BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

負けヒロインが多すぎる! 第2話『約束された敗北を君に』 感想: 温水、フラグばかり立ってる気がするが、これが微妙に脱臼していくのが凄いなw

2024-07-21 21:54:37 | マケイン
いやー、これ、いいよ。

単純に笑える。

ていうか、OPを見て、あ、これ、安心してギャグ枠で見ればいいんだと確認できたので、それも含めて、安心枠w

ストレスフリーで笑えるのがいいな。

なんていうか、ある意味、男女平等な、ダメなヤツの話ってことだよね。

温水も、杏菜も、檸檬もw

多分、次回、そこに小鞠知花も加わるのだろうけどw

あと微妙に周りを固める、古都先輩とか、甘夏先生とか、もなんだかんだ言ってやらかすタイプだしw

あ、そうそう盗聴器仕掛ける養護教諭とかマジでヤバイしw

要するに、ラブコメを装ったドタバタコメディってことだよねw

多分、キャラデザとキャラのギャップも狙ってるのだろうし。

やっぱり、そういう作品の外側にある、ジャンルの既成概念を前提にしながら、いろいろ脱臼させてセオリーを外してくるところが、前回指摘したように、ハルヒと似てるんだろうなぁ、と改めて確信。

ていうか、温水のポジション、まんまキョンだよ。

部室も文芸部だしw

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負けヒロインが多すぎる! 第1話『プロ幼馴染八奈見杏菜の負けっぷり』 感想:  なんか杏菜と温水が、ダウナー系に振ったハルヒとキョンにしか見えない件w 

2024-07-14 19:07:45 | マケイン
これもまた夏っぽい作品だけど、意外とマッシュアップが多くてセオリー崩しをしてくるところも面白いw

いやー、これ、いいよ。

雰囲気がいい。

主人公もヒロイン?も嫌味がない。

ラブコメでもないし、ギャグでもない

だからといって文芸臭があるわけでもない。

一応、太宰とか三島とか作中で言及されているけどね。

なんかキャラデザとか、風景の描き方とか、ED?に実写を混ぜてくるところとか、ちょっとエヴァっぽくもあり。

ていうか、文芸部副部長の、月之木古都とか、真希波・マリ・イラストリアスにしか見えないんですけどw

そう思って見直すと、杏菜と温水って、ダウナー系に振ったハルヒとキョンに見えてくるw

自己中の女子とそれに付き合う無気力な男子、という取り合わせなんだけど、アッパー系のハルヒにつきあわされてなんだかんだいって面倒見の良いキョンに比べれば、同じくダウナー系に振れてる杏菜に振り回されているはずの温水が意外とマイペースを失わないところがユニークw

これが平成と令和の違いなのかw

でもそう考えると、檸檬は朝比奈さん、知花は長門、の裏バージョンって感じで。

なんだ、これ、『涼宮ハルヒの憂鬱』の裏版、ダウナー版じゃんwって思った。

もちろん、ハルヒのようなSF設定はないけど、多分、代わりに使われるのが、温水の好きなラノベの枠組なんだろうな。

それによって定番が示されながら、微妙にそのお約束が崩されていくw


ということで、これは続きが楽しみかなw

作画もいいし、キャラの表情も豊かだし、とにかく夏っぽさを意識しているのがいい。

なんか、小市民シリーズとかATRIとか、どれも夏っぽいのがシンクロしているのがちょっと不思議。

でもあれか、むしろ、新海誠のノスタルジックな学生風景が制作者の間でデフォルトになってしまったってことなのかもね。

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