私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

師任堂(サイムダン)、色の日記 第15,16話

2017-03-23 21:14:54 | 師任堂(サイムダン)、色の日記 韓国ドラマ
20年前のサイムダンの苦しみを知り、馬を駆って彼女の元に駆け付け、こっそりファイムダンの夫が見ているとも知らず彼女を抱きしめるイ・ギョム。

今度は僕が君を守る番だというイ・ギョムだが、こういう軽率な行動が彼女および自分を危険に追いやることに気づかないのは、育ちの良さと今まで自分が権力争いに加わってこなかったせいだろう。
いつ殺されるかいつ裏切られるか・・・とびくびくしている王と違うのはこのあたりか・・・・
借金をしてまで流民をかばい、紙漉きを生業としようとしているサイムダンにとって、夫があまりにも頼りないとはいっても、逆にイ・ギョムが魅力的に映るのかどうかは不明・・・・・
彼女が賢母故、イ・ギョムに心変わりすることはありえない。このあたりの筋書きが読めてしまうのが、このドラマの特徴でもあるのだが、ドラマに刺激を求める私としてはやや物足りない所・・・・

ドラマの刺激といえば、なんとしてもサイムダンに勝ちたいファイムダンの飽くことなき嫉妬心なのだが、これがPTAの内紛のようで面白くもあり、既視感もあり・・・・
サイムダンが主人公故、この対決にスポットが当たってはいるのだが、悪事に関してはファイムダンの夫の方が何枚も上手だ。

高級紙である高麗紙の作り方を手に入れながらも、見た目は高級品、使ってみたら二流品というせこい方法で利益を増やし、更には役人の弱みを握って権力を手に入れのし上がるという古典的でありながらも、手堅い方法でポジション確保だ。
イ・ギョムがその粗悪品の紙に絵を描き、王にその紙の質の悪さをさりげなく伝える場面や、狩りの最中にファイムダンの夫がイ・ギョムに矢を向ける場面など、時代劇らしい心理戦で、スンホンの本格時代劇を楽しみたいファンとしては、奥様同士の対決よりも見どころが多いような気もする。


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スンホンファンとしては、馬に乗っての狩りのシーンや弓矢を操るシーン等が見どころを思われる・・・・・

現代のシーンでは金剛山図を巡って、ミン教授の違法暴走が続く・・・・