地球釜の正体は、謎に迫る
東京・葛飾区の「葛飾にいじゅくみらい公園」の一角に、
UFがらみ宇宙から転がり落ちてきたような赤錆色のナゾの
物体が鎮座しています。
「地球釜」という名前がまたインパクト大。
整然とした芝生の公園にモニュメントの正体はいったい
何なのでしょうか!?
以前は、三菱製紙中川工場敷地の常磐線に近い付近に鎮座していたが、
『葛飾にいじゅくみらい公園』が整備されたことにより
移動された。
古紙再生ドラム (地球釜)
↓
一体謎の物体とは・・・・?
両サイドに回転台が有るのでグルグル回ったようです。
最大内径が4、270mmもあります。この中に損紙5tと水9tを入れ、毎分1回転させながら蒸気で蒸し、再生原料を作ったそうです...
古紙再生釜。
右奥は東京理科大学キャンパスです。
赤錆色の地球釜は内径4.27mで、近づいてみると見上げるほどに大きいですよ。中に入れそうですが、入れません。
この機械は損紙(加工しそこなった紙)を釜に入れ、
蒸気を注入しグルグルと回転させながら高温で蒸しほぐし、
パルプに戻す役割を果たします。
つまり再生紙を作るエコロジーなマシンとも言えるわけですね。
硫酸ソーダと、水を入れて、約3時間煮る。
すると、古紙がドロドロの状態になり再生紙となる。使い古された
紙幣なども最後は、このお釜のお世話に成ったとの事です。
公園の芝生の上にトンネル状のモニュメントがあります。
そこから覗いてみると・・・何やら赤錆色をした球形の奇妙な物体と
理科大の校舎が見る。
昔と未来が重なって見える様な気がします。
東京理科大学・藤嶋昭学長自身が何度もノーベル賞候補に
挙がっているが受賞にならない。
以前も取り上げたことが有りましたが、
場所が変わっていて新鮮に感じましたのでUPしました。
コメ欄は閉めています。