私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

エデンの東

2009-05-10 21:07:21 | エデンの東(韓国ドラマ)
地上波で深夜放送しているものを録画してみている。
吹き替えゆえ、悪巧みの場面らしいとか、復讐の場面らしいと悪の香りがぷんぷんする場面の台詞がバンバン分るようになった。今まではラブコメ中心に楽しんでいたので、復讐だの悪巧みの単語力は非常に低いのだ。
調べたことはないが、ハングル検定の語彙にも悪巧み関係の単語は少ないような気がする。(これはあくまで未確認)
悪巧みらしいという結果だけだったものが、こんな原因があってこんな出来事が更に追加され、そして悪巧みという全体の悪巧み構造が全部分り、一体どれだけシン・テファンが悪巧みをしていたのか、今更のようによく分るようになった。

しかし悪い言葉が分ると、シン・テファンを仇と思い結束する家族の思いもより強く感じられるようになった気がする。
辛い時ほど、人間の結束は堅くなるというのが、伝わってくる。

深夜枠ゆえ、放送時間は毎回微妙に変わっている様子。いつか録画に失敗する時が来るだろうが、それまでは録画して楽しもうと思う。
大作ゆえ、DVD購入はまだちょっと考慮中。

***

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スラムドック$ミリオネア

2009-05-10 16:03:20 | 映画鑑賞
ムンバイでコールセンターの助手をしている18歳の少年が警察で拷問を受ける。
「なにかからくりがあるんじゃないのか?」
「なんで詐欺を働いたのか言ってみろ!!」

かろうじて字が読めるだけの18歳の少年はスラム街で育った孤児の青年だ。
そんな青年がクイズミリオネアであと一歩で最高額というところまで行くわけがないと思っていた警察は、彼に手ひどいことをするのだ。

***
知識はないけれど、悪知恵はある。悪知恵を働かせなければ生きていけない少年少女3人。
しかし3人は、暫くすると悪知恵だけでは生きていけないことを知ることになるのだ。
お金もなく保護してくれる親もいない3人に容赦なく襲い掛かる悪への誘惑・・・・

ちょっとのつきで悪の世界に簡単に落ちていく子どももいれば、ちょっとの幸運で生き延びていく子どももあり。
運不運は自分の力だけではどうしようもないことを学んで行くということが大人になることだと思うのだが、ムンバイのスラム街の子ども達はそれを10歳にもならないうちに仕方なく悟っていくようになるのだ。そんな諦めのような生活の中でもある一つのことを信じようとしたこの18歳の青年。

信じても裏切られることもあれば、裏切られないこともあり。
それは努力とはなんの関係もないことで、ただの運なのかもしれないが、その信じる気持ちがじーんと伝わってくる。
やっぱり主人公が18歳だからだろう。若さが運を引き寄せたのかもしれないし、運を引き寄せたのも運命か?

インドらしい最後のエンディングシーンに思わず笑ってしまう。

スラムドッグ$ミリオネア
A・R・ラフマーン
ユニバーサル インターナショナル

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