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 「山笑う」

2020年03月19日 | 文学  かめの会・季語のある風景

3月の宿題・かめあり句会(3/21)

 

山笑う

枯れてひっそりとした冬の山にも、やがて春は訪れる。
 木々は芽吹き、草は萌え出し、山は瑞々しい命で満たされるようになる。

 そんな春の山は、遠くから眺めると、おおらかさ、やわらかさ、そして艶やかさを帯びている。
 冬の鎮まり落ち着いた印象からは一変している。

 そんな山の様子を山笑ふと表現する。

"山笑う”を季語とし4句作りなさいとの宿題です。

 


 秩父市吉田石間の春


 秩父下吉田、山桜咲くころ     (吉田石間への撮影旅行の蔵出し)

望郷の念で詠みました。
山育ちの人間には、何を詠んでも気安く浮かんできた。
やはりDNAが山の遺伝子で組成されて・・・。

 

 

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