私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

師任堂(サイムダン)、色の日記 第13,14話

2017-03-15 21:22:58 | 師任堂(サイムダン)、色の日記 韓国ドラマ
5千枚の色紙の発注をファイムダンが裏で操っているとも知らずに、流民たちと一緒に紙漉きを行うサイムダン。
当然契約の際に店主だった男はおらず、紙も引き取ってもらえない。一介の主婦であるサイムダンに出来ることは位だが、それさえもままならず・・・・

ファイムダンの勝ちのようにも思えるが、ある男がファイムダンの店の裏帳簿を持ち出し、ファイムダンの夫の事を調べているイ・ギョムの元に持ち込むのだ。
しがない田舎役人だったはずのファイムダンの夫があれだけの地位を手に入れたのか、男の口から役人の子供の弱点を握り、それをネタに上り詰めたらしいことが分かるものの、ファイムダンの夫は抜け目のない男。
紙の質が落ちていることを彼女の機転で切り抜けたにも関わらず、妻ファイムダンの管理の甘さをなじる彼。
自分の身を守るため、さらには権力を手に入れるため、そしてイ・ギョムを見返すために生きてきたファイムダンだが、夫は彼女に偽の家系図を与えるも、あとは彼女の思いを搾取するのみだ。


紙が売れずとも紙漉きで生計を立てるしかないサイムダンは、あの寺での出来事が紙の作り方を手に入れたいがためにファイムダンの夫によって事前に企てられていたことを20年経ってから知ることになる。
彼女が絵に描かずとも、彼女が絵に詩を添えなくとも寺の流民たちは一人残らず殺されることになっていたのだ。
結局ファイムダンの夫は最上級の紙の漉き方を手に入れ、権力も手に入れた。
今は見かけ倒しの紙を作り、私腹を肥やしているのだ。

こんな百戦錬磨の男と対峙してイ・ギョムに勝ち目があるのかどうか分からない。
20年経ち、いい大人になっているにも関わらず、大叔母に彼女と自分を守るためには知らないことが一番と諭され、王と対立しないようにと注意されるような男性なのだ・・・・・

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そうは言っても14話の後半の苦悩のイ・ギョムの姿は、スンホンファンにとっては、プロモーションビデオ的な素敵な場面の連続かと思われる・・・・