グォンジュがサーカスマンことトンバン・ミンに襲われているところに駆け付けるデレク。
トン・バンミンの人格が入れ替わるところを実際見たグォンジュの驚きも凄いが、妹を殺されたデレクの怒りの方がその何倍も凄いのだ。刑事というより兄としてサーカスマンに怒りをぶつけるデレクの「なぜ妹を殺した?」という問いに「お前が生意気だという事を私に教えたじゃないか」と答えるサーカスマン。(過去のビモドで何かあったのだろうか・・・)
気を失ったトンバン・ミンは病院で目覚めた後は何も覚えておらず、あの島での団体生活を指揮する祖父の働きかけから拘束を解かれるのだが・・・・
目覚めた彼は、自分に潜む3人の多重人格を覚えていない様子なのだが、彼がグォンジュのような聴力を備えていたのは、高性能の補聴器(?)のようなものを装着していた事が分かる・・・(しかし、彼が何故グォンジュに執着しているのか不明なままだ・・・)
24年前、誘拐されたトンバン・ミン・・・その時の出来事をきっかけに多重人格になったらしい彼。当時、その彼を一番最初に発見したのが、今彼の世話をしている男性だったのだ。そして、その誘拐事件を担当したのは、デレクの母の事件を担当した同じ人物だったのだ。ビモドの暗い記憶が現在のこの事件に繋がっているのが次々と判ってくる。
自分でも多重人格が次々と出てくるのをコントロール出来ない様子のサーカスマン。幼い頃から自分を世話してくれていた男性が、自分の正体を知ったと思ったサーカスマンは、その男性に手をかけようとまでするのだ・・・・
どうやら三人の人格は同格ではなく、基本となる人格が他の人格をコントロールしたり、制圧したりしている様子。(どうやらこれらすべてが24年前の出来事に繋がっているらしい・・・)
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そして黒いレインコートを着て自首してきたのは、サーカスマンことトンバン・ミンの世話をしていた男性・・・・一体24年前に何があったのか・・・・
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トンバン・ミンを見てデレクが「殺してやる」と言った事が気にかかって仕方ないグォンジュは、島の孤児院に残っていたデレク達家族の写真を彼に手渡し、思いとどまるように静かに諭すのだ。これ以上同僚を亡くしたくないという気持ちは、今までの彼女の経験を考えれば当然か・・・・
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10話の内容を取り上げた記事
血に染まる戦争 始まる・・・