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東京大空襲とかつしか 

2016年03月07日 | 紀  郷土博物館 葛探団

白鳥の高射砲陣地跡を見る(3/5)
葛飾探検団 &葛飾区民参加者

 

推計10万人超が犠牲になった昭和20年3月10日の東京大空襲から10日で70年余となる。
未明の無差別爆撃だった上、軍が厳しい報道管制を敷いた時代だけに詳細はあまり分からなかった。

 

当時のNHKの録音
『敵の編隊11機は、14時10分潮岬に到達、北に進んでいます。其の先頭は阪神方面へ向かうとすれば、
14時20分ごろ、名古屋方面に向かうとすれば14時25分頃到着すると思われます.


『京都の高射砲が急制射を行いますから注意して下さい』  (中部軍管区情報)

      
これは3月5日NHKラジオ深夜便で聞いた放送です(再放送)。

 


”下町大空襲”の情報は、
中程に警戒警報の内容が放送されています。

 

下町大空襲  ←ヒキノさん


葛飾区郷土と天文博物館では、
あの痛ましい戦争を語り継ぐ・忘れない、という事から、葛飾柴又・山本亭の防空壕を見学し、
戦争の忌まわしい事を語り継ごうと、見学会が行われています。

本年は,山本亭が都合が付かないことから、≪白鳥高射砲陣地跡≫を見て回ることにしました。

             午後、葛飾探検団が区民参加見学者 を案内して、跡陣地を見て回った。
その後、スライドを使用して、高射砲跡地を学芸員によりレクチャーされた。

  


葛飾探検団の活動方向性

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白鳥高射砲陣地跡について

 

地図の青い線が高射砲陣地の跡周辺 

                         


上の地図の番号(建物)説明

 
見学順序

白鳥小学校~門扉入口(白鳥南公園)~水戸街道~白鳥交差点~ 白鳥東公園~白鳥小学校方向へ
台座跡地(A/B/C)へ随時入り、レクチャー。

黄色い円は高射砲跡地跡、 A中隊に6ケの高射砲、B中隊、6ケの高射砲  C中隊 6ケの高射砲 
3中隊で計18基配置されていた。

1中隊6基の砲座は、半径約35Mの半円形上の約22mの間隔で設置されていた。



現場を見て歩く、砲台跡地へ出発です。
学芸員の懇切・詳細の現場説明・レクチャー

 

 



上の地図▽の地点、水戸街道水戸街道付近、これより水戸街道を金町方面へ


水戸街道白鳥交差点.右の建物が東京ガスの建物です。

 

 
白鳥交差点、左に入ると『葛飾区郷土と天文博物館』に至ります。

 

  
      白鳥東公園で探険団員からのレクチャー 
実際に見て体験した人のお半誌です                                               


東京大空襲を体験した葛飾探検団員の“体験談“を区民参加者に披露しました。


≪焼き出され、皆んな真っ黒になって、葛飾方面へゾロゾロと歩いて流入してきた。
都心部は3日3晩、赤々と燃え上がっているのが、柴又から望見できた。
子供の頃でした。≫

当時の様子を聴こうと
皆さんからの質問攻めで、大変盛り上がった有意義なお話でした。

 

 
むき出しになっているコンクリートの跡地、砲台跡。
学芸員からの説明。


↑  コンクリートの中に埋められている鉄の楔。
より砲台を強固にするためであったか?

 


駐車場内の砲台跡地(黒い丸)

場所は不明ですが 高射砲台跡

 


白鳥南公園の河津桜が満開でした



↑ 地図上の、”門扉・入口”の白鳥南公園に咲いていた、カワズ桜。


戦争の残がい,忌まわしい戦果の跡地を見るとき、唯一心を癒してくれ桜、

そして勇気与えてくれた河津桜でした。

 

  ・ 桜かな 戦争忘れ 陣地見る  (縄) 

 
高射砲

 


↑ 葛飾物語から

高射砲はB29にめがけて撃つのかと思っていました。
実は、編隊飛行のの撹乱戦法であったという事で

聞いてみないと分からぬことばかり、有意義の一日でした。

探険団と、区民参加者のコラボでした。

  

葛飾探検団員が見ることと、調査レポートなので
文章や活字がふんだんに入っています、見難いですがお許しください。 

 

コメ欄は閉めています。
お越しくださって有難うございます。 

 

 

コメント
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