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「地球釜」!? 東京葛飾に残る産業遺産

2018年09月09日 | 総  未分類

 地球釜の正体は、謎に迫る

 

東京・葛飾区の「葛飾にいじゅくみらい公園」の一角に、
UFがらみ宇宙から転がり落ちてきたような赤錆色のナゾの
物体が鎮座しています。


「地球釜」という名前がまたインパクト大。
整然とした芝生の公園にモニュメントの正体はいったい
何なのでしょうか!?


以前は、三菱製紙中川工場敷地の常磐線に近い付近に鎮座していたが、
『葛飾にいじゅくみらい公園』が整備されたことにより
移動された。

 

 

古紙再生ドラム (地球釜)


一体謎の物体とは・・・・?


両サイドに回転台が有るのでグルグル回ったようです。
最大内径が4、270mmもあります。この中に損紙5tと水9tを入れ、毎分1回転させながら蒸気で蒸し、再生原料を作ったそうです...
古紙再生釜。

 


右奥は東京理科大学キャンパスです。

 

 赤錆色の地球釜は内径4.27mで、近づいてみると見上げるほどに大きいですよ。中に入れそうですが、入れません。

この機械は損紙(加工しそこなった紙)を釜に入れ、
蒸気を注入しグルグルと回転させながら高温で蒸しほぐし、
パルプに戻す役割を果たします。
つまり再生紙を作るエコロジーなマシンとも言えるわけですね。

 

硫酸ソーダと、水を入れて、約3時間煮る。
すると、古紙がドロドロの状態になり再生紙となる。使い古された
紙幣なども最後は、このお釜のお世話に成ったとの事
です。 

 

公園の芝生の上にトンネル状のモニュメントがあります。
そこから覗いてみると・・・何やら赤錆色をした球形の奇妙な物体と
理科大の校舎が見る。

未来が重なって見える様な気がします。
 東京理科大学・藤嶋昭学長自身が何度もノーベル賞候補に
挙がっているが受賞にならない。

 

以前も取り上げたことが有りましたが、
場所が変わっていて新鮮に感じましたのでUPしました。

 

コメ欄は閉めています。

 

 

                 

コメント
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