大きい頭で黒目が大きい瞳。短くてか細い手足でちょこちょこと動くミニオンズ。
見ているだけで、赤ちゃんのように「守ってあげたい。かわいらしい」と思うポイントが沢山なのだ。さらにそんな彼らが、鳥が卵から世界に飛び出して、最初に見たものを親と認識して追いかけていくように、怪盗グルーを一途に慕うのだ。
応援せずにはいられない。更に最後には前日譚らしく「ああ それで・・・」という共感も感じられるようになっているのだ。見ているだけで幸せな気持ちになる。
この映画はそんな風にシンプルに楽しむ映画だろう。
私にとっては1970年代の香りのする音楽も欠かせない。
ダイアナ・ロスのパワフルさにも驚くが、今回はカーペンターズのカレンの歌声が心にしみる。
Goodbye To Love (愛にさよならを) / CARPENTERS