もんたよしのりさんがNHK「うたコン」リハで見せた〝プロ魂〟と〝音楽への情熱〟
谷村新司の“エロキャラ”と“真摯な音楽家”という相反するイメージを統一させた「あの曲」
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私にとっては1970年代、1980年代の曲はどれも懐かしい。毎日のようにラジオから流れるヒット曲を聞き、毎週木曜日の夜9時には、翌日に学校で話題に乗り遅れないよう「今週のスポットライト」をチェックするために、欠かさずザ・ベストテンを見ていた。そのせいだろうか。ヒット曲だったら、メロディだけでなく、歌詞もキチンと覚えて口ずさむ事が出来た。
勿論令和5年のヒット曲もそれなりになんとなくは分かるけれど、それは音楽として、リズムとして知っているという感じだろうか。年のせいだろうか。。。今は歌詞がなかなか耳に入ってこない。
ダンシング・オールナイト、今はもうだれも、冬の稲妻、チャンピオン、昴・・・は私にとっては歌詞とメロディが一体となった歌だった。今でも歌詞が口をついて出てくる。
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谷村新司のセイ!ヤングは、同級生が録音したテープを借り、時々聴いたりしていた。本人は笑う事なく低い声で「皆さん笑っていますか?」と確認しながら投稿されたハガキを読んだりしていたと思う。今だったらピーという音でかき消されるような内容も沢山あった。