ブレスレットを狙うチョ会長が乗り込んだトラックに追突され、怪我を負うカン検事を救ったのは、ブルーのトラックに乗った男。カン検事の手首にゴム印を押すとさっと現場を立ち去る男だが、どうやらゴム印には傷を癒す力がある様子。その後チョ会長の通報により警察が事故現場にやってくるも、今度は神父に助けられるカン検事。
プロファイラーのシンは、神父がカン検事を助けたことにも驚くが、もっと驚いたのは、神父が連続殺人犯だったことだ。
父親に認められずにゆがんだ性格に育ったチョ会長は、父が家族を省みずにドリームワールドで子供達を可愛がる姿にイラつき、ただそのイラつきを押さえるために建物内に子どもがいるにも関わらず火をつける。それを見つけたカン検事の父親に全ての罪を擦り付ける。
それを知った神父は、チョ会長が犯人だということを隠蔽した人物をターゲットに制裁を加えていたのだ。
プロファイラーのシンが驚く事実はそれだけではない。自分のパートナーである刑事が16年前も同じ姿だった事、そして今、彼と神父が同一人物になって制裁を加えていた事・・・・
16年前の火事で亡くなった子供達の遺留品は、超能力を使える力を秘めたアイテムとなり、そのアイテム全てが揃えば、望みがかなう部屋に入れる力を持っているのだ。
そのために全てのアイテムをそろえようとするチョ会長と、現実の世界と死後の世界の狭間にいる姪のダインを助けるためにアイテムを集めようとするカン検事・・・・
超能力プラス死後の世界という「世にも不思議な物語」はカン検事が逃亡犯になったことで佳境に入ったようだ。