日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

一月の美味。

2017-01-19 07:30:51 | 庭 1月
多分、来年はこうはならないのだけれど、今シーズンに限り、おいしい思いをさせてもらっています。

昨日、九州の某市から特大のウナギが3匹届きました。もちろん国内産。先日の浜松のウナギに続いて、今年2回目。
もう、こんなことはない、今年限り、と言い聞かせて、いい思いに浸っています。

ふるさと納税のおかげです。

私たちの育った時代は、倹約や節約が大事、と教えられ、私などは深く内心にインプットされています。消費が下手。
で、昨今は、貯蓄よりも消費しろ、経済の活性化が大事、との大合唱。

ふぅ~ん、世の中変われば変わるものだ、というのが、直感。

でも、さらに考えていくと、経済とは、お金が回ってこそ社会が潤う、というものなのだと、思うようになりました。

自分がため込むのではなく、みんなにお金が行き渡るように(暮らし向きがよくなるように)なるのが、国が豊かになる、ということなのだと。

そういう思いに至っているので、この「ふるさと納税」の仕組みって、うまく考えたものだとつくづく思います。
美味しい特産品があるのに全国規模の流通に乗せるためのコストでは負担しきれない。そういう自治体にもスポットライトが当たるのです。市町村が町の特産品をお礼の品に提供すると広告すると、全国から寄付が届き、市町村が地元の業者に品物を発注する。
特産品を作っている複数の業者は市町村からの注文に応じれば収益が上がります。収益が上がれば、彼らも納税することになるでしょう。
3方1両損ではなく、3方1両得です。
ちなみに、ふるさと納税(寄付)した人、寄付を受けた市町村、地元の特産品業者が3方です。

誰が損かって? 寄付者が住む自治体です。

どれぐらいの変動がでるのか、きっともうしばらくすると報道が出るかもしれませんね。

遠方に住む子供に、わが自治体にふるさと納税を、の話題を振ったら、断られました。お礼の品がイマイチだったから。
知恵を絞らないといけません。
「公共」は税金で運営しているわけですから、税収アップに創意工夫、頑張ってもらいたいと思います。

長らく納税は沈黙のうちに粛々と済ませるべきものでしたが、すっかりフレキシブルな存在になりました。

お礼の品だけではありません。年末の糸魚川の大火被災者あてにも、ふるさと納税というルートでたくさんの寄付金が寄せられたという。なんとお金(納税行為)が能動的に動くようになったか。
知恵を使えば、世の中まだまだ工夫の余地あり、と思えていいなというのが感想です。







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算段。

2017-01-17 13:46:42 | 私の雑感あれこれ
67歳で迎える新年一月。

長らく年金は納付するものだったのに、受け取る側に回って早2年。
地域の巡回バスの料金が無料になったときの感覚はまだ覚えている。
高齢者だから、電車のシートに座る立場なんだ、と充分厚かましくもなった。
あと何年?、と考える癖がついて、もう老い先が短いような感覚もにじんできたりもしていました。

そんな私ですが、最近、長生きするのだモードに入りました。
母は100歳です。祖母は94歳まで生きました。娘は遺伝子検査したら長寿との判定が出たそうです。

   『 ∴ 私も長生きします。』

という理屈。アッハハ

まぁ、車に例えれば、車体は頑丈ですよ、と言われたようなものです。
良質のガソリンを入れて、定期点検をして、交通ルールに反することをすると短命で終わるかもしれません。

せっかくの頑丈なのですから、生活習慣病は自分で防ぐ必要があります。
心筋梗塞や脳梗塞など循環器がらみの病が出てきそうですが、メンテナンスで平癒させないとね。
ココロせよ⇒自分

そう思うと、まだ30年はある。なんだか背筋がしゃんとする気分。

どこまで自立した生活が可能かはわからないけれど、さしあたって、明日、園芸用のグローブを5つ購入しようと思う。
園芸をするようになって5年。最初は軍手で作業をしていたけれど、そのごアレコレいろんな手袋を使って見た。で、今使っている、手のひら部分がゴムコーティングされている中厚のものが一番気に入っている。これは2つ目。今草臥れた状態です。一年に1つぐらいは使う(かな?)。
なので、とりあえず5年分を準備しようと思います。

おもえば海外旅行に行ったのは、アメリカの大統領選挙の年のアメリカ東海岸、だった。
そのころ、60歳から年数回受け取れる一括預入の年金に入った。この資金を海外旅行用に使えば、年に何度も行ける、という算段だったのだけれど、一度も行かずじまい。
おもえば、それどころではない、いろいろなことがあった、ともいえる。…無理すれば行けただろうけれど、気持ちはそれほどではなかったのです。

去年は、海外旅行ではなかったけれど、春のクルージング、年末の飛行機の旅と、ゆったり旅行を楽しむことはできました。
あいかわらず長期休暇が取りにくいので、去年程度の癒し旅行になるのでしょうか。

とりあえず、今が大事。5年分のグローブ買ったんだから、頑張ろう! 気分でいたいと思います。







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雪景色で庭の冬作業はストップ

2017-01-16 07:24:00 | 庭 1月
土日は雪で、庭は雪景色。剪定作業はストップしてしまった。
土日仕事に期待していたので、期間中に完了するか、ちょっと気になりだしている。
まだ、鉢バラ以外は、寒肥はやっていない。
ま、仕方がない。

剪定した枝にも雪が、、、。





室内から。


剪定、誘引が完了したアーチ。


ロウバイにも雪が。


キッチンの窓辺に。最後のバラと発根待ちのバラの枝。







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久しぶりに、夜中に目が覚めた。

2017-01-14 03:20:57 | 私の雑感あれこれ
眠れないと思いつつ寝床にいたくないので、エアコンをつけてPCの前に座った。

リアルタイムアクセス解析をのぞいてみると、現在のアクセス数が2PVとある。この時間帯にどなたかが訪問してくださっていると思うと、ありがたい。挨拶したい気分になったり、不思議なものだ。苦笑

先日の、某委員会の例会で、一人の新人委員さんの発言があり、

「12月、1月と2回出席するわけですが、この某役員というものが、さっぱりわかりません。どなたか、教えてくれませんか」

「来月に、県単位での新人委員対象とした、研修会がありますので、、、」

「それに出ると、分かりますか」

「一般論だけだから、具体的なこの地域のことでは・・・」

などとのやり取りがあった。

3年任期で、45名ほどのメンバーの3分の1ほどが、入れ替わりがあります。

発言者に同感!  という思いで聞きました。

私も、3年前にスタートした時は、会議が粛々と進行していき、何が何だか状態でした。

どういう役回りだから、こんな報告を聞く立場なのだ、という説明がないから、門外漢だった人間が、突然こっちだよ、と言われて席に着かされ、聞く。着席したものの、この説明を聞いてどうなる? という気持ちが湧いてきたものです。

今でも、聞いてどうなる、という部分が多いです。役所の人は、そういう役回りだからこなしている、そういう感がしないでもありません。役所の人も、割り当てで福祉関係担当になっているのだから、仕方がないのかもしれません。真面目な方々です。今は組織の仕組みを勉強させてもらったと思っています。



帰宅してから、思い出しました。

去年、自分だったら新規就任するときに、こんな説明をしてほしかったと思うことを、レジメにしておいたのです。自分が次の委員さんと交替するときに、説明しておきたいと思って。

そのレジメ(PCに保存されている)を、今回のみなさんに活用させようかしら?

でしゃばり、かしら?

そんなこと、考えています。うっふふ。

私が疑問に思ったこと、不審に思ったこと、きっと今回の発言者の方もご同類のような気がするのです。

ほんの15分ほどで、新規委員さんの希望者だけでいいのですが、提案してみようかな? 

どうしようかな?

もちろん、私が全部を熟知しているわけではないので、間違った理解があれば訂正してもらいたいし、役所の担当者にも同席してもらって、です。

慣れた人たちには、新人がどういうことがわからないか、それがわからないと思うのです。

どうだろう?


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イザヤ・ペンダサン著「日本人とユダヤ人」を読んでいます。

2017-01-13 07:27:42 | 
手にしているのは、角川文庫 昭和52年5月20日 50版発行。ちなみに初版は昭和46年9月30日です。

すっかり黄ばんだ、超年季ものです。苦笑

発効日の10日後には長男が生まれています。私たち夫婦は20代。夫が購読したものです。

出版当時は大いに話題になった本で、当然私も知っていました。少しぐらい読んだかもしれません。知識人であればこの本ぐらい当然、といった風潮だったでしょうか。300万部売れたそうです。

当然中味は覚えていませんでした。12月の半ばに読みだして、驚きです。
文章がずしんと胸に落ちるのです。こんな本が40年も前に出版されていて、300万部も市中に行き渡っているなんて、そんなことも驚きです。私なんぞは、そのころ読者になったとしても、文字面を読んでいるだけでしたでしょう。

今、年月を経てきた自分が、再度出会えたことに感謝です。
この本を読んで「わかる自分」になっていられたことも、ちょっと嬉しいんですけどね。

司馬遼太郎はじめ(塩野さんのローマ史とか、現代ヨーロッパ考では川口さんとか)、それなりの歴史物語を読んできましたが、それらを読んできた自分の中のものとの摩擦は生じません。

そういうことだったのか、と教えられることの連続です。
著者は「知の巨人」ですね。英明で深い知識に裏打ちされた人の文章に出会うと、いち本読みとしてありがたい限りです。

4季がある農耕民族の日本人と遊牧民族には、物事理解において共感不能なものがどうしてもでてくる、納得。


例えば、一例。

アメリカや西ヨーロッパで奴隷制度があった時代、奴隷は家畜に類する扱い、言ってみれば「ヒト家畜」なのです。だから牛馬と同様の売買の対象であり、女性の奴隷は数を増やすという役目を負わされていた。日本にも人身売買があったというが、それは「人」を身売りするのであり、決して、「ヒト家畜」という扱いではないから、奴隷制度の国々とは同じではない。



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いよいよ1月20日が近づいてきます。

2017-01-12 14:07:48 | 社会問題
雑感、四方山話です。

次期アメリカ大統領トランプ氏の初の記者会見の模様をテレビが報じています。
ツイッターでの一方通行発言を得意としているトランプ氏、マスコミ各社とのやり取りは嫌いなようです。

アメリカが一つの会社であり、ワンマン社長が就任することになった、そのような気分です。
知らないものは知らない。不都合なものは取りやめる。気に入った人物を周りに配置し、嫌な事態にはでってい的にダメだし。

こんなのでいいのだろうか。
でも、これが現実。
例えば、オバマケアの撤廃で困る人たちが、さっそく出てくるだろう。でも、トランプ氏の周りには、困る人はいないから、廃止したことのマイナスの実感は伝わってこない。、、、という状況になるのだろう。

いつか、毛沢東首相の訪問先はいつも豊年満作で、毛沢東の政策を賛美する農民たちに囲まれていた、と読んだことがあるけれど、強権発動を得意とするトップの周りには、ご機嫌伺いタイプが集まるから、エスカレートが留まらなかったりする。まさか言論が開かれているアメリカで専制君主の国の様相が展開されることはないだろうけれど。

で、私たちの日本。
雲行きが怪しくなって、平和ボケしていられない、と気づくときが来たのかもしれません。70年間平和だった、と言っても、日米安保条約があり、核の傘のもとにいたのは事実な分けで、もし、そうでなくなったら、どうなるか。
複数の核保有国が隣接している現在、真剣に考えるときを与えてもらったことになるのかもしれない。

うまく書けないけれど、こういうこともあるというシーンを体験中、という面もちです。

例えば、真珠湾攻撃した、というニュース報道を体験した世代もあったわけだし、

戦争の火の粉が降りかかってきたわけではない。

でも、日本の株価は暴落して、、、リーマンショック並みの打撃はあるのかもしれない。不明。

8年前。夫の母のお通夜と葬儀で、私は就任式の模様などはリアルタイムのテレビ画像は見ていません。でも、あの時は、初めて黒人にルーツを持つ人が大統領になるなんて、アメリカはすごい、と思ったことを覚えています。

なんだか、時計が逆戻りしたような思いがするのは私だけでしょうか。







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役所の年初仕事は、、、。

2017-01-12 13:51:23 | 私の雑感あれこれ
きっと、少人数の役所の中が忙殺でしょうか。

何のこと?

年末にどっさりふるさと納税が集まって、領収書とお礼の品送付に忙殺避けているのではないかしら、と勝手な想像。

うっしし。今日はフグが到着。年末、帰省中の子供たちがいるときに毛ガニの、まぁまぁの大きさのが二つ届きました。

もう、今届くのは、初ではなくて、二番手、3番手の発送になるのでしょうか。
昨日、郵便番号の確認電話が九州から。ミカンを送るそうです。これもお礼の品。

数年前に始まったこの制度を28年はしっかり利用させてもらいました。
ぼんやりしていたので、12月28日ぎりぎりになっての送金(クレジット払いの最終日)でセーフ。

ドライにお礼の品でチョイスしているので、北海道や九州が多いです。

あまりにギリギリだったので、申告時には失念がないように処理しなくてはなりません。そうしないと税金の2重払いになってしまいますので。

きっと、我が家では28年がピークでしょう。
これからは、あんな年もあったね、と振り返ることでしょう。

人気の特産品がある地域にどっさりふるさと納税が集まったでしょうね。
先日、テレビのニュースで12月は、前月の何倍もの「ふるさと納税」があったと報じていましたから。

結果、住民税(一部所得税)が大きく減少するのは、、、都市部の高額納税者が多い地域でしょうね。

こういうこともあった、という話です。



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マスクの話

2017-01-11 17:14:57 | 庭 1月
そういえば最近はマスクをしている人を良く見かける。私には風邪を引いたからとマスクをする習慣はない。
お正月に入ってから、なんだか風邪気味。市販の錠剤を呑んでしのいでいる。

日曜日は自治会の役員会と例会。そそくさと出かけ、みなさんとおめでとうを挨拶をかわすと、「アレッ、風邪引いたの?」と帰ってくる。鼻声なのです。うっかりしていました。

みなさんうつりたくないハズです。私だってそうですから。
「熱はないから大丈夫なんです」と、言ってはみたものの、嫌に決まっています。ゴメン

火曜日。私の初出勤でした。
事務所でもおめでとうございます、の後に、「アレッ、風邪ですか?」と。

こんなにマスクが普通になっている時代、これはマナー違反でしょう。⇒自分

そう思って、コンビニにマスクを買いに立ち寄った。始めてはいるコンビニだけど、マスクぐらいあるだろうと、一歩入った目の前が、マスクコーナー!各種並んでいて、選ぶのに困ってしまうほどです。

ーかゆいところに手が届くー コンビニの配慮に感動です。

欲しがる人が多い商品を一番目につくところに置く、鉄則なのでしょうね。

3枚入りのマスクをゲットしました。

付け心地よし、なんと研究されているのかと驚きです。

隣席の女性に話したら、最近は風邪ひきでなくてもマスクの人もいるとか。

お化粧するのが面倒の時とか、、、。

いいこと聞いた、とさっそく

今日の水曜日、実践しました。

今日も午後から会議です。

ファンデーションを塗ると寝る前に落とさなくてはなりません。化粧水だけだったらその手間を省けます。

なので、鼻声も少し残っていることにして、マスクして出席しました。

そう、午前中の庭でのバラ仕事(剪定と誘引)の時も、マスク。

あったかくて、外したい気分にならないほどの付け心地。

夕食の準備していて、味見しようとして、あっ! となってしまうほどです。

頬のシミもたるみもわからないし、マスク美人 じゃないかしら、ワタシ。

ダメだな~、分かっています、歩き方が年齢をかたっているので、トホホ


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3歳児のデリケート。

2017-01-10 07:55:21 | 家族
孫たちが来るときは新幹線の改札口まで迎えに行く。

「言えたよ」と3歳児クン。

「おばあちゃん、こんにちは」が言えなかったのです。新幹線の中で何度も練習していても、おぱあちぉゃんを目の前にしてしまうと、緊張がいっぱいになるのか、照れくさいのか、ママに隠れて、そ知らぬふりしてしまう子でした。

それが、「言えたよ」とママに報告。苦笑

毎度使っている駐車場ではない、時間決め駐車場から車を出して、ドライバーの私は、「あれっ、分離帯があって右折できない」「困ったなぁ~」ぐらいのボヤキを口にしたのでしょう。
そのご「ああ、これでわかった」とも。

すると、後部座席に座っているママに向かって、「ママ、おばあちゃん大丈夫だって」と伝えます。
アレレ、助手席のチャイルドシートで3歳児クンは、おばあちゃんの運転を心配していたのです。しっかり、ものごとの察知能力は増強しているんですね。驚きでした。

玄関に入ると「おばあちゃん 新聞紙 出して」と催促。スーツケースのキャスターが汚れているから、室内に置くときは新聞紙を敷かなくてはという論理。ママのやり方が身についています。見ているんですね。

滞在中、ママパパと弟クン4人で水族館に行きました。
水族館は地下鉄のターミナル駅にあり、折り返し運転です。
帰りの電車待ちの時に、おしっこがしたくなり、おしっこ優先なので、乗るべき電車は行ってしまいました。
おしっこが済んで戻ってきたとき、また、電車が入ってきました。
3歳児クン「電車 優しいね 戻ってきてくれた、、、」と。

待っていた電車が出発してしまって、どうしようと困っていた彼には、つぎの電車というのが、一度出発した電車が戻ってきてくれたと思えたんですね。

こんなエピソードがいっぱい、ってのが3歳児時代なのでしょうね。





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季節は到来しています。

2017-01-10 07:22:12 | 庭 1月
バラの冬仕事のことです。
12月下旬から1月にかけて、バラの、誘引、剪定、寒肥入れ が欠かせないのです。

大きく育ち、繁茂したツルバラが何本もあるから、気合を入れて取り組まなくてはなりません。

4本あるアーチのうちの2本は、8割方整えたといえるでしょうか。

例年は、気がせいて12月中にほぼ完了しているのです。で、ここ2年ほど、2月初めの梅の季節に隣県のリゾートホテル滞在中に立ち寄るバラ園を見て回っています。バラ園は剪定作業中なのです。ツルバラは誘引、剪定が終了していて、木立のバラの作業まっただ中、といったところ。

参考にしたい、の心づもりで行のです。プロの技と比べると、剪定が不足(もったいないという気持ちでバッサリ切れない)を毎年反省させられてきました。

なので、今年は1月からでも大丈夫、と決めていました。
そして、「鉛筆よりも細い枝にはいい花は咲かない」「枝と枝の間は、こぶしが入る空間が必要」と呪文のように唱えながら、極力、バッサバッサやっている、つもり、なのです。

「古くなった枝より、新しい勢いのある枝を残す」ために、のこぎりでギコギコ切ったりもします。
更地からスタートした庭です。バラたちも、最初のころの幼かった花木も覚えているものですから、切り取られた古木然とした枝をつかんでも、感慨深いです。はやくアーチの天辺まで届いてほしいと願っていた日が懐かしいです。

一旦作業に入ると、2時間は集中できます。こうしようか、ああしようか、と自問自答しているから、棘に引っかかりながらの作業も苦痛ではありません。

剪定誘因はスタートしたところ。先は長いです。でも、新芽を膨らまそうとしている枝とにらめっこしているのも、可愛いものですよ。



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