去年の秋、中国で働く外国人にも中国の社会保険加入を義務化する法案が成立し、今年の7月から施行されることになった際には「駐在員は日本の社会保険も残したまま中国の社会保険に入ることになるから、二重課税になるし、企業にとってもかなりなコスト増になるから、適用されるのは現地で直接採用される外国人だけなのでは?」という話もあったはずだ。
しかし、もうすぐ7月になるという今、「(駐在員がのぞかれることはなく)中国で働くすべての外国人が社会保険料を払う必要がある。医療、失業、年金、労災、養老の5種類で会社負担分および本人負担分あり」ということで調整が始まっていると聞く。
まだ運用に?な点もあるらしいのだが、とにかく来月の1日施行は確実らしい。
日本もそうだが、社会保険に国籍要件が付いている先進国は少ないので、そういう意味ではグローバルな展開なのだろうが、医療と年金だけでなく、失業、養老まではいっているのはやはり珍しいと思う。
駐在員は勤務が終われば自国に帰国する。通常失業は掛け捨てになる。退職後、セカンドライフを海外で過ごすという人の話も聞いたりするが、今の時点でセカンドライフを中国で過ごすというのは、やっぱり少ないだろう。
中国側の制度ではあっても、やっぱり適用除外など一定のルールはあってもいいんじゃないかと思う。
海外勤務社員の給与は、税制、社会保険の考え方が各国で違うから、手取りで保障するのが通常の取り扱いだと思う。
ネットで給与を保証するためには、現地でかかる税金や社会保険をグロスアップして会社が負担する必要があるから、コストもどんどん膨らむことになる。
料率も高いようだし、2,3割は人件費も膨らむんじゃないだろうか?
その国の制度だから、あまりいろいろ文句はつけられないんだろうが、早く協定が結ばれて二重払いが回避されればいいと思う。
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日本でも日系の人達が介護保険に入らねばならないことに対して「帰国したら介護保険は使えないのだから、適用除外にならないだろうか?」というような話があったはずだ。
しかし、もうすぐ7月になるという今、「(駐在員がのぞかれることはなく)中国で働くすべての外国人が社会保険料を払う必要がある。医療、失業、年金、労災、養老の5種類で会社負担分および本人負担分あり」ということで調整が始まっていると聞く。
まだ運用に?な点もあるらしいのだが、とにかく来月の1日施行は確実らしい。
日本もそうだが、社会保険に国籍要件が付いている先進国は少ないので、そういう意味ではグローバルな展開なのだろうが、医療と年金だけでなく、失業、養老まではいっているのはやはり珍しいと思う。
駐在員は勤務が終われば自国に帰国する。通常失業は掛け捨てになる。退職後、セカンドライフを海外で過ごすという人の話も聞いたりするが、今の時点でセカンドライフを中国で過ごすというのは、やっぱり少ないだろう。
中国側の制度ではあっても、やっぱり適用除外など一定のルールはあってもいいんじゃないかと思う。
海外勤務社員の給与は、税制、社会保険の考え方が各国で違うから、手取りで保障するのが通常の取り扱いだと思う。
ネットで給与を保証するためには、現地でかかる税金や社会保険をグロスアップして会社が負担する必要があるから、コストもどんどん膨らむことになる。
料率も高いようだし、2,3割は人件費も膨らむんじゃないだろうか?
その国の制度だから、あまりいろいろ文句はつけられないんだろうが、早く協定が結ばれて二重払いが回避されればいいと思う。
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日本でも日系の人達が介護保険に入らねばならないことに対して「帰国したら介護保険は使えないのだから、適用除外にならないだろうか?」というような話があったはずだ。
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