものです。






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きっと東京は、、、。

2015-12-08 10:20:38 | 私の雑感あれこれ
こんな光景が頻繁にみられるのだろうな、というシーンに出くわしました。街中で。

歩道に大勢(10~20人)の団体さんがいて、みなさん大きなスーツケースを引っ張っていらっしゃるの。
一瞬、なんのグループ?と思ったけれど、
車道に観光バスっぽいのが停まっています。

多分、、、
と思って、通りすがりに、スーツケースに目をやると
漢字のロゴが目に入って、

外国人観光客の御一行様でした。

わが街中は、このシティーでは中心エリア。
史跡も散在しているハズ。
で、当地まで観光にいらしてくださった、というわけです。

東京だと、こんな光景が氾濫しているのでしょうか。
爆買いしていってくださると、この街もウハウハでしょうけれど、果たして?

かつて、日本人観光客が大挙してフランスやイタリアの都市に出かけて、ブランド物のお店は日本人観光客の行列でひしめいている、と聞いたことがあるけれど、
時が移り変わって、日本が、その購買者を受け入れる立場になっている。

アジアというエリアは人口が何しろヨーロッパとは比較にならせないほど多いし、人口減の日本にとっては、かつてないパターンの市場展開になっていのでしょう。

パリ、プラハ、マドリード、どこへ行っても、スリに注意、かっぱらいに注意と諭されまくったけれど、その外国人観光客の多くなった状況は似ているのに、その手の気遣いに配慮不要な私たちの国って、エッヘン、書いていて自慢したくなりました。
…ワタシに関係ない話ですけれど、ね。

百聞は一見に如かず、どうぞ日本という国を観ていってほしいものです。

東京の繁華街は、この手の観光バスが数珠つなぎなのかしら?





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黒薔薇を堪能。

2015-12-08 10:03:19 | 庭 12月
12月4日にアップしたパパメイアンの晩秋咲きは、私的には格別でした。

漆黒に近い赤黒。
シャッターを切ろうとすると、照明が自動点灯するので裸眼視の色合いとは別物になるのです。自動点灯をOFFにすればいいのだろうけれど、操作?未熟者です。→ワタシ

早朝の庭に持ち出して、自然光ではどうだろう、と。
う~ん、2割方赤みが前面に出る感じになってしまいます。
ちなみにピンクはナエマです。
花瓶は先日、夫の〇〇界人生40周年祝に送られてきたものです。





往年のアランドロンやジェームズボンドの胸に一輪が似合いそうですが、、、。妄想です。

こんな、喜びを与えてくれるもので、またまた、ガンバロウ、という気分も盛り上がって、お正月明けからと決めていたはずの、バラの冬仕事、チョビチョビとやり始めました。決心が浅いですね~。やりたいことには気が急くタイプです。

来客用の室内一大お掃除があるというのに~~。

ひとまず、12日の結婚式のための北陸行行事が済んでから、年末モードになろうかと、、、都合のいいことを考えています。
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風もすっかり冬モード

2015-12-04 10:28:40 | 庭 12月
バラブログの皆さんの中には、冬の剪定、誘引作業を始められている人もいて、気になってはいるのですが、自分としては

「年が明けてから始める」

と、決めているので、ガマン、です。
残っている葉っぱに、光合成がっばってね、と声を掛けながら。うっふふ


バタバタと手短にやるのではなく、腰を押し付けて進めていく予定なので、
作業の着手状況が混乱しないように、ノートにバラの一覧表を作って待ってます。アッハハ
で、肥料などは一応揃えました。お値打ちな園芸店で求めるのですが、本数が多いこともあり、肥料代だけでも結構な金額になります。

今の作業として、冬の寒気に耐えられないと思う、コリウスとインパチェンスの小株も室内に取り込みました。昨冬に冬越ししたインパチェンスは春先に挿し木したら、長期間大いに咲きほこってくれたので、今回も期待しています。

■今日のバラ


つるバラのパレードです。




アンジェラです。


ニュードーンです。物置の屋根を張って格子フェンス側まで来ました。


アンネのバラです。


テラコッタです。


ジュビレデュプリンスモナコです。


ルージュ・ピェール・ドゥ・ロンサールです。


■バラ以外

今年購入したガザニア。多年草、グランドカバーにもなるそうで、増やしたいと思っています。


日本水仙


ヒメツルソバ




菊より下に垂れ下がった八朔








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.ルーズソックス、、、。

2015-12-03 06:29:02 | 私の雑感あれこれ
ウチの子供たち(長男、二女)が高校生のころは、ルーズソックス全盛期でした。
多分。

今どきのおしゃれブームから外れていた我が家には、そのブームは入っていませんでした。

二女が高校入学してまもなくの頃の話です。
中学のクラスメイトもそれぞれの高校への進学しますし、娘は電車通学になりました。
ある日、街中まで映画を見に行くのに誘われた、と行って出かけていきました。
暗くなったこともあり、駅からの帰り道を迎えに出ました。

向かい側の歩道を歩いてくる(制服だったかな?)女子高校生3人組に気が付きました。
その中の一人が娘だったのですが、ルーズソックス姿に、? と思いました。

母親の私が当然気づくだろうと思った娘は、自宅への道すがら、話してくれました。

高校の友達に、中学時代の別の高校に行った友達から映画に誘われたといったら、そんなときは、ルーズソックスを履いて(おしゃれして)いくものだといって、彼女のルーズソックスを貸してくれた、とのことでした。

話を聞いていくと、男女3対3での映画行きのメンバーに加えられていたらしいのです。
中学時代から世界が一つ広がって、違う空気も漂ってきたのだけれど、ウチでは話題にできずに、借りたルーズソックスでのお出かけ。今の彼女の記憶に残っているでしょうか。
そう、楽しいものではなかったのか、ルーズソックスの洗濯はその1回限りでした。

先日、娘にそっくりな可愛い女の子の動画を観て、あと10年もすると、今度は親としてハラハラするときもやってくるのに、と、そんな余計なことを連想したもので、、、。まったく余計なこと、老婆心ですね。



話をもう一つ。

夫の祖母の女学校時代の話ですから、明治の後期でしょうか。
長い距離を歩いて女学校へ通ったそうです。祖母は学校の近くまで来てから、藁草履を下駄に履き替えたものだと教えてくれました。距離があって下駄がすぐにすり減るので、それを避けようと藁草履との二本立て通学だったのです。
その話を長男に話して聞かせたら、
「おばあちゃんも、おしゃれだったのかな。今どきの高校生も地下鉄駅でルーズソックスに履き替えているから、同じだね」と。

えっ!通じない。

おしゃれなんかじゃない。倹約しようと思って、お金のかかる下駄を長持ちさせるための腐心の策であり、学校の禁止をかいくぐってルーズソックスに履き替えるのとは別物なのに~~。

ま、「貧」の感覚の欠如というか違い、なのでしょうね。

付け加えておきますが、当時の女学校進学は少数派であり、贅沢な家庭環境ではなかったにしろ、彼女の兄は裁判官を長年務めたという、向学心に富んだ一族だったと思っています。








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今日は「映画鑑賞会」!

2015-12-02 06:53:11 | 私の雑感あれこれ
でもあり、

「とろろごはん(やまかけご飯)を食べる会」

でもあり、

という女子会というか三婆の会(仲間に失礼ですね)

です。

自分の大好きな、自然薯(夫の作ったものだから自然薯は変かしら?でも、粘りが強い山芋です)を、すり鉢で丁寧にすりおろしたのをアツアツのご飯で食べてもらいたくて企画しました。

で、来てもらうのだから、ついでに
映画鑑賞もしたらいいと思って提案。

インターバルがある超大作の候補もあるけれど、次回以降にして、
今回は、近頃不法で話題になった原節子主演の話題作

「東京物語」1953年制作

です。

私達にとっては、原節子世代が私たちの母親世代ですから、すっぽりと、ひと世代前の家族関係です。
今の子育て世代にとっては、世情は隔世の感。異国のようにすら思えるのではないかしら(苦笑)。

で、ついでに、私にとって2回目のトライ、で昨日、スイートポテトを作り置きしました。初心者の作ったスイートポテトでも、ま、食べてもらいます。うっふふ
お砂糖とバターと卵がプラスされたサツマイモなのですから、美味しいはずです。

60代になって、こうして集まって楽しむ時間が持てるって、幸せ者です。
さぁ、みなさんを迎えるために、少しお掃除もしないと、ね。

では。




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小春日和

2015-12-01 13:13:20 | 私の雑感あれこれ
リビングに鉢をとりこんだ。


シャコバサボテンは全盛期を過ぎた。
ゼラニウムは長く咲いていて、しかもまだつぼみも控えている。
去年のシンビジウムを積極的に株分けした。成果はイマイチ、というか花芽までには至らないのが殆どで、旧子供部屋で待機して冬越しさせることにした。
ウチ、1鉢に小さな花芽発見!でリビングに移動、となりました。




窓辺にバラ。
パパメイアン(黒赤)とフラウカールドルシュキ(白)



師走に入りました。
2歳児の孫は、新たな保育園に登園したそうです。本人は、どこかの児童館に遊びに来たつもりっぽかったのですが、ママの顔が見えなくなって、、、どうしていることやら。

もう一人の娘には3人の子供がいます。
訳あって(はて?どんな訳か不明)、娘は実家を当てにせずに(夫の実家も勿論頼れません)、3人を出産しています。
交通事故で高次脳機能障害という後遺症もあります。というか、連絡してこないので、あると聞いていますといったほうが正確です。
最初の子が生まれたのは交通事故から7か月余り。東京で、です。当時は東京の水道水にも放射能が問題だと、世間が大騒ぎしていたころでした。
交通事故のことはもう思い返しなくもない、といっているとも伝わってきました。
無事に出産できて、これ以上のことはない、と胸をなでおろしました。
2年後に第2子、そして、この夏に第3子の出産。
子連れで出産に臨むシステムがどう整っているのかも、知りません。
弱音を一切吐かず、3人の母をやっているようです。

夫が年に一度の上京の折に、動画をとってきます。
震災後に生まれた子はもう4歳8か月。
2番目は2歳4か月。
末っ子は5か月。

このお正月は、姉の子供(2歳と0歳)たちだけでもテンヤワンヤになるだろうから、そのうちに帰省しようと思う、という話題も出たそうです。

交通事故以来、ワタシ肝が据わったような気がします。
助かった。回復した。無事に生まれた。
そんなラッキーがあるのですから、まだ、抱っこしたことがないぐらい、いいですワタシ。
ビデオに映っていた孫たちはピチピチしています。
プレゼントのおもちゃも気に入ってくれたようです。

愚痴は伝わってきませんが、日々の疲れは溜まっているでしょう。後遺症もあるはずですから。
お疲れ気味の娘を実家でたっぷり寝かせてやりたいな、
おばあちゃんの思いはそれぐらいです。










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