番組中に急に記憶を失ってしまうボミ。短い期間ではあっても番組中ということもあり、放送局から追い出されることになってしまうのだが、ヒョンソクの行っているネットニュースがちゃんと受け皿になっている。
(しかもすっかり英雄になっているのだ。ただクビになったわけでもない・・・)
しかし、身体が入れ替わるタイミングもどんどん時間があくようになり、その上記憶があいまいになる機会もどんどん増えている様子。
確実に薬の副作用が効いているようだ。
自分の財産を夫の秘書に横取りされてしまったことを許せないポムは、ボミの母の力を借りて、絵画詐欺を決行。詐欺にかけてはプロのボミの母が仲間であれば彼女を騙すくらいは朝飯前だ。
国会議員が踏みつけたキャンバスに残った赤い絵の具を、高額な絵だと思い込み持っているお金を全部つぎ込む彼女・・・・
騙されたと知り大騒ぎする彼女のために、ヒョンソクの事務所を訪れる国会議員は、そこでボミとポムの身体が入れ替わる場面を目撃してしまうのだ。
この国会議員・・・検事だったとは思えない位軽めの人物。今回の出来事も、なんとかして自分に有利に仕えないかと考えるだけだ。
そんな事になっているとは思わないボミは、ヒョンソクの活躍も自分の手柄、自分の手柄は当然人には渡さないという人生のモットーを堂々と実行しているのだが、そんな中でも記憶を失う場面はどんどん増えていく。
(母との思い出の詰まったカチューシャもただのゴミと勘違いする位だ。)
もう二度と身体が入れ替わらない薬を待ち続けるものの、「記憶がなくなる可能性がある」という副作用について話を聞くチャンスを逃す2人。
ボミだけでなく、ポムも夫が家を出て行ったことを忘れてしまうのだ。
そしてとうとう2人が恐れていたことが起こる。
ボミはニュースの放送中に、ポムは復帰記者会見の場で、身体が入れ替わってしまうのだ・・・