私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

師任堂(サイムダン)、色の日記 第9,10話

2017-03-02 21:34:48 | 師任堂(サイムダン)、色の日記 韓国ドラマ
貧しいながらも先生の支援もあり息子が学校に通えることになり喜ぶサイムダンだが、それはつまりあのミン・チヒョンの妻であるフィムダンと再会することでもある。

過去を隠し、ミン・チヒョンの妻として各種実権を握るフィムダン。
彼女を中心にした上流階級の妻たちは、今で言ったらPTAのお母様たちだろうか。
ママ友づきあいとママ友間の格付けは今の時代にもきっちり通じるもの。

「学校の格が落ちます」なんて先生を下にした物言いも、今のモンスターペアレンツに通じるものがあるかも知れない。とにかく、ゆがんだライバル心と、自分を忘れてしまっているギョムへの屈折した愛情等も相まって、サイムダンを敵視するファイダン。。。

サイムダンも薄ら不安を感じているようだが、夫を頼りに出来ない彼女にとっては、それよりも日々の生活の方が大変なのだ。
楮で紙を作り、生計を立てようとしてもそれをこっそり邪魔しようとするファイムダン。
とにかくなんとしてもサイムダンを陥れたいのだが、彼女が色々やったとしてもギョムはファイムダンの存在に何の関心も持っていないのだ。
しかしむなしければむなしいほど、ファイムダンのライバル心は燃え上がっている様子。

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サイムダンが賢母故、いろいろ突っ込みどころがないのが寂しい。
今後はファイムダンのゆがんだライバル心がどこに行くのか見届けたい・・・



ラ・ラ・ランド...私の中国語の先生の場合

2017-03-02 21:17:13 | 映画鑑賞
「主演の二人は歌も踊りも上手ね~ただ、随分ストーリーはシンプルだったわね」
中国語の先生はこんな感想を私に語ってくれた。
ちなみにご主人(同じように中国語の先生をされている)も同じような感想だったとのこと。

確かにシンプルなストーリーではあるが、私は各所に溢れるハリウッド愛に感銘を受けた。
ちょっと不良っぽい役柄のオーディションを受けたいからと「理由なき反抗」を映画館に見に行く・・・・
例えデートの口実にであったとしても、それがストーリーとして成立するということは、皆がまだジェームス・ディーンの事を認識し、さらに映画の内容がそういうものだと知っているということ。
日本人からしたら、うらやましいストーリー展開でもある。

これを日本に置き換えてみたらどうだろう。「不良の役をやりたいから石原裕次郎の映画を見る」「海の似合う若者の役をしとめたいから若大将シリーズを見たい」・・・・
いや、一周回って知らない話にもならないかもしれない。

60歳代に入られたばかりらしい先生ご夫婦は、日本に来てからビートルズの存在を知ったのだという。
「ハリウッド映画は、いろいろ知らない世界が見られるから楽しい」という先生だが、チャップリンやマリリン・モンローの事はどれ位ご存じなんだろうか?

先生の感想を聞きながら、この映画は、ストーリー以外にそういうバックグラウンドも楽しむ映画なのかも知れないと、改めて考えさせられる・・・

もう少し中国語が上手になったら、そんな話も出来るようになるかもしれない。

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中国語のレッスンでは、教科書以外のフリートークの際に映画の話をすることが多い。

初級レベルの話しか出来ないので、内容は薄っぺらいのだが、撮影する、監督、演技が上手だの日常会話にはあまり必要のない語彙が着々と増えている。



Ost: La La Land
クリエーター情報なし
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