私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

SING/シング

2017-03-19 10:39:46 | 映画鑑賞
父親が洗車場をやりながら自分の夢を応援してくれた思いを胸に、劇場の支配人になったコアラ。
しかし夢が叶った後には、劇場を維持していくという大きい壁が待ち受ける。
起死回生に賞金付きの歌のコンテストを企画。
ゴリラ、象、ヤマアラシ、ネズミ
そして25匹もの子ブタを育てる母親ブタ。
動物が各自の特性を活かして社会生活を営むという設定はズートピアと同じだが、こちらの世界には肉食だの草食だのの動物格差はない。身体が小さいネズミは非常に態度がデカイが、それはただ単に彼のプライドの高さから来るもので、身体の小ささを態度でカバーしようというのとはちょっと違う。
他の動物達も一歩踏み出したいとオーディションにやって来るが、乗り越える壁は誰もが内に持っているもので、外に向かっての物ではない。そこがこの映画がズートピアと一番違うポイントだろう。
イカだってイカとして自分が出来る事を淡々とやるのだ。

コアラが自分の秘書である老カメレオンに優しい態度を見せるのを筆頭に、各自が見せるとにかく優しい態度と歌声に元気を貰う。

オーディションの場面で流れるヒット曲がこの映画の見せ場の一つである事を考えると、大人が見た方が楽しめるかも知れない。


シング-オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
Universal Music =music=