goo blog サービス終了のお知らせ 

私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

悲しい誘惑

2009-05-18 21:17:13 | 韓国ドラマ・映画
家庭も顧みず仕事にまい進していたはずなのに、いつの間にか会社からその存在さえも疎まれるようになった一人の中年男性。
そんな彼の元に部下としてやってきた1人の若い男性。
これから上り坂の男性ともうこれからは坂を下るしか道がないように思える男性。

年齢も関係なく、お互いがお互いの中に何か自分に欠けるものを見出した二人だが、そんな自分の思いに戸惑う中年男性。
今までそんな思いを何度も断ち切らなければならなかった若者の方は、戸惑う中年男性に「誰かと慰めあう時間を持つことがそんなに悪いことですか?」とストレートに気持ちをぶつけてくるのだ。
また傷つくことが分かっていても、その思いをぶつけてくる若さと、今まで思ったこともなかった感情に戸惑う中年男性。

2時間ドラマなので割りと簡単に見られると思ったのだが。。。
若いと呼ばれる時代から中堅と呼ばれるようになり、そしていつの間にか世代交代の波に飲まれるというのは、とても普遍的なことだ。
男性同士ということで、ややびっくりするが、そのテーマは男女に関係なくあるもので、寂しさを誰と共有し、どのようの生きていくのかなど、考えさせる内容でびっくりする。またその二人の心の動きを、中年男性の妻の視点からも見せようとしているのが挑戦だなと思う。
*****
脚本→ノ・ヒギョン
監督→ピョ・ミンス

このような検索ワードで調べてみると、名作ドラマを作ったコンビというような記事が沢山ヒットするはずだ。
この悲しい誘惑は2時間のテレビドラマだが、名コンビといわれる意味がとてもよく分るドラマだ。

中年の上司→キム・ガプス
若い部下→チュ・ジンモ

(韓国ではこういう話題はタブーなはずなのに・・・)二人とも難しい役をよく受けたと思う。




チュ・ジンモ 悲しい誘惑 [DVD]

ブロードウェイ

このアイテムの詳細を見る