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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

天使と悪魔

2009-05-24 15:55:36 | 映画鑑賞
新しい教皇を選出するためのコンクラーベが始まろうとしている時に誘拐された4人の有力者。
1時間に一人ずつ殺していくという犯人のメッセージ。
バチカンから謎解きを依頼されたハーバード大の教授が探偵でもないのに、時間が限られた中で謎も解きつつ、見えない犯人と対峙しなければならない。

宗教と科学というテーマがポイントなことは重々承知だが、私にとってはタイムリミットが近づくと同時にテンションがあがる音楽が流れ、時間と戦いつつ犯人の手がかりを捜すというサスペンスミステリーとして非常に楽しく鑑賞。

謎解きだけに重点を置いていないつくりは、私のようなキリスト教に対して基礎知識がない者には非常にありがたい。時間に制約があるなかでの緊張感は、見ているものにも伝染するらしい。ただ、淡々と歴史と教義を台詞で聞かされるよりも、宗教と科学についてのかかわりもすんなりと頭に入るような気がするから不思議だ。

***
ユアン・マクレガーが非常にいい役だと思う。
(いい人ということでなく、役者として演じるのが面白い役だったのではないかと思う。)
トム・ハンクス演じるハーバード大教授よりも、台詞回しにクレバーな雰囲気が漂い、良いとこ取りのような気がする。夕暮れから深夜のバチカンを走り回ることになるトム・ハンクスは、肉体的に厳しい場面を一手に請け負っている感じだが、それでも見終わった後はきっちり彼の映画として印象に残るようになっているから、それも凄いことだとは思うが・・・
宗教と科学について考えたことなどなかったので、その点からも結構面白く見る。
科学に興味もなかったので、反物質という単語も、この映画を見なければ一生耳にすることもなかったはずだ。

***
特にこの映画に興味はなかったのだが、ユアン・マクレガーが出演するというので、急遽見に行くことにした映画。
前売り券を買う暇もなかったので、1800円の定価で見るが非常に面白かった。
緊張感をあおる音楽が非常に印象的。






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