新宿ミラノ座

今朝の新聞に、新宿ミラノ座が年末で閉館するという記事が載っていた。
知ってはいても改めて記事を読むとやっぱり一映画ファンとしては淋しい。

新宿プラザ劇場では満席の中、買ったばかりのパンフレットを通路に敷いてstar warsを見た。
あの当時は日米同時公開なんて考えられ無かった。多分一年はタイムラグがあったに違いない。

新宿トーアでは、チョウユンファの映画をみた。広東語を話す中年男性が沢山いる劇場内は心無しか香港の街中の匂いがした。

新宿グランドオデヲン座では、韓国でヒットしたグエムルを見たはずだ。
新大久保に近いせいだろう。韓国人向けに入り口にハングルの案内文が掛かっていた。

リバイバルのMGMミュージカル映画を見たのは、ミラノ2だっただろうか？

映画好きとしては、快適に見られるシネコンも有難いが、映画と映画館の思い出がセットになった記憶はやっぱり懐かしく大事に思える。

ミラノ座では、ファンタスティック映画祭の舞台挨拶が思い出に残っている。
ユンファやチャンドンゴンの姿を見たのは、ミラノ座だったはずだ。
韓国映画のシュリを観たのもミラノ座だった。
満席だったので、立って見たはずだ。
今では考えられない事だ。