以前のトラブルが尾を引き、市役所での勤務になじめないホンジョは、担当する業務の為、古い祠の取り壊しを担当する事に・・・
公園内にありながらも祠は個人所有。祠の持ち主である一見するとスペックの高いイケメン弁護士のシニュは「祠を管理していた巫女さんの許可が取れたら取り壊してもいい」と何やら彼女に条件を提示するのだ。条件の出し方からして非常に面倒くさい感じなのだが、なんと彼女はその巫女に気に入られ、家族もなく職場でもなじめない事を慰められ、更にはその祠の下に埋められていた箱までも譲り受ける事になるのだ。
巫女から、彼女と自分に因縁があることを告げられたシニュ。常に悪霊に取りつかれている自分の状況を打破するために、木箱の中に入っている物を知りたがり、更にその木箱に「呪術書」が入っていると知ると、呪われている状況から脱するために、弁護士らしからなぬ必死さを見せて、呪術書の中の一つを彼女から譲り受けようとするのだ・・・・
自分が木箱の持ち主だとも知らず、怪しい数々の呪術には興味がない様子だったホンジョだが、市役所の憧れの補佐官クォンと親しくなりたいと一心から、恋する水を作って、自分の恋愛成就を願うのだ。
恋愛成就の水を今時のボトルに入れて持ち歩くのでは雰囲気は出ないような気がするが、さりげなく水を会議室の席に設置し、自然に飲んでもらえるように演出するも、本当に飲んでもらえたかどうかは分からないのだ。こういう脇の甘さが次のトラブルに繋がっていくのだ。
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呪いと前世は密接な関係があるようで、どんなドラマでも前世で必ず遂げられなかった思いや恨みは、必ず現世に引き継がれる事になっているらしい。