BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

杖と剣のウィストリア 第8話 『Shall we date ?』 感想:遂にウィルが、最優等生リアーナたちとダンジョンに潜る時!

2024-09-01 18:29:33 | ウィストリア
前回までの魔導大会で大活躍したウィルに対して、誰もが一目置くようになってきてからの・・・

まさかのコレットのデート・・・

と思わせておいての、ロスティの乱入・・・

というややこしい状況をものともせずにウィルを拉致ったリアーナw

それはダンジョン実習へのウィルの誘いだった。

で、これでようやく

ウィル
リアーナ
イグノール
シオン
ユリウス

の鉄壁の、杖と剣のパーティの完成!

物語的には今までは全部序盤に過ぎず、このダンジョン実習からこそが本番。

しかも、このパーティで。

正確には、コレットを含めた6人が物語の華になっていく。

そういえば、ロスティ、あれこれコレットをイジってたけどw

これ、確か、原作でも明らかにされていないはずだけど、

もう、ロスティの中の人が、エルフィであることは確定だよね?

どういうことかはわからないけど、多分、ロスティは、エルフィの作った分身体なり人型の人形で、そこに魔術で魂だけ移しているんだろうな。

そうであれば、塔の上のエルフィが、ほぼずっと眠り続けているのもわかる。

あれは寝てるんじゃなくて、きっと魂をロスティに飛ばして、ロスティを介して、ウィルとずっといっしょの時間を過ごしている・・・つもりでいたんだろうね。

とんだストーカーだけどw

ていうか、ロスティの形でウィルと一緒にお風呂も入ってるとか、エルフィ、ヤバすぎw

でも、後日、塔の所属を決めるところで、横から突然ウィルを奪い去ろうとした雷の派閥のトップであるゼオにマジギレしたのを見ると、ウィルに対するエルフィの執着はもうヤンデレクラスなので、ロスティとしてウィルにつきまとってもおかしくはないよなーとw

まぁ、それはさておき。

次回からのダンジョン実習は、『ダンまち』読者なら、あー、そうだよね、と思うところばかりになるので、だいぶ楽しめるのではないか。

で、最後は、フィンの登場で、1クールを締める!と。

そういう意味では、お願いだからこれ以上、作画がへたらないでほしい。

今回も結構危ないところが散見されたので。

もはや明らかに、人体のプロポーションがおかしいところも出てきてるので。。。

ダンジョン編くらいは頑張ってくれー。

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杖と剣のウィストリア 第7話 『十二の氷秘宝』 感想:エルフィの幼女時代の黒歴史魔法でイキったユリウスの末路w

2024-08-25 18:06:10 | ウィストリア
前回はシオンだったけど、今回はユリウスがウィルにお約束どおり撃破される回w

いや、まぁ、それだけなんだけどw

2歳児が生み出した魔法でイキったのはさすがにハズいよね、ユリウスw

そんな魔法を子供の頃に生み出すエルフィの方に問題があるわけだが。

しかし、それにしてもよく動いたね。

そこは頑張ってると思う。

まだ序盤の主要キャラ紹介の段階でしかないから仕方ないけど、アクションに力を入れればいれるほど、物語の進行が遅くなって、もどかしい感じばかりしてくる。

原作の漫画敵感覚で行くと、前回のシオンから今回のユリウスのところまでは、魔弾なく一連のシークエンスでお話としては完結してほしいところなんだけど。

なかなか難しいねl。

何だったら途中で、もう少しギャラリーの主要キャラのコメントや表情を足して物語的な深み(っぽいもの)を引き出しても良かった気はする。

あと、どうでもいいけど、ウィルのアホ毛が不自然にでかいのと、ユリウスの歯が、これまた不自然なくらいギザ歯だったのが、気になったw

アクションにリアリズムを与えている時に、ああいう無駄なディテールに目が行ってしまうのはもったいない。

とまれ、ようやく次回から、迷宮か。

これで、ウィルが勇者属性であることを誰もが認めざるを得なくなるわけだけど。

このペースだと、ホントに、迷宮の奥でフィンと出会ったところでこのクールは終わりだね。

多分、2期があるとは思うけどw

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杖と剣のウィストリア 第6話 『矜持と熱情の間』 感想:いや「熱情」ってシオンのウィルへのラブ!なのかよw シオンの愛が重すぎるw

2024-08-18 18:29:50 | ウィストリア
前回の引きで、まさかのシオンによる足止めを食らったウィルだったのだが。

うーん、さすがにシオンのウィルへの熱情描写、長すぎ。

一話まるまる使うものじゃないでしょ。

今回で一応、ウィルとユリウスの戦いの火蓋は切られると思っていたのだけど、そうではなかった。

アクションの作画はまぁよかったけど、途中、ロスティの手とか、結構ヤバい作画もあって、もう少しはちゃんと進行管理してください、と思った。

さすがに、あのロスティのグローブみたいな手は、後で直すよね?

で、とにかく、シオンがウィルのことが大好きでたまらない、ってこと(だけ)がひたすら描かれた回。

シオンの魔法制御の妙に感心したスカウトの人たちも、まさかその精度が、ウィルに振り向いてもらいたい一心からのものとは思うまいw

しかし、それにしても、コレットはコレットで、ウィルへの愛が深いよなぁ。

そういえば、実はまだ、コレットがどうしてこんなにウィルに対して献身的なのか描かれていないと思うのだけど、そろそろ何からのエピソードが語られるのかな?

コレットって、常にウィルのサポートに回っていて、実はものすごく重要な縁の下の力持ちだと思うので、もう少し焦点が当たってもいいかな、と思ったり。

でもまぁ、シオンをはじめ、どんどんライバルが増えていくので、コレットの居場所が狭まっていくのが不憫。

とまれ、次回、VSユリウス戦!

一応、次回で、魔導大祭は終わりかな?

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杖と剣のウィストリア 第5話 『号砲を上げよ』 感想: シオンがウィルに振り向いて振り向いてほしくてどうしようもない件w

2024-08-12 17:51:45 | ウィストリア
うーむ、ウィル大好きで何でもしてあげちゃうコレットの前で、シオンとユリウスがウィルを取り合う構図w

みんな、ウィルのこと、大好きだなw

こういうあたりは、みんなもうベルくんのことが大好きだな!ってなる『ダンまち』と全く同じ流れw

しかし、すでにウィルに一度心を折られているシオンはいいとして、この頃のユリウスがむだに強者感を出していて笑えるw

後に、ウィルのそば付きのように、一緒に塔の選抜にパスしようとあれこれウィルの世話を焼いている姿の嘘のようだw

要するに、今のシオンのように早晩、ユリウスもなるということだけどw


それにしても、今回、無駄に作画に力、いれてたねー。

特に、ウィルの突破力を加速して描くために。

あの様子を見て、いくら魔法が使えないからと言って、無能と呼ぶ奴らは、逆に勇気あるような気さえするw

あと、実際に動かしてみると、コレットの土魔法との連携がすごくて、これはなんていうか、どれだけコレットがウィルのことを想っているか、わかってしまえるくらいw

サポートの具合で愛の深さがわかるのっていいよねー。

ということで、次回もシオンとユリウスによるウィル争奪戦wが繰り広げられる、ってことだな。

しかしこのペースだと、一応、1クールの最終話で、ダンジョンの奥でフィンと出会うところで終わり、って感じなんだろうな。

で、評判が良ければそのまま2期へ、かな。

まぁ、多分、2期も用意されているとは思うけど。

講談社が力を入れているみたいだし。

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杖と剣のウィストリア 第44話 『傀儡士』 感想: シェイドがいかにも原作者(=ダンまち作者)好みのどうしようもなくクズで邪悪な悪役だった件w

2024-08-08 11:52:11 | ウィストリア
前回、ユリウス殺害の真犯人を突き止めようと動いたウィルとリアーナ。

最後に、まさかエマが犯人か?と思ったけれど、その背後に彼女を操るいかにも厨二な装束の(これ変態といってもいいよね)シェイドなる人物がいた。

エマのパペット化、すなわち、自由意志まで奪って、
キタキタ邪悪!、好きだよね、ダンまちの作者、邪悪がw

で、今回、シェイドvsウィル+リアーナ のバトルが始まる!・・・という流れ。

しかし、敵の属性が『ダンまち』で何度も登場する典型的な「悪」なのはちょっとw

ビビる前にちょっとにが笑いしてしまったw

敵の名は、『破滅の書(ゴーティア)』の残党シェイド

邪悪! 狡猾! 傲慢! ・・・と、原作者が大好きなヒール役の属性てんこ盛りw

その上、闇属性魔法の使い手で、影使いw

厨二設定モリモリ。

で、その厨二なヴィランとウィルとアリーナはバトルわけだが、まさかここで、雷の眷属の、体力バカっぷりが発揮されるとはおもわなかったw

雷のスピードで、影からの攻撃をすんでのところでかわしていく。

あのバカみたいな走り込みもちゃんと意味があったんだ!って、今頃、リアーナは実感してるんだろうなぁ。

で、今回わかったのは、ウィルとリアーナの相性の良さ。

ともに前衛のスピード重視。

で二人の合体技ともいえる雷の装剣は、まさにスピードの権化。

それで決着がつくか!と思ったら。

あーあ、仲間を呼んでしまった。

パペット化が特技の相手にモブを増やすのは悪手の定番。

案の定、モブな仲間たちも十把一絡げでパペット化されてしまった

やっぱり周りに仲間を呼んだのは、傀儡を手段にしている相手には悪手すぎ。

彼らも操られるのは目に見えていたけど、想定外だったのは、彼らの傀儡化が、ずっと以前からなされていたこと。

うーん、これは結構、塔との確執は深く、闇も深いね。

ということで、エマをかばってシェイドの直撃を食らったウィルだったけど、次回、どんな起死回生の策を講じるのか?

多分、重要なのは、傀儡化の魔法が基本的に「相手の意志を奪う」というところにあって、これは彼の名前からもわかるようにウィル=意志的には絶対的に許せない。

それだけでなく「自由意志の剥奪」が原作者が最も嫌う状況だから、多分、次回、そのことをウィルが大音声で激怒しながら、とりあえずはシェイドを退ける、ってことなのだろうな。

その際、ユリウスが助太刀したら胸熱だけどね。

いや絶対、ユリウス、死んでないよね? 信じてるぞ、ユリウス!

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杖と剣のウィストリア 第4話 『大祭前夜』 感想: この頃のユリウスってマジでいけ好かないやつだなw

2024-08-05 12:27:26 | ウィストリア
いや、ホント、登場した時のユリウスってホントに嫌な奴。

原作43話ではユリウス、めちゃくちゃ大変なことになってるのにw


まぁ、これだけイキってたらどこかの時点で手のひらを返すに決まってるんだがw

でないとただの当て馬のモブで終わってしまう。

それも含めて、キャラとしてはシオンと結構被ってる気がするんだけどね。

にしても、嫌な奴だな、ユリウス。


しかし、1週空けての第4話だったけど、いきなり作画はへたれ始めるし、大丈夫か?

一応、次回の大祭本番に向けて作画リソースを節約したいと思いたいけど、この手の第1話の作画でおおーと思わせた作品は、いわば作画の良さで引っ張るタイプの作風になるから、作画がへたった時点で下降スパイラルに入りがちなので、気をつけてほしいなぁ。

春の『第七王子』のように最後まで作画クオリティを保ってくれることを願うばかり。

そういえば、同様に作画維持できた『治癒魔法使い』の方も2期が決定したようだから、この手の作品は本気で作画が命なので。

ただ、正直なところ、それ以外として、ユリウスのCVがどうもね、一番苦手な人になってしまったので、結構残念。

あと、ストーリー的にも、いかにも『ダンまち』の作者が多用する、友人である他種族のプライドを傷つけられたことでマジで怒る主人公、というパタンだったのもね。

あのドワーフをかばったウィルは、異端児のウィーネをかばったベルくんそっくりだったからw

ということで、今回は、全体的にちょっと微妙だったかなぁ。

ぜひとも次回、盛り返してほしいところ。

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杖と剣のウィストリア 第3話 『Order & Watcher』 感想: 相変わらずウィルの戦闘シーンは迫力あるな!

2024-07-22 08:08:02 | ウィストリア
エルフィの他に3人のマギア・ヴェンデも登場してキャラがだいぶ揃ってきたw

アイリスがウォッチャーってことは、要するに一種のスカウトってことなのだろうけど、この時点で、ウィルのポテンシャルに気づいて、マギア・ヴェンデに、ウィルの塔への採用を進言するのだから、実はものすごく人を見る目がある。

アイリスって、結構な実力者だよね。

で、そのアイリスの進言に対して、この時点で面白いといっているのが、ゼオだけだったというのが、後の、エルフィとゼオのあいだでの、ウィル争奪戦につながるのだから、作者は、結構物語の流れを遠くまで作りながら序盤の話をつくっているんだな、ってちょっと関心w

あとは、今回、ウィルのルームメイトのロスティも登場したわけだけど、わざわざCV名を伏せている、ということは、やっぱりロスティは、エルフィが作った精巧な魔導人形ってことでいいのかな?

そのあたり、原作でも曖昧なままだったので、実はCVが誰になるのか、気になっていたのだけど、案の定、「????」だったのでw

でないと、あのロスティのウィルに対する執着心は説明できないと思うのだよね。

もっとも、ロスティが多くの有益な魔道具をウィルのために用意しているのも確かなので、そんなこと、氷魔術を得意とするエルフィにできるのかどうか、ちょっと不明なのだけど。

でも、そうなると、エルフィ以外で、ウィルに執着している人が送り込んだ存在にロスティはなるわけだけど・・・うーん。。。

もしかしたら、フィンの関係者なのかな、とも思うのだけどね。。。

魔女王とウィルの保護?について何らかの盟約をフィンはしているはずなので。

ということで、最新話(43話)まで読んだあとで序盤を見ると、改めて発見があったり疑問が生じたりして面白いw

とはいえ、今回の見どころは、再びウィルの戦闘シーンだったわけだけど。

にしても、ウィルの上半身、筋肉つきすぎでビビったw

メガネくんからは想像できない体つきで、そりゃ、剣の人になるはずだよねw

あ、あと、マギア・ヴェンデの面々のCVがあまりにも豪華で笑ったw

やっぱり、この作品、かなり力を入れてるよね。

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杖と剣のウィストリア 第2話 『不屈のごとく』 感想:ちょっと丁寧すぎてペースが遅いように思うのだけど大丈夫?

2024-07-15 21:13:53 | ウィストリア
まぁ、原作マンガの最新話(43話)まで読んじゃったからそう思うだけかもしれないのだけど、ちょっとペースがのんびりで大丈夫かという気がしてきた。

いや、だって、この作品が面白くなるのって、ウィルが一通り、同級生の成績優秀者上位5人くらいに彼の実力を認められてからなので、そこまで一気に駆け抜けないと、1クールの終わりが、よくある「俺たたエンド」になりそうなので。

もちろん、丁寧なのはいいのだけど、それとともにスピード感も重要だと思うので。

2クールやるんだったら安心できるんだけどね。

もっとも原作ですら、まだウィルの秘密に迫る描写は微々たるものなので、物語の核心が明かされるのはまだだいぶ先になりそうなのだけど。

結局、「杖と剣」を交わらせるということがどういう意味を持つのか?とか

塔とダンジョンの対は何を意味するのか?とか

空が偽物であることにはどんな秘密があるのか?とか

ウィルはどんな宿命を背負っているのか?とか

原作でもわからないことはたくさんある。

そもそも、ウィルにしてもエルフィにしても、ともに孤児院の出身だから、彼らの両親がどういうものだったのかも不明。

下手をすると、ふたりとも、何からの計画を見越しての、デザイン・チャイルドの可能性もあるわけで。

まぁ、そうした数々の謎が物語に面白さを与えているのは確かなのだけど、とはいえ最新話まで読んでしまうと、序盤のもたもた感が気になって仕方がない。

まだまだ紹介しなきゃいけないメインキャラが多々いるからねぇw

そういう意味では、2話にしてすでにもどかしい。。。

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杖と剣のウィストリア 第43話 『誰がために鳥は舞う』 感想: え、ユリウス、ほんとに死んじゃったの?

2024-07-09 13:11:11 | ウィストリア
43話までの感想は先に書いたけど、そちらは作品としての総評だったので、こちらでは43話に絞って書くと、

え? マジでユリウス、殺されちゃったの?

というのが第一声。

魔法の世界で、しかもここは高位の魔導士が集まる「塔」だから、てっきりユリウスは、回復魔法なり復活魔法なりで生還するとばかり思っていたのだけど。

少なくとも主人公のウィルたちの目線では、ユリウスは死亡。

で、その主犯は、同級生だったエマで、実は、そのエマは、シェイドによって傀儡にされていた・・・てことなのだが。

まだ、シェイドが何者で、彼の属する『破滅の書』の集団が何を目的にしているのかもよくわからないので、そのあたりは次回かなぁ。

ただ、原作者である『ダンまち』の作者は、あまり悪の描き方が上手くないので、ここでちゃんと悪を描けるのかどうか、ちょっと心配。

『ダンまち』の「闇派閥」がそうだけど、ただ悪い奴らで、それが描かれるとしばしば「ヒャッハー」な世紀末おつむ悪い系のキャラが目白押しになりがちw

すでにシェイドがそんな「俺様強者」の空気を醸し出しているのが・・・ねw

あと、塔に加わり、ウィルたちも魔法系統別の各派閥に振り分けられたわけだけど、その様子が、どうにも『ダンまち』におけるファミリアに酷似しているように思われるのがちょっとw

ウィルとリアーナが加わったゼオの雷派閥とか、その猛烈なシゴキ方から、どうにもフレイヤ・ファミリアのようにしか見えなくてw

この先のこうした派閥の描写がどうなるかも気になるところ。

でも、とにかく、ユリウス、復活してー!

ああいう、いいキャラが死ぬのは問題だよ、やっぱり。

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『杖と剣のウィストリア』、最新話(43話)まで読んだ・・・感想: いやー、マジでこれは『ダンまち』のエッセンスだけを抽出した純度の高い「剣と魔法のファンタジー」だねw

2024-07-09 12:34:41 | ウィストリア
アニメ第1話が、『ダンまち』好きとしては引っかかったので、原作に手を出したら、なんか、一気に読めてしまった。

基本的に、『ダンまち』的な、

最初は味噌っかす扱いされた主人公が、実際に行動を起こすことで、彼をバカにしていて人たちも感化して(=たぶらかして、あるいは、攻略してw)、自分の理解者=友達として仲間になり、その「仲間パワー」で迫りくる困難をことごとく解決し、その都度、周りからの信頼も獲得していく・・・

という流れなので、安心して読み進むことができたからなんだけどねw

で、主人公ウィルが、強くなりたいと恐ろしいまでの成長願望を抱いている理由が、先に魔導士として頂点に上り詰めた幼馴染の女の子であるエルフィの横に並び立ちたいから、というところは、まんま、ベルくんがアイズ・ヴァレンシュタインに追いつきたいとする「憧憬」を抱いていることと同じw

その上、どうやら、主人公のウィルは、ベルくん同様、出生に秘密があって、それゆえ、規格外の力を秘めている、という点では、ファンタジーの王道の貴種流離譚でもある。

さらにいえば、主人公のウィル(←「意志」という名前)が、味噌っかす扱いされたのは、その基準が「杖」、すなわち魔導士のものだったからであって、それとは異なる「剣」の基準に従えば、彼は並外れた力を持つ「戦士」である、というのは、いかにも、「なろう」的でわかりやすいw

ということで、読み始めると、サクサクと先に進んでしまう。

だから、なんだろうな、『ソードアート・オンライン』と『アクセル・ワールド』のような関係といえばよいかな。

もちろん、『ソードアート・オンライン』にあたるのが『ダンまち』で、『アクセル・ワールド』にあたるのが『杖と剣のウィストリア』ってことでw

実際、間をつなぐ存在?として「フィン」が『ウィストリア』でも重要キャラとして登場しているしw

『ダンまち』がダンジョンに潜る話なら、『ウィストリア』は塔を上る話だしw

まぁ、今後、ウィルたちが、フィンとともにダンジョンの「深層」に潜る展開もあるかもしれないけれど。

そういう意味では、「塔とダンジョン」を抱える世界における「剣と魔法のファンタジー」として同一の世界観の下にあるともいえる。

なので、『ダンまち』読者は、自動的に2つの物語の間のつながりを妄想しないではいられないw

もちろん、細かいところでは大きな違いがあるのだけど、その違いはむしろ、小説とマンガ、というメディアの違いからくるようにも思える。

だって、ウィルの使う「魔剣」って、どうみてもベルくん「アルゴ・ウェスタ」の発展形なのだけど、でも、実際に「剣」に「魔法」を装填するところって、とってもカッコよくて見栄えが良いので、これは、マンガでないと表現できないし、マンガだからこそ、読者を惹きつけるだけの魅力を生み出すことができるw

だって、火魔法や氷魔法、雷魔法を纏った剣って、どれも超カッコイイと思えるじゃんw

そういうところはワクワク・ドキドキさせるよねw


あ、そうそう、ウィルの争奪のために、エルフィの氷魔法とゼオの雷魔法の大技対決がなされたところとかは、単純に『BASTARD』を見ているようで笑ったw

あー、魔導士って頭のネジがいかれた人が多いよなー・・・ってw

ということで、これは面白いw

すでにマンガの方の続きが気になるレベルw

で、最新話の43話については、え、マジで?と思うような急展開が起きたので、それはそれで別途書いたので、そちらもどうぞ。

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